「俺達の邪魔ァすんなら死ね!」
概要
になった際の主な呼称。
外見
頭部がオレンジ色のチェンソーを模した仮面状になり、両腕や両足からチェンソーの刃を生やすことができるようになる。
顔は文字通りの悪魔、もしくはトカゲや子どものイメージする怪獣のような面構えをしている。
排気口のようなスリットの向こうに光る目が見える。
歯は剣山のようで、噛み合うような形をしておらず、開けっ放しのことも多い。舌は細長いが、噛んでしまいそう。
両耳をつなぐようにチェンソーの持ち手、後頭部はゴチャゴチャした機械になっており、頭と肩を繋ぐような形で無数のチューブが筋繊維のようについている。
腕のチェンソーは肘のあたりから腕を真っ二つに割るように出る……というか実際に身体を切って生えており、生やすだけで出血する。
能力
能力は至って単純、突っ込んで、切る。特性で血を与えられれば何度でも蘇り、そのぶっ飛んだ脳みそとバイオレンスな見た目の五体で敵をバラバラに切り裂く。まさに悪魔らしいヒーロー。
かなりの重傷でも血を摂取する事で瞬時に回復できるのが特徴。「首の骨を折られる」「下半身を文字通り消し炭にされる」など、普通の人間ならば即死のダメージを受けてもスターターさえ引けば復活する。(ただし欠損部位の再生、悪魔形態化にはある程度の血が必要。)
悪魔化の維持にも血が必要であるため、血が足りないと変身が解除されてしまう。その上両腕を切り裂いて生えてくるチェンソーのせいで貧血になりやすい弱点も。
↓ちなみにどの種族の血でも再生できるため、こんな戦い方で弱点をカバーしたりした。
一応デンジが気づいていないだけで武器人間の傾向上他にも能力があるかも...?
余談
作者の藤本タツキと担当編集の林士平氏が2021年開催のジャンプフェスタのインタビューで語ったところによると、作者の前作『ファイアパンチ』の連載中には既に「頭からチェンソーが飛び出すヒーロー」という構想があったらしく、『ファイアパンチ』の次の連載を考えるにあたり、林氏に「チェンソーの悪魔」のキャラクターデザインを見せたところ「このデザインは悪役っぽくないか?」と反対されたが藤本が押し切り、「チェンソーマン」の連載にこぎつけた。
関連タグ
チェンソーマン デンジ(チェンソーマン) ポチタ チェーンソー
シャークネード…元ネタ候補1。作中でもオマージュされた。
テキサス・チェーンソー…元ネタ候補2。アニメでオマージュされた。
ヘルボーイ…元ネタ候補3。サムライソードはクロエネンとデザインが類似している。
ドロヘドロ…作者が影響を公言。
黒奇居子…チェンソーマンのデザインの元ネタ。
助けてチェンソーマン(リンク先ネタバレ注意)
※本誌を未読の方は閲覧する際、ご注意ください。重大なネタバレを含んだ記事となっています。
- もう一人のチェンソーマン
第二部にてデンジとは違うチェンソーマンが正義の悪魔と契約したユウコの首を切断した状態で登場する。
それから音沙汰なかったが、
「落下の悪魔に殺されたくないお客は死に物狂いで三鷹アサを食べようとするはずです」
「朝日が昇るまで逃げてください」
「チェンソーマン」
128話で落下の悪魔の猛攻を受けながらアサを連れて逃げるデンジの前に現れ、目の前で落下の悪魔の下腹部をチェンソーで突き刺し彼女の肉体を覆いながら、デンジとアサに逃げるように促す。