CV:杉田智和
「見たくないものまで見え聞きたくないものまで聞こえる。それが現実、それこそが悪夢だ」
概要
QuinRose制作の女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『ハートの国のアリス』『クローバーの国のアリス』『ジョーカーの国のアリス』の登場人物。
自らを『夢魔』『悪魔よりも恐ろしい存在』と自称する人物。
心を読む力を持ち、作中ではアリス=リデルのモノローグを読み取っては意味深な言葉を投げかける。
身体が極度の病弱体質で、シリアスな会話の最中に激しく咳込んで吐血しアリスを脱力させることもある。
病院に行くべきだとアリスからたびたび忠告を受けるが、「注射が嫌だ」という理由で頑なに拒否し続けている(ちなみに、そんな身体で更に煙草まで吸っている)。
眼帯を付けており、その下の目は一見普通だが、目蓋が常に閉じており開くことが無い。これには彼の『役割』が関係しているらしい。
他の役持ちの力を上回る超能力を披露することもあり、内面的な能力は未知数。
「ナイトメア」の読みになぞらえ、一部ファンには『内藤さん』という愛称で親しまれている。
『ハートの国のアリス』とそれ以降の続編では、作中での立ち位置に違いがある。
『ハトアリ』ではアリスが就寝した時のみ夢の中に現れる存在で、常に宙に浮きながら、それまでのストーリーにおけるアリスの体験の回想・解説役を務めている。
読心術により彼に隠しごとは一切出来ない為、アリスの考えたくない事柄に関しても話題を持ち込むことがある。逆にアリスがハートの国での行動の指針などを尋ねた際は曖昧な答えしか返さない。
設定の都合上、攻略することが出来ないキャラクターとなっている。
また、この時は『ナイトメア』とだけ呼ばれており、フルネームは明かされない。
『クローバー』以降は『クローバーの塔』に姿を現し攻略が出来るようになる。
子供っぽい我儘な一面を見せるようになり、部下であるグレイ=リングマークに仕事の大半を押しつけている。