チェンソーマン一部終盤、刺客篇のネタバレ注意
「ノコギリ男 アイツをぶっ殺すまで手を貸せ」
「アイツ私の女達を殺しやがった......」
概要
サンタクロースの策略により、地獄に閉じ込められたクァンシ一行。そこに住まう闇の悪魔に襲撃され、首を切り落とされ無惨に死亡したクァンシと魔人達。なんとか現世へ帰還するも、契約により闇の悪魔の肉片を手に入れたサンタクロースは肉片を喰らい人とは思えない姿へ変貌していた。生き残っていた一行の一人、ツギハギがクァンシの首に触れる。右眼の眼窩から矢を引き抜くとトリガーが発動。クァンシはデンジやサムライソードと同じく悪魔の姿に変身した。
デンジと同様に悪魔に変身できる数少ない人間であり、眼帯に隠された右眼の眼窩から矢を引き抜く事で変身する。
容姿
全体的に刺々しく、左右の腕、頭が弓矢を模したものになっている。
チェンソーマンと似たギザギザの歯を持っている。
変身部位の色は灰色。
切り落とされた首から再生したので、作中では全裸での戦闘がほとんど。
戦闘能力
素の身体能力である閃光のようなスピードに加え、
- 両腕の弓などから人形を容易く貫通するほどの威力の矢を無数に放つ
正面から戦っては近づく事さえままならない程に高い攻撃力を有する。
作中の動向
蘇生された後はデンジと共に戦い、サンタクロースの討伐に貢献した。
止めてくれ、助けてくれ、という旨の言葉を発し、体だけ操られ、人の自我が戻ったように振る舞うサンタクロースの手駒たちへの攻撃を躊躇するデンジに、
「人形が人のマネをしているだけだ」
「そういう事で理解すれば殺せるだろ」
「バカになれ デンノコ」
と自分に都合のいい考えをするよう促し、デンジに戦う決心をさせた。
彼女の最も有名であろう台詞
「この世でハッピーに生きるコツは 無知で馬鹿のまま生きること」
と発言した彼女らしい発言である。
余談
- クロスボウというのは正式名称でなく、英語圏でのクァンシの変身形態を指す呼称を基に記事作成者が名付けたもの。記事の概要にも書いてあるとおり仮称なので注意。
- 原作では他の武器人間と違って変身しなくても圧倒的に強い故にあまり変身しなかったのか、変身後に付けられた呼称はない。(辛うじて公式人気投票で弓矢の力を持つ。という記載があった)
- 武器人間の主な呼び名はチェンソー、サムライソード、ボム、と各能力の英語ををカタカナにしたもので統一されており、どうやらクァンシの変身形態は英語圏でcrossbowと呼ばれているそうなので、記事名もそれにした。
- 弓矢の悪魔、ではなく弓矢の力を持つ、というはっきりとしない記載とトリガーの矢の形状、クァンシが属している中国という要素から、彼女と一体化した悪魔は弓矢の悪魔ではなく、弩(所謂クロスボウ)の悪魔ではないかと言われている。