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デビルハンターとして雇われてるからにゃ…悪魔は…ぶっ殺さねぇとなぁ!


み〜〜んな俺んヤル事見下しやがってよぉ……


復讐だの 家族守りたいだの 猫救うだの あーだのこーだの


みんな偉い夢持ってていいなア!!じゃあ夢バトルしようぜ!夢バトル!!


俺がテメーをぶっ殺したらよぉ〜…てめぇの夢ェ!胸を揉む事以下な〜!?


CV:戸谷菊之介(幼少期:井上麻里奈)/演:土屋直武


概要編集

チェンソーマン』の主人公。

借金返済のため、非正規のデビルハンターとして働いていた少年。年齢は16歳。

無題

幼い頃に亡くなった父親が遺した借金を「金を返すか命で支払うか」とヤクザに迫られていたところ、怪我をしていたチェンソー悪魔ポチタと出会い、助けるために血を与える。同時にポチタもデンジを助けるという契約をし、借金返済のためにデビルハンターの道を選ぶ。


そしてある時を境にポチタの心臓を体内に宿しチェンソーの悪魔へと変身する能力を手に入れ、直後に公安所属のデビルハンターであるマキマに拾われる。


外見編集

デンジくん87

くすんだ金髪にギザ歯が特徴。目の色はオレンジ色。基本的に目付きが悪い。かなり表情豊かで、女性の前ではだらしない顔を見せることもしばしば。

その容姿と言動からか、「チンピラ」呼ばわりされる事が多い。ただし、たまに見た目を褒められる事があるので、顔立ちは整っているらしい。


右目を売り隻眼であったため、第1話では眼帯を付けていたが、ポチタと一体化した後は復元に伴い外している。


原作では年齢らしい筋肉量だが、アニメではやや筋肉質。第2部では十分な食生活をしていたためか、更に筋肉がついてガタイが良くなっている。


人物(第一部)編集

過酷な幼少期を過ごした苦労人だが、素直で明るい性格と単純思考の持ち主。

デビルハンターとして生計を立てておりそれ以外の生き方を知らなかったためか、当初は協調性や一般常識に欠けるところがあった。アキから「義務教育受けてないのか?」と問われた際に「受けてねえよ」と即答していたあたり、小学校すら満足に通えていなかった可能性も高い。


同様の理由で非常に自己評価が低く、常々普通になりたいと願いつつも、「自分の様なカス」にはまだまだ普通は遠いとも思っていた。「昼飯何にするか」以外なんも考えずに、誰かの言いなりになって生きてきた自分は、死ぬまで誰かに犬の様にこき使われてゴミみたいに死ぬのだと、一部終盤にとある事に気付くまでは思い続けていた。


ちなみに彼の言う「普通」とは、所謂「普通の家で三食、普通の飯を食って、働いて、出来たら恋人と付き合って、隙間時間は自分のやりたい様にやって、柔らかい布団で寝る」"普通の生活"のこと。で空腹で眠れなくなるのは当たり前、一日中悪魔狩りで働き詰め、廃材が枕で地面がベッドだったデンジにとっては切実な願いである。

一話で吐血し、「母ちゃんは心臓の病で死んだ」とポチタに語っていたあたり、元々遺伝性の心臓病を患っており、早死にする運命だった事も示唆されている。


それ故にか、自分のには極めて忠実で、小銭のためにプライドや直前までの意見を捨てる事も躊躇せず、目の前で民間人を死なせても一切気に介さない(殺したのは悪魔で俺は関係ねぇ)等、主人公としてはかなり邪道で型破りな人物。

また、ある程度親睦を深めた先輩が目の前で殉職しても「涙一つでない」と独白し、復讐等もピンと来ないなど、人情の薄さは割と筋金入り(もっともその先輩はデンジに対して涙一つ出ないと言われてもおかしくない行動をしていたが)。


こうした面は岸辺の言うところの「デビルハンターに向いてる」らしく、時には仲間や敵対者(と読者)が予想できない頭のネジがぶっ飛んだ発想で絶望的な状況を打開することもあった。

無学かつ短慮ではあるが馬鹿ではなく、普段は不死身に任せた自爆戦法紛いの猪突猛進を繰り返すが、それでは勝てないと判断した相手や一度負けた相手にはキチンと作戦を立て、話術で狙いを絞らせて意識外から必殺の一撃を放ったり、相手の習性を利用して囮を狙わせた直後背後からトドメを刺すなどといった戦法も取れる。


だがやはり「考える」こと自体は苦手なようで、特に複雑だったり確かな答えが無いことは考えることを放棄しがち。己の薄情さについても、一応「普通は復讐に燃えるもの」という認識はあるため、「自分の性格が悪魔に近づいてるんじゃないか」と一瞬悩むが、即座に「シリアスな事ぁ考えなくていっか」と開き直っていた。


説明を聞くとまるでクズと思えるような部分があるが、恩人の教えを覚えていたり、面倒を見てもらっているアキの言いつけをしっかり守ったりと、なんだかんだ憎めないキャラでもある。


異性に関しては、滅茶苦茶弱く単純で、あからさまな嘘を簡単に信じるくらいチョロい。それどころかデンジと関係を持った女性陣のほとんどから命を狙われるほど女運が悪い

ただ、デンジの場合女性との恋愛というより性欲が勝っている節があり、シンプルにマキマと「そういうことしたい」という己の性欲の為だけに公安に従順だったり、泥酔した姫野から夜這いで襲われそうになった時に心の中では逆らうが身体は期待してすんなり受け入れたり、悪魔の策略で心をへし折られて生きる希望を無くし掛けるもTVでチェンソーマンを称える女子高生を見て「10人くらい彼女ほしい!沢山セックスしたい!」と貪欲なまでの性欲で立ち直ったりなどデンジ自身大概スケベでデリカシーがないので女性陣から殺意や嫌悪感を抱かれても仕方がない。

その一方で、第一部でバディであるパワーに対しては性欲を抱かなかった。曰く「よく知っている」からこそ、異性として見れなくなったとの事。デンジ自身はその事を少しもったいないと思っていた様子。


ちなみに、男はあまり好きではないので、人質が男性だった場合は躊躇なく利用する。


戦闘能力編集

电次助けてチェンソーマン

胸から生えたスターターロープを引っ張る(エンジンを吹かす)ことでチェンソーの悪魔に変身することができる。

この時は頭部全体がチェンソーのような形状になり、両腕からも腕を貫くようにガイドバーとソーチェンが、口には鋭い牙が生える。

刃は自分の意志で足から出すことができ、腕にあるものは出し入れ可能。

刃は実際に体を裂いて出現しているため、デンジ自身の肉体を傷つける上に激しい痛みを伴い、更には変身後に貧血になるという弱点もある。

戦闘時は常人離れした身体能力に加え、自身の肉体各部から突き出ている刃を高速回転させ、対象を荒々しく斬り刻む攻撃を得意とする。


岸辺との特訓や鮫の魔人であるビームからの助言を受け、肉体から突き出る刃の制御や出し入れ、伸ばしたチェーンを利用した移動や拘束などの応用もできるようになった。


かなりの重傷でも血を摂取するかスターターロープを引く事で瞬時に回復できるのが特徴。「首の骨を折られる」「下半身を文字通り消し炭にされる」など、普通の人間ならば即死のダメージを受けてもスターターさえ引けば復活する。

だが、変身と悪魔化の維持には血が必要であるため血が足りないと変身が解除、または変身できなくなる(チェンソーの先っぽだけが顔から飛び出はするが、短過ぎてリーチが足りず、貧血でフラフラになるためまともに戦えない)。

また、腕を切断される、胴体を押しつぶされる等でスターターロープを引くというアクションを阻止されると変身できずに一方的にやられてしまうなど、思わぬ弱点も存在する。(「首を折られる」も人体構造上、全身不随に陥るためスターターが引けなくなる)


しかし蘇生自体にはコストが掛からないため、どんな状況でもロープさえ引ければ即復活が可能(血が足りず再生が出来ないので辛うじて息を吹き返すだけである)。


またポチタと合体する以前から生身でデビルハンターをしていたこともあってか、変身前でもある程度の戦闘能力を持っており、劇中ではバットで武装した集団10数名を1人で撃退している。


第一部の動向編集

chainsawman

親の残した多額の借金に縛られ(稼いだ先から返済分として取り立てられ)、自分の臓器を売れるだけ売り払い、悪魔退治(一体およそ30〜40万だが、借金と利子引いて17万、さらにそこから仲介手数料で中抜きされ手取り7万)や木こりのアルバイト(月収6万)をしても、他でしている借金返済や水道の支払いで手元に残るのはたった1800円、一月食い繋ぐ為に1日の食事はポチタと二人で素の食パン一枚、あるいは水溶き小麦粉をケーキと称して飲む等、その日の食事すらままならぬ極貧生活を送っていた(クリスマスだけは奮発して砂糖を入れ「ケーキみたいだ」と喜んでいた)。

その上何らかの病気を患っていたようで(本人曰く、母親は心臓の病気で亡くなったとされる)、時折吐血するなどとにかく希望も何もない生活をしており「食パンにジャムを塗って食べたい」「死ぬ前に女を抱きたい」というあまりにささやかな夢を持ち、ポチタにそれを語ることもあった。

ある時「ゾンビの悪魔」と契約したヤクザたちに殺害されるも、ポチタが心臓となってデンジを蘇生させた。


(なんでコイツらは充分恵まれてるのにもっといい生活を望んだ?)

(…俺も同じか、ポチタがいりゃあそれでよかったのにもっといい生活を夢に見たんだ)

(そーか、みんな夢見ちまうんだなぁ、なら悪いことじゃねぇ、悪い事じゃねぇけど)


俺達の邪魔ァすんなら死ね!


俺たちの邪魔ァすんなら死ね!!!


『CHAINSAW MAN』


こうしてデンジはチェンソーの悪魔へと変身する能力を手に入れる。その力でゾンビの悪魔とヤクザたちを皆殺しにして借金をチャラにした後、マキマに拾われて公安所属のデビルハンターとなった。


恩人であるマキマに好意を持っており、銃の悪魔を倒して彼女に認められるように奮闘する。

マキマさん


ポチタと一体化してからは不死身体質となり、たとえバラバラになっても血を飲むことで復活できる。それ故にかなり頻繁に死を経験している不憫な一面も。


チェまとめ早川家の朝食

公安のデビルハンターになってからは先輩の早川アキと同居することになる。

当初は夢にまで見た「普通の生活」に大はしゃぎでアキから殺意を抱かれるほどだったが、新たにパワーが加わってからは(自分を上回る彼女の傍若無人ぶりに振り回されたせいか)落ち着いた様子を見せていた。

それでも彼女と共にアキにいたずら(内容はながやまこはるのツイートを参照)を敢行したりアキの目の届く範囲でヤンチャするなど、話が進む中で本当の家族のような関係になっていく。


第一部の動向(続)編集

この先、原作4巻から5巻、アニメ一期後半から映画「チェンソーマン レゼ篇」序盤のネタバレ注意。


















任務中に立ち寄った店で同じ武器人間であるサムライソードに奇襲される。交戦するも相手の方が自身の能力を使いこなしており敗北、そのまま彼の仲間に連れ去られそうになるが同僚の手によって阻止される。

弱すぎるのでパワーと共に岸辺に鍛えられることに。

特訓の成果もあってか、サムライソードを捕えるため再戦し、見事勝利。しかしその際言われた「人の心をなくしている」という旨の発言がずっと胸の奥でつっかえる。

マキマに映画デートに誘われ、その時に彼女から答えをもらい、元気づけられる。

心があると自信を持ち、上機嫌なデンジ、募金をして花を貪る


雨が降り始め、デンジは電話ボックスに雨宿りする。

そこで同じく避難しに入ってきた女性、レゼと出会い...






人物(第二部)編集

悪魔に利用された反省からか、第二部では自分でちゃんと考えて行動するようになる。

三鷹アサから徹底的なデートプランを強要された際は拒否して自分の考えに従って行動してたり(ただし美少女や美女のお願いには頭で考える前に先に体が動いてしまう癖はある)、ナユタを人質にした吉田もとい公安の脅迫じみたチェンソーマンの活動自粛の要求に渋々飲み込んで自粛する、同居人のナユタが大学に通うための学費を稼いだりなどそれなりに精神的成長をしている。


……が、その学費の稼ぎ方が、永遠の悪魔の能力で隔離された水族館に閉じ込められた際永遠の悪魔の特性を悪用して落ちていた学生帽と鞄の中の財布の金を無限に盗んで100万円集めたり、校外でタバコの吸い殻を拾い集め解体して作り直しホームレスに売りつけるという環境には優しいが人としては悪どいあこぎなやり方。バイト禁止の学校の生徒でありながら、祖父母の肩たたきをする子供のような感覚で女子生徒に十円で椅子になったり、とお金の稼ぎ方が借金時代から進歩してない。

当人は「学校がバイト禁止だから」と、一応規則を考慮した上で上記の稼ぎ方をしているらしい。それで大丈夫なのか。



第二も自身の性欲に正直で落下の悪魔からアサを置いて引き返すよう忠告受けるも「(アサの)お尻だけ持って帰っていい?」と返して、落下の悪魔から「変態」と引かれる、生きる目的見失うアサに自身の生きる目的を打ち明けて励ますも「頭からチェンソー出てる奴とセックスしたい女なんている訳ないでしょ」とドン引きされるなど相変わらずデリカシーがない

だが一人だけデンジに懐いてる少女はいるが、こちらは彼女自身の本質もあってかやや愛が重い。これはこれで女運が悪い。



第二部の動向(ネタバレ注意)編集


第四東高等学校に一般高校生として通いつつ、チェンソーマンとなって悪魔を狩り続けている。

ファンが二部での登場を待ち望む中、ゴキブリの悪魔と苛烈な戦闘を行いながら登場。

上記の性格通り、ゴキブリの悪魔が若い男と車に乗った老人達を人質に取り「人質のうちどちらかしか助けられない」選択を突きつけられながら即断即決で人質をガン無視(当然人質は全員死亡)し、悪魔を殺しに行くという再登場で読者のド肝を抜いた。(ただし、人質に若い女性(美女)がいれば間違いなくそっちを優先していただろう


彼は人質が全員死亡した惨状を前に一匹の逃げ遅れたを抱き上げた。

「ネコもいたよ」


デンジは自分の選択に満足そうにしており、猫を食べるために助けたんだろうとチェンソーマンを侮辱した人間には怒り顔で反論している。


「正体がバレたらモテる」、「彼女が欲しい」と相変わらず短絡的で欲望に忠実な性格だが、諸事情で吉田ヒロフミに紹介されたアサに辛辣な事を言われて傷ついたりと繊細な面もある。


直接公表こそ禁じられているが、チェンソーマンについての街頭インタビューにしつこく映ってチェンソーマンを擁護・ベタ褒めする(失敗)、悪魔狩りの現場に生徒手帳をわざと落として間接的に正体をアピールする(失敗)など、微妙に手の込んだ正体バレを狙っている。


吉田の紹介からアサと交流していき(アサ自身ヨルから解放されることを画策して仕方なしに近づいてる)水族館デートでいい感じの仲になり、自宅にアサを招いたが、ナユタの妨害でうやむやになる。


ナユタに唆されて林檎を万引きしたというしょうもない理由を吹っ掛けて、落下の悪魔と交戦。彼女の精神攻撃でかつてのトラウマを呼び起こされて敗北されかけるも自分の脳みそを切り刻んで突破するという型破り過ぎる荒業を使い状況を脱する。(「精神攻撃系の敵にあったら脳みそ切り刻む事にしている」と発言しているため、自身がかなり致命的な精神的弱点を抱えていることを自覚しており、また何度か過去のトラウマを抉られている模様)

チェンソーで彼女の肢体を切り刻みながら、チェンソーマンの能力で落下の悪魔を食らい消滅を図るが、根源的悪魔ということもあって簡単には行かず、腸を破られて敗北する。


その後、謎の人物からの協力で、復活して寸前で地獄に落とされたアサを救出する。その後は謎の悪魔から逃走劇を繰り広げるも、アサもろとも捕食されてしまうが、ナユタによって救出され事なきを得る。


その後、学校で居眠りをしていた際に吉田によって謎の施設に隔離されてしまう。ナユタや飼い犬達の安否を確認するが、吉田にはぐらかされたことで激怒。そして、吉田からナユタや飼い犬の安全を条件に、保護を名目とした拘束されることを要求される。


世界に広がりつつある、「チェンソーマンは悪魔だから殺すべき」派と「あの銃の悪魔を狩り、今も悪魔を狩り続ける英雄だから全面支援すべき」派の抗争を眺め良い気分になりながら、「こういった抗争が広がり始めてるからチェンソーマンを引退してほしい、さもなければナユタを殺す」と吉田に脅される。

しかし、「チェンソーマンになってチヤホヤされたい」「ナユタは返せ」と駄々を捏ね続け、結局本来デンジが要求を呑んだ後に合流させるはずだったナユタが(恐らく支配の能力で)早々に合流してしまったため、そのまま「そういうことだから!」と帰路に付いた。(吉田は自分の話が全く通じていなかった気がする事に困惑していた)


帰宅後は一応話は頭に入っていたらしく、「もうチェンソーマンになれない」「なったらアナタ(ナユタ)殺されちゃうんだぜ?」とナユタに語る。

以降は、チェンソーマンにならずに生きるという自身の人生がどのようになるのか、ずっと悩み続けるようになる。


ある悪魔に狙われ、更にもう1人のチェンソーマンの存在が確認されるが…?


人間関係編集

第一部

マキマ パワー(チェンソーマン) 早川アキ

岸辺 レゼ


第二部

吉田ヒロフミ

三鷹アサ


#コンパスバトルしようぜ!コンパスバトル!編集

NHN×ドワンゴにより共同開発されたTPS(三人称視点シューティング」リアルタイムオンライン対戦ゲーム『#コンパス』にてパワーと共に参戦。初めてのジャンプ作品からの出演となる。


デンジのロールはアタッカー。攻撃倍率は最高値の1.50とアタッカーでは初期実装のノホタン以来7年振りとなる。(チェンソー使いのキャラとして敢えて同じ攻撃力にされた可能性もある)

その代償か、防御倍率は0.40と全アタッカーで最下位。コンパスの防御計算は減算式であるため、余程ステータスを無駄に防御振りにしなければ耐久は並程度に収まる。

カード発生速度は『近』『連』が高く、前述のノホタンが連撃のスペシャリストであるため近距離攻撃が差別化点となるか。


アビリティ「大丈Vでしょう!」は通常攻撃、ヒーローアクション、ヒーロースキルによる攻撃でダメージ与えた分、体力を吸収する効果を持つ。吸収能力によって小細工なしで殴り合えば基本的に殴り負けることはないため、相手のダメージカットや射程の差を解決するようなカードスキルが主となるだろう。


ヒーローアクション「斬撃」は前方扇形の範囲内にいる敵に対し瞬間で距離を詰めて強力な一撃を与えるもの。この攻撃にもアビリティは乗る上、範囲が意外と広く油断していると即詰められてしまうため注意。もちろん、相手が転倒やスタンでもしようものなら確実にヒットするので、近距離が速いことも相まって[『ロックマンエグゼ』ショックウェーブ]と非常に相性がいい。持っている場合は優先的に積んでいこう。


ヒーロースキル「ギャアーハッハハァ!!」は無敵状態で突撃し、当たった敵を連れ去った後、突進の終わりで周囲に即死攻撃を放つ。突進は左右に操作可能だが発動は遅く判定も狭い。突進攻撃系のスキルは他にもあるが、デンジの強みは連れ去りモーションによって殺さずに拘束する時間が長いことにある。敵のキルを確定させつつ、殺さないことで復帰を遅らせて味方に陣地確保を任せることができる。しかし壁かポータルに当たると突進は終了する………

という性能だったのだが、どうにも合わず微妙だったためカスった瞬間即死のえげつないスキルにアプデで変更された。言うなれば動けるリヴァイのヒーロースキルである。この変更により一気にアタッカーの中でも強力なヒーローへと変化した。


このコラボの裏話として、デンジかパワーでカードガチャを引いた際に何故か引くキャラクターが変わるバグのような現象が発生した。(本来は選択されていたキャラがガチャを引いてくれる。)疑問に思ったプレイヤーが運営に問い合わせたところ、仕様であることが判明した。この仕様について公式側はXやゲーム内すら一切言及していなかったため、コラボ実装直後は多くのプレイヤー達に衝撃を与えることとなり、演出が用意できなかった理由は不明だが前代未聞の出来事だったので伝説となった。


余談編集

  • 人気投票

公式人気投票では第1回が5位、第2回が4位となっている。


  • 名前の由来

作者の藤本タツキがチェンソーマンのオマージュ元として弐瓶勉の『ABARA』を挙げていたことから『ABARA』の主人公である駆動電次が元ネタと考えられていたが、2021年のジャンプフェスタでは作者インタビューにて「悪魔と戦う存在」≒「天使」に、濁点を加えて「デンジ」と命名したと発言。同インタビューでは他にも早川アキやパワー、マキマの由来についても語られている。


  • その他

「このマンガがすごい!2021」のインタビューではデンジのキャラクター造形についても語られている。以下は抜粋である。

  • デンジのキャラクター性は親から虐待を受けた子のドキュメンタリーを参考にした。
  • デンジはドライを装っているわけではなく、心に穴が空いていて空虚。作品をドライなテイストにしたかったのでそういった感じが合うかと思っていた。
  • デンジには敵を恐れる「回路」がなく、学習によって備わることはない。

「ダ・ヴィンチ」2021年4月号ではマキマとの関係について次のように語られている。

  • デンジのマキマに対する想いは一方通行じゃなきゃいけない。マキマはデンジを好きになるようなことは何もされていない。
  • 決して通じ合わない関係にケリをつけなきゃとずっと思っていた。

関連イラスト編集

ありがとうdenji

ハグチェ

무제CSM//Bomb Devil//Kobeni


関連タグ編集

チェンソーマン ポチタ チェンソーの悪魔 武器人間 永久機関(チェンソーマン)悲劇の主人公

悲劇のヒーロー



番外

タコピー鬼つええ!:言ってそうだけど言ってないセリフ。

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