概要
ながやま こはるとは、漫画家・藤本タツキの妹である。小学3年生ながら授業で作ったTwitterアカウントを運用し、食べたものや身の回りの出来事、「お兄ちゃん」こと藤本タツキの作品の宣伝やこぼれ話などをツイートしている。
真の概要
……というのは嘘で、実際には、藤本タツキが存在しない妹を名乗って運用している本人のTwitterアカウントである。
実際には赤の他人のなりすましだと誤解されやすく、アカウントを見つけた担当の林士平は、
「ヤバいファンがついた」と勘違いして藤本に訴訟を起こすことを提案した。
これは藤本の「それ僕です」の言葉で誤解が解けたとのこと。ただし、林はこの事実にめちゃくちゃ動揺したらしい。
開設時期は2012年9月と、連載デビュー作『ファイアパンチ』開始の約3年前に遡る。
ダ・ヴィンチのインタビューによれば、チベット密教の秘奥技であるタルパによって客観性を持ちたかったが諦めたのがきっかけで、アカウントを作ったのだという。
漢字も使った表記では、「長山コハル」となるらしい。
アカウント凍結
『チェンソーマン』のTVアニメの放映が連日話題となっていた最中の2022年11月11日、突然Twitter社によってアカウントが凍結された。原因は、13歳以下のアカウント開設を規制する規約に違反したためとのことで、これにより、第三者からは見ることができないながやま こはるの誕生日が、しっかり小学3年生というプロフィールに合わせて設定されていたことが明らかになった。
その後、藤本は「藤本タツキ」名義の新しいアカウントを開設したが、当初はなかなか本人のアカウントだと信じてもらえず、「今年一番面白かった漫画」、「一番好きなジブリ映画とジブリドキュメンタリー」、果てはチェンソーマンのボツ情報をツイートし、林の「藤本タツキ先生の新しいTwitterアカウントはこちらです❗」のツイートでようやく本人だと認められた様子。
一連の流れは、『チェンソーマン』第二部の、自分がチェンソーマンだと信じてもらえないデンジのようだと話題になった。
なお「藤本タツキ」のアカウントは一時的なもので、「ながやま こはる」が復旧次第消す予定だという。復旧できない場合はそのまま藤本名義のアカウントでアニメの実況をしていくともツイートしている。
そして11月16日にアカウントが復旧、上記の新アカウントは削除された。