「この世でハッピーに生きるコツは」
「無知で馬鹿のまま生きる事」
「みんな不埒だ…」
概要
チェンソーの心臓を持つデンジを捕えるため、国からの依頼で中国から来日したデビルハンター。
眼帯で片目を覆った銀髪美女で、4人の魔人を侍らせハーレムを構築している。
任務報酬は仲間の4人の魔人に人権と義務教育を与えること。
岸辺の元相棒であり、始まりのデビルハンター。
格闘能力は人類最強と目されている。
第二部では対魔特異七課に所属しているが、自分の意思で所属しているかは不明。
知人からデンジの命を奪わないようにしておりその事から岸部と再会したと思われる。
人物
能力のせいか体質か、数十年容姿が変わらない絶世の美女。
単行本8巻のおまけでは公安時代の姿が描かれ、若き日の岸辺から幾度も言い寄られていた事が明らかになった。
しかし本人含め侍らせている愛人も全員女性のレズビアンで、岸辺は相手にもされず振られている。
愛人4人のハーレムを形成しているが、一人一人に対して真摯に付き合っており、彼女らが人質にされた際には交渉に応じる姿勢を見せるなど甲斐甲斐しく献身し、任務の見返りに彼女達への義務教育と人権を得ることを望んでいた。
また戦闘場面でも女性には甘いのか、愛人を人質に取ったパワー(チェンソーマン)には暴力を行使せずに「お嬢さん」と呼びかけて交渉していた。しかし一方で男には容赦がなく、自分の邪魔をする男は悪魔、人間問わずに瞬殺している。
『頭のネジが飛んでいる者ほどデビルハンターの適性は高い』という岸辺の言葉を裏付けるように作中で一二を争うほど怖い人物にさえ果敢にセクハラを敢行している。
現実を知って不愉快になるくらいなら無知に徹したほうが幸福だという哲学を持っている。しかし知識の重要さは認識しているのか、ハーレム内の魔人4人の内2人(1人?)が頭脳労働担当。
クァンシの魔人
「お嬢さん方 望みを言ってみなさい」
4人の魔人を愛人としており、彼女らに人権と教育を与えるためにデンジ奪取の任務を引き受けるなど相当に愛情は深い。
「呵呵呵」
「尸体在说话」
詳細はリンク先参照。
詳細はリンク先参照。
「ハロウィン!」
詳細はリンク先参照。
- ツギハギ
体中に縫い跡がある魔人。本名、悪魔の名前、能力など全て不明。
作中では一切喋らず、常に気怠そうにしている。
※上述のピンツイとロンは第2回人気投票で名前が判明したが、クァンシの魔人達の中で彼女だけは第1回・第2回共に「ツギハギ」の名でエントリーしており本名が明かされていない。
戦闘能力
元バディの岸辺に「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったら一位」と評されるほど戦闘能力が高い。双剣を構え、音も無く駆け抜け、彼女が走った軌道上にいる相手の首や胴体を一瞬にして輪切りにする。切られた相手は自分が切られたことに気が付かないほど速い。
実際に武器人間 の3人を一瞬で切り裂いている。
そして武器人間としての恩恵で老いることがないため、少なくとも身体面でこの戦闘能力が衰えることはない。
弓矢の悪魔
クァンシの真の切り札にして、彼女が悪魔へと変身した姿。正式な名前は判明していないが、第2回人気投票にて「弓矢の力を持つ」と紹介されており、姿や能力からも弓矢の悪魔であると考えられる。
デンジと同様に悪魔に変身できる数少ない人間であり、眼帯に隠された右眼の眼窩から矢を引き抜く事で変身する。
両腕の弓などから人形を容易く貫通するほどの威力の矢を無数に放つ事ができ、正面から戦っては近づく事さえままならない程に高い攻撃力を有する。
余談
「みんな不埒だ」と仲間の素行に嘆息しながらも際どい部位にボディタッチを敢行したり、濃厚な愛欲の描写が見開きで掲載されるなど、不埒さでは他のキャラの追随を許さず首位をひた走っている。
「クァンシ」という名前はおそらく中国語であると思われるが、作者がどのような漢字を意図していたのかは不明。
ビズメディアによる公式英語版では、漢字不明だが、「Quanxi」(チュエンシ、チュアンシ)と訳されており、原語版である日本語版とやや異なる発音の名前になっている(※英語では、qiやQing dynastyなどの中国語由来のqはch音で発音する)。
一方、台湾の東立出版社による公式中国語版では、「光星」という名前になっているのだが、これは中国語でGuāngxīng(グァンシン、クァンシン)と読むので、やはり日本語版とはやや異なっている。
そのため、中国語圏の読者では、公式訳ではないものの「光熙」(Guāngxī、グァンシ、クァンシ)と日本語版に近い読みの漢字で呼ぶファンも多いようだ。