データ
概要
モチーフはもちろん、『ピーターパン』に登場したフック船長。
幻の白いホエーモンを追って「ネットの海」を冒険していて、荒波にも立ち向かう勇気ある海の男である。右手がフック状のカギヅメになっており、一度獲物に引っ掛けたら意地でも離さない。
必殺技は片腕のキャノン砲を発射する「キャプテンキャノン」(『サンバースト&ムーンライト』では「メタルショット」)。
初登場は『デジモンワールド3 新たなる冒険の扉』。
コエモンの成熟期だが、同期が竜人の剣士や熊という進化前の特徴をわかりやすく引き継いだ成熟期になるのに対して、猿から海賊になるという不可思議な進化を遂げている。
一応、飛び道具を武器にするデジモンという意味では一貫している…が、以降の進化系も重火器を武器にしているというぐらいしか特に共通点がないのが玉に瑕。
コエモンの進化系として登場したにも拘わらず、コエモン系譜扱いされにくい難儀な立ち位置にある。
例えば『デジモンストーリー』シリーズではコエモン系譜では唯一、DSで発表された作品で皆勤賞を成し遂げており、当のコエモン(及び完全体のアサルトモン)が育成可能枠に最後までならなかったために別のデジモンが進化前に据えられる事が殆どであった。
第1作ではポーンチェスモン(黒)、第2作ではハグルモン、第3作ではハグルモンの成熟期扱い。特にシャコモンとポーンチェスモンはデジカα(Dα-292)でも採用実績がある。
加えて『デジモンジントリックス』では正統派ルート扱いされていたアサルトモンを差し置き、キャプテンフックモンというどこからどう見てもコイツが直系だと思わせるデジモンを進化系として提げるなど妙な所で優遇されている。
これ以外にも海賊モチーフ繋がりでマーメイモンを進化系に推す媒体(※1)もあり、ますますコエモン系譜としての影は薄まっていった。
幸いにも新デジカではコエモンがフックモンと同じく、青または黒に分類される為、問題なく進化できる。
進化ルート
ルート | 幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャノンドラモンルート | プニモン | ツノモン | コエモン | フックモン | アサルトモン | キャノンドラモン |
キャプテンフックモンルート | プニモン | ツノモン | コエモン | フックモン | キャプテンフックモン | - |
その他進化元
進化先
- アグニモン(デジモンワールド3)※グレイモンとジョグレス
- インセキモン(デジモンストーリー)
- グラップレオモン(サンバースト&ムーンライト)※ミノタルモンとジョグレス
- シャウジンモン(Dα-393)
- ズドモン(St-733)
- セイレーンモン(デジモンペンデュラムZ)
- ピラニモン(デジモンペンデュラムZ)※ウィルスまたはフリー種とジョグレス
- マジラモン(St-660)
- マミーモン(St-835)
- メタルマメモン(ロストエボリューション)
- ワルシードラモン(DMJ-003)
脚注
(※1)Dα-311。『ペンデュラムZ』ではワクチンあるいはデータ種とのジョグレス体、『超クロスウォーズ』ではシーラモン、エビドラモンの2体とのデジクロス体という扱い。
関連タグ
キャプテンフックモン オレーグモン ヴァイクモン (海賊デジモン仲間)