正確に言えば「俺が知り合うおんながさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!!」であり、最後に感嘆符が二つ付く。(文字数制限)
レゼ篇中盤のネタバレ注意。
「痛くて死にそ~って思いながら俺のこんがらがった脳みそで」
「よォ~く思い返してみたんだけどよ~」
「俺が知り合うおんながさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!!」
「みんなチェンソーの心臓ばっか欲しがっちゃって!」
「デンジーの心臓は欲しかねえのか!? あ~!?」
「私がデンジ君を好きなのは本当だよ」
「えっマジ…?」
解説
サムライソードとの激戦後、引き続きデビルハンターを続けていたデンジ。
胸の中に悩みはあったがマキマに解消してもらい、改めてデンジはマキマ一筋に生きる決心を固める。そんな時、電話ボックスで一緒に雨宿りすることになった女性レゼと知り合い、いい関係を結ぶことができた。そしてデンジは、いつしかレゼのことをマキマ並みに好きになった。
……しかし、レゼの正体がチェンソーの心臓を狙う外国からの刺客であることが判明。
そのレゼと対峙した時にデンジの口から思わず出たセリフ。
ちなみにレゼ以外の女性は以下の通りにデンジを殺そうとした。
※アニメ勢に配慮しレゼ篇以降は???と表記する。
1部 | 理由 |
---|---|
マキマ | いう事聞かないのなら生きている必要なしと判断した。 |
筋肉の悪魔に捕まっていた少女 | 悪魔に支配されていていたので殺そうとした。 |
パワー | 家族(ニャーコ)を助けるために殺そうとした。 |
東山コベニ | 自分(とみんな)が助かるために殺そうとした。 |
姫野 | アキの寿命を温存するために、デンジを永遠の悪魔への生贄にしようとした。 |
沢渡アカネ | チェンソーの心臓が欲しくて殺そうとした。 |
??? | ??? |
??? | ??? |
デンジェ……
しかも、デンジ本人が言ってる通り、殺しに来る動機の殆どが自分ではなく、チェンソーマン目当てである為、自分は命を狙われているのに、当の相手から自分は眼中に無しという、正に踏んだり蹴ったりな状態であった。惨い…
ここまで知り合う女性がことごとく自身の命を狙うのならば普通は女性不信になってもおかしくないのだが、そこは前向きの化身である我らがデンジ君。唯一の救いであるマキマの存在もあり、レゼの裏切りを道でウ〇コ踏んじまった程度の出来事として片づけて開き直る。
故に全く絶望しなかったのだが同時に学習もしなかったので、レゼから「私がデンジ君を好きなのは本当だよ」という言葉に喜びの反応をしてアキに「チョロすぎる」とツッコまれた。
Twitterでの宣伝
Twitterの少年ジャンプ+の宣伝において、漫画が数コマ分紹介されるコマーシャルツイートが差し込まれていることがあるが、チェンソーマンの紹介の際、マキマやパワー、コベニ、姫野がデンジに矢印を向けている一コマ→各ヒロインの可愛い表情→「俺の知り合う女がさぁ!」というジャンル詐欺にも程がある広告が使用されており、一部で話題になっていた。
余談
原文をよく見てみると「デンジーの心臓は欲しかねえのか!?」のデンジの部分に「ー」が入っている。誤植かと思えば、単行本でも修正せずにそのままだったことから『チェンソー』と『デンジ』を掛けたデンジなりのジョークなのかもしれない。
その為「デンジーの心臓は欲しかねえのか!?」の心臓の部分はデンジのハートを指している(自分の心を奪ってください)様に聞こえてくる。
……失恋直後の切迫した状況の割には結構余裕あるな。
- 台詞付きのレゼ篇予告が2024年12月22日に公開。この台詞の音声も世に放たれた。デンジのバカっぽさと切実さが詰まった演技でファン達にも好評のようだ。
余談(第二部)
第2部ではさっそくデンジの命を狙う女が現れてこのネタが浮上した。
現状唯一デンジを殺そうとしていない(殺そうとしたことがない)上にチェンソーマンとしてではなくデンジ自身を見てくれている女性。
彼女とは兄妹の様な良好な関係を築いており、あの手この手で彼女を大学に行かせるための学費を稼いでいる。