データ
レベル | 完全体 |
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タイプ | 竜人型 |
属性 | フリー(ハッカーズメモリー)→データ |
必殺技 | ハードロックダマシー、ヘヴィメタルバルカン、ビートスラッシュ、オメガ・ザ・フュージョン |
初登場 | デジモンクロスウォーズ |
所属 | ウィルスバスターズ |
概要
シャウトモンが未来の果てにたどり着くとされる形態で、パートナーの工藤タイキから陽ノ本アカリの「勇気」、剣ゼンジロウの「友情」、そして「夢」のパワーを与えられることで一時的に「超進化」した姿。デュラモンを思わせる姿をしている。進化の際にクロスローダーに描かれるシンボルは黄金の「Ω」の字。この他、進化バンクは背景にデジモンの名前が表示される古参ファンにはおなじみの演出になっている。
超進化にあたって、体格も三頭身から八頭身にアップしている。
黄金の装甲で覆われた細身のサイボーグのような姿となり、光のようなキレのあるスピードで移動することが可能。タクティモンをはじめ究極体デジモンにも十分太刀打ちできる強さを誇る。
その分、進化は自在に行えないというデメリットがあったが、物語の途中から自由に扱う事が可能となった。
旧デジカでは完全体相当として扱われており、X抗体版が登場した際にはそれに倣って世代が完全体と公式に設定された(後にキングverが成熟期に位置付けられた以上、順当な設定ではある)。
強さ的にはルーチェモンFM同様に究極体相当と言ったところか。実際にデジモン図鑑で世代が設定される前は「デジモンリンクス」をはじめ、(パートナーの単体最終進化という事もあり)究極体と設定しているゲーム作品が多かった。一方で、「デジモンストーリーハッカーズメモリー」のように放送当時の見解に従い、世代が設定されていない作品も見られた。現在では公式見解に則り、ゲーム作品でも世代は統一されている。
新デジモンカードゲームでは進化条件を無視して、成長期のシャウトモンからこの姿になる事が出来る。
公式設定上ではオメガモンから「オメガインフォース」を受け取って進化した姿とされている。
「オメガインフォース」はオメガモンXの持つ未来予知能力の事で、これがある限り、オメガモンが理論上負ける事はないとされるが、基本的に通常のオメガモンが持っているものではない。
漫画版ではこの点のフォローなのか本作のオメガモンは通常種でオメガインフォースを持つ個体でシャウトモンはそのデータの一部を受け継いでいるとされる(X抗体はデジコア内の潜在能力をより高度に引き出すものであるため、それによって得られる能力を通常種が持っている可能性自体はある)。
もっとも、これはアニメや公式設定では語られていない。
また、オメガインフォースを受け取ったにしてはオメガシャウトモンは未来予知の類は有していない。オメガインフォースの使い道について公式設定では全身に纏う、オーラにして放つとされている。
これらを合わせるとここでいう「オメガインフォース」は単にオメガモンが内包する強力な力と解釈するのが自然かもしれない(あるいはオメガインフォースが譲渡されたことで変質したか)。
なお、テレビマガジン2011年3月号に掲載された時の姿は何故か進化前のように全身が赤く、正当進化らしさを醸し出していた。
『デジモンリアライズ』では公式設定通りに完全体として扱われているが、シャウトモンからワープ進化する最終形態として扱われており、この姿になった時点でEX技が使用可能。
必殺技
- ハードロックダマシー
強力な火炎を掌に生み出し、纏わせたまま殴りつけたり、投げつけて攻撃する。「ロックダマシー」の純粋強化技。
- ヘヴィメタルバルカン
胸の銃口から高火力のバルカンビームを発射する。発射したまま、広範囲の敵を焼き払うことも可能。
「友情」の力に由来しており、恐らくはシャウトモンX2の「ミヤバルカン」やオメガモンのガルルキャノンに相当する技と思われる。
- ビートスラッシュ
鋭い剣と化した脚で敵を切り裂くキックを放つ。ドリル状に回転させて敵や地面を穿つ事も出来る。
「勇気」の力に由来しており、恐らくオメガモンのグレイソードまたはウォーグレイモンのブレイブトルネードに相当する技と思われる。
- オメガ・ザ・フュージョン
「オメガインフォース」で生成されたオメガモンのオーラを纏い突撃する、オメガシャウトモン最大の技。
3期のOPでも使用しているが、全体を通して使用率が圧倒的に低い。
なお、シャウトモンのシンボルであるマイクを使った必殺技は確認されていないが、シャウトモンX7へデジクロスした場合、再び装備するようになる。
派生種・デジクロス体
オメガシャウトモンX
レベル | 完全体 |
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タイプ | 竜人型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | フレアロックダマシー、ヘヴィヒートバルカン、ジアルマグナム、オメガ・ザ・フュージョン |
初登場 | デジタルモンスターX Ver.3 |
オメガシャウトモンの情熱がX抗体と同調し、赤いラインが身体中に浮かび上がった。
フォルムもよりシャープさを増し、両腕までもが剣になった。
必殺技は情熱が具現化した爪から繰り出す『ハードロックダマシー』の強化版『フレアロックダマシー』、目がフレイム級の小型火球を連射する『ヘヴィヒートバルカン』、最後の切り札は両腕にエネルギーを集めて放つ灼熱弾『ジアルマグナム』。
X抗体を手に入れて究極体になった同期とは異なり、世代は完全体のままである。ちなみに、世代が明らかになったのは本家よりも先だったりする。
シャウトモンDX
レベル | 究極体/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
属性 | データ |
必殺技 | トライデントジャスファング、ハイパーロックマグナム、エレキバスタークロス、ビクトライズ・バンキング、ブレイブビートロックダブルクロス |
所属 | ネイチャースピリッツ |
オメガシャウトモンとジークグレイモンがダブルクロスしたクルセイド形態で竜人のような姿。
ボディは殆どジークグレイモンであり、右腕がオメガシャウトモンのボディが丸々変化した銃剣「エレキバスタークロス」となっている。高い機動力と攻撃力を兼ね備えた不屈の姿。実質的に、合計三体の竜/恐竜型デジモンが合体している。
カードゲームでの世代は完全体。カードゲームでは合体元のデジモンが完全体同士なので、合体したら究極体になると思いきやまさかの完全体扱いなのである。まあ、デジモンカードゲームでクロスウォーズ初出デジモンの世代がおかしくなるのはよくある事である。後に公式設定で究極体となり、普段は優しいが、戦いが激しくなる度に冷静かつ激情家になるという設定が加えられた(またデジモン図鑑でジークグレイモンが究極体となったため、より妥当なレベルとなった)。
なお、体を覆う装甲はジークグレイモンから引き継がれたゴールドデジゾイドであり、データ分解系などの攻撃すら耐え、生物の体組織のように機能するというトンデモ装甲でファンロン鉱に限りなく近い合金である。これを持っていると明言されているのは彼ら以外にマグナモンXとデュークモンX、イージスドラモン、クーレスガルルモンぐらいである(デジモンプロファイルあるいはデジモン図鑑参照)。つまり、公式設定的にはこの時点で究極体上位クラスでもおかしくない存在になっているのである。
必殺技は体を火炎で包んで炎の流星となり突撃する「ブレイブビートロックダブルクロス」、盾としても機能する銃剣で敵を切り裂く「トライデントジャスファング」、赤いV字型エネルギーを連射する「ビクトライズバンキング」、ホーミングミサイルを放つ「ハイパーロックマグナム」など。
デジクロスの際の掛け声も「ダブルクロス!」となっており、タイキとキリハのクロスローダーを合体させる事で行う(クロスローダーの合体機能は玩具版にも存在するが、劇中のような効果はなく、あくまで通信対戦用の機能である)。
名前のDXはおそらく「ダブルクロス」の意味であり、カードゲームなどでは事実上のシャウトモンの最終形態として扱われることが多い(デジクロス体とはいえ、オメガシャウトモンの要素が全面的に出ている為であろう)。
テーマソングは和田光司と谷本正義のデジモンコンビで送る「Evolution &Digixros」。この曲にはver.TAIKIとver.KIRIHAの2バージョンが存在。
シャウトモンX6
レベル | デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
属性 | データ |
必殺技 | クロスシューティングロッカー |
オメガシャウトモン・ジークグレイモン・バリスタモン・ドルルモン・スターモンズがグランドクロスした、漫画版限定の姿。
下記のX7からスパロウモンが抜けたような姿であり、背中のピックモンズがマイクに掛かった形となる。
必殺技はマイクからシャウトモン型のエネルギーを発射する「クロスシューティングロッカー」。
この姿だけまだ公式サイトの図鑑に載ってないが究極体なのはほぼ間違いない。
シャウトモンEX6
レベル | 究極体/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
属性 | データ |
必殺技 | ソル・キャリバー、デモリッションホーン |
オメガシャウトモン・ジークグレイモン・アトラーバリスタモン・イェーガードルルモン・ラプタースパロウモンの、超進化した6体のデジモンがエボリューションクロスした漫画版限定の姿。別名も『エヴォリューション形態』となっている。
素体となるデジモンが全員金色であるため、輝かしい黄金のボディとなり、より合体を意識した無駄のないスマートなフォルムに仕上がっている。頭は武将を思わせる。
極めて強力な形態だが、スターモンがいない分X7ほどのパワーは出ていないらしいが、防御力や飛翔能力はX7を凌ぐともされる。
なお、ジークグレイモンが含まれておりX7と防御力で並べられていることからゴールドデジゾイドの持ち主だと思われるが公式設定では唯一言及されていない(ジークグレイモン、DX、X7、スペリオルモードはゴールドデジゾイドの持ちと公式設定で言及されている)。
必殺技は右腕に装備された『ソル・キャリバー』と左腕に装備された武装で貫き、超振動波で破壊する『デモリッションホーン』。シューティングスターモンを発射する『リュウセイロックダマシー』という技もあり、これが実質的なEX7に相当する。
シャウトモンX7
レベル | 究極体/デジクロス体 |
---|---|
タイプ | 合成型 |
属性 | データ |
必殺技 | クロスバーニングロッカー、セブンビクトライズ、ダブルフレアバスター、オール・オメガ・ザ・フュージョン |
クロスアップ・オメガシャウトモン
第3期で登場。ドルルキャノンをオメガシャウトモンが装備した姿で、砲手がオメガシャウトモンになった事以外は通常のドルルキャノンと同じ仕様。
クロスアップ・オメガシャウトモン
ベツモンとのデジクロス。EDコーナーでの合体例だが、どう見ても金ピカのベツモン。
進化ルート
デジタルモンスターカードゲーム
デジタルモンスターX Ver.3
以下はX抗体版の進化元と進化先となる。