プロフィール
概要
通称「クローム」。
ボンゴレファミリーの霧の守護者である六道骸の代理を務める守護者の紅一点。牢獄で身動きがとれない骸の仮の依り代的存在であり、骸は彼女に憑依することで表に出てくることができる。
好物は水飴、麦チョコ。嫌いな物は脂っこいものとパイナップル。
特徴は右目につけている髑髏をあしらった眼帯で、黒曜中の制服をへそ出し・ミニスカ仕様に改造して着用している。
骸を性転換したような外見だが血縁関係はなく、どうして彼女がこんな格好をするようになったのかは不明。(小説版では、城島犬がこの髪型にした事になっている)
アニメでは骸より髪色が紫色に近い。
なりたての術士で骸と同じ三又槍を用いて戦う。数字は「96」。
人物
基本的な性格は物静かで内気。だがいざというときには芯の強さを見せる。初登場時はほっぺにキスなど大胆な行動も見られたが、守護者代理としてボンゴレに加入してからは綱吉を始め他の守護者たちと一定の距離を置いていた。
後述する生い立ち故に他人からの優しさに慣れていないようで、未来編にて京子やハルといった同年代の少女たちと関わり始めた当初もどこかぎこちなかった。しかし京子たちの暖かさに触れるうちに徐々に明るくなり、少しずつ他の仲間たちとも打ち解けるようになる。
過去
本名は凪。名字は不明。
『クローム髑髏』という名前は『六道骸』のアナグラム。
娘に冷たい女優の母とワーカホリックの義父(母親の再婚相手)の元で育つ。冷えた家庭で育ったためか、非常に気弱かつ無口。喜怒哀楽などの感情にも乏しく、母親の発言からは友人と呼べる存在もいなかったらしい。
転機が訪れたのは、凪が交通事故に遭った時だった。
これまで家族や他人との関係が希薄だった凪は、ある日車に轢かれそうになっていた猫を助けようとして事故に遭い、右目と内臓を失う瀕死の重傷を負う。しかし、彼女に対して、母親は心配するどころか「あの子のために体にメスをいれろというの?」と臓器移植による治療も拒否。義父も仕事を優先させたため、病院を去っていった。
家族に見捨てられ死を待つ間、彼女が感じたのは悲しさでも怒りでもなく、「ほっとしてる。やっと終われる」という安心感だった。
「終わるものか、巡るばかりさ」
しかし、そんな凪の前にある少年が現れる。
骸との関係
死の直前、精神世界で出会ったのは六道骸という少年だった。
復讐者の牢獄で精神世界を渡り歩いていた骸は自身の声と姿を認知できた凪に驚き、彼女が強制的な憑依や洗脳の必要なく骸の精神の器になれる特異体質であることを悟る。
現在は骸が幻覚でクロームの内臓を補い、クロームが骸の実体化のために体を貸している状態。
凪は初めて自分を必要としてくれる人に出会えて精神的にも肉体的にも救われたことにより、以降骸を信奉。投獄中である骸の依代「クローム髑髏」として生きることを決意する。
失われた内臓は普段は骸の幻覚により補われているが、強い攻撃を受け戦闘不能になったり幻術の核である三叉槍を破壊されるなどした場合は幻覚が保てなくなり(リング争奪戦編や未来編では吐血したり腹が陥没している描写がある)、途端に生命の危機にさらされてしまう。
代理戦争編では、骸の肉体が解放された事から骸に黒曜から追い出される。
とはいえクローム本人にも心境の変化があり、骸が幻覚で創り出す内臓を拒絶した結果、余命3日と言われるまで衰弱してしまい、入院する事態にまで陥っていた。
しかし、自分の気持ちと骸との関係を見つめ直した結果、最後には自らの内臓を自らの幻覚で補い戦った。
余談
バトルものの味方陣営の戦う女キャラ故なのか結構な割合で触手と戦っている
初登場時の霧の守護者戦でマーモンに触手で首を絞められたり(この時のクロームは幻覚だったが)、大空戦では敵に人質にされ全身を締め付けられたり、未来編でもクラーケンと戦ったりしてる。
さらにアニオリでも海から襲いかかってきたアンモナイト型匣兵器に捕まったり、またもマーモン(修行のプログラム?)の触手に捕まったりしてる。
しかも他に男性陣がいたとしても真っ先に狙われているのである
このような事から製作陣(主にアニメスタッフ)にそういう趣向の者がいるのでは?と一部では言われている。
関連イラスト
13歳(現在)
凪
両目があるほうは、骸にスカウトされる(事故に遭う)以前の姿。
右目を隠しているほうは、精神世界で骸と会う時の姿。
23歳(未来編)
10年後の彼女の姿はあまり公式で取り上げられていないが、10年前に比べ髪が伸びている。
関連タグ
ボンゴレ 沢田綱吉(ツナ) 雲雀恭弥 獄寺隼人 山本武 笹川了平 ランボ
ボンゴレガールズ イーピン 笹川京子 三浦ハル ユニ(リボーン) ブルーベル ムクロウ D・スペード