阿修螺
あすら
この記事には、ダンダダン最新話のネタバレを含みます。
ダンダダンに登場する刀。
星子によると、「刀を手にした者は命尽きるまで人を殺し続ける」といういわく付きの妖刀であり、更に妖怪の力を取り込む事で際限なく強くなるというとんでもない能力まで持っている。阿修螺(アスラ)を手にした者はその凶悪さと妖怪の力でどんな剣の達人すらも逆に斬り伏せてきたという危険極まりない代物である。
刀は日本刀の容貌をしていて、鍔に刺す笄(こうがい)と小柄(こづか)が存在する。笄には封印された妖怪の力が宿っており、鍔に刺して剣をふるうことでその妖怪の力を使役できる。
また、小柄は柄の色が白と黒の2つがあり、白の方は自身の身体に刺すと内に込められた妖怪の力を使用することが出来るようになる。黒の方は他者に刺すことでその者から妖怪の力を奪うことが出来るが、相手を物理的、または精神的に「負け」を認めた状態でないと奪うことが出来ず、力任せに負けを認めさせようとしても奪うことは出来ない。
呪術組織はその強大すぎる力を恐れ、厳重に封印していたのだが、5年前何者かに盗まれた上に、上記の刀の部位の一つである小柄が量産までされている。
阿修螺を人々に渡し、妖怪達の力を集めるよう命令を下した存在がいる事を知り、星子達は強く警戒して行動することになった。
セルポ星人達が強く警戒する程の青年の姿をした、自称オカルトコレクター。阿修螺の本刀を所持していると思われる。
現状使用した力はジャンピングババア、黒髪切り、水虎の三体だが、更にメルヘンカルタの力も奪っている。
モモ達の高校の女生徒。
承認欲求を満たす為に撮った下着姿の自撮り写真を「ある先生」に見られ、半ば脅迫される形で渡された。
使用する力は小人。ものすごい数で裁縫を得意とし相手の衣服を高速で縫いつけ動きを止めさせることが出来る。更に幸姫を運ぶ事も可能。
- サラリーマン風の男性
星子達を襲撃した鼻の大きい眼鏡の男性。
自分に向き合ってくれた妻があと1年しか生きられないと知り、同僚のツテで病気を治す為協力した。
使用する力はミノタウロスのような姿になるもの。鉄と同じ性質を持っており、攻撃を受ければ受けるほど熱して硬くなるが、逆に冷やされると脆くなる。
- 足立先生
雪白が在籍するE組の担任。しかしその正体はサラリーマン風の男性と共に星子達を襲撃した張本人。星子達がミノタウロスを撃破した際にはそそくさと現場を後にした。
使用する力はキョンシーでキョンシーを使役するものと思われる。彼女も雪白やサラリーマンの男と同様に何らかの理由で何者かからの指示を受けていたのだと思われるが詳細は不明。母親がいて体調がすぐれておらず見舞いに行っており、これが理由ではないかと思われる(星子達を襲撃するのに退出する口実の可能性も否定できない)。
オカルンのクラスメイトである男子生徒。
オカルンの事を虐めていたが、体力テストで(相手が自主トレをしたり様々な怪異達と激闘を繰り広げて鍛えられていたとはいえ)ボロ負けしてしまいイラついていた所を謎の声に誘われる形で阿修螺を使用した。
使用する力は山姥のような怪異。どういう能力かは不明。