公式設定
世代 | 成長期 |
---|---|
タイプ | 獣型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ベビースリング |
得意技 | ミスチバスフープ |
概要
豹柄の服と先端だけ白い尾がオシャレのポイントのターザンの格好をした子猿のような獣型デジモン。
自分の体ほどもあるパチンコを軽々とあやつる力持ちで、狙った獲物は逃がさない自信を持っている。
動きは素早いがそそっかしい性格なため、よく木から落ちている。(正に猿も木から落ちる)
必殺技は百発百中の命中率をほこる正確な射撃の『ベビースリング』。
デジモンの中にはマクラモンというそっくりな顔をした猿型デジモンがいるが関係性は不明である。
名前の由来は「小枝」からであろうか?
立ち位置について
2002年7月4日にPS用ソフトとして発売された『デジモンワールド3 新たなる冒険の扉』で初登場し、彼を含めたコテモン、ベアモンの三体がいわゆるポケモンの御三家枠として扱われていた。
その後もコテモンにはナイトモン系列の究極体としてロイヤルナイツのロードナイトモンが登場したり、ベアモンも目立った扱いこそ少なかったが、ゲームへの出番もそれなりにあり、ソシャゲ『デジモンリアライズ』では再びパートナーに再昇格(新規究極体は貰えなかったが…)するなどそれなりの待遇がされていた(初登場の時点でオリンポス十二神族に進化できていた時点で破格である)。
さて、一方のコエモンはというと初登場のゲーム以降、カードゲームを除いて出番は極端に減少。
アニメに至っては後述のアドコロまで出演作が0、『デジワー3』と同時期に公開していた『劇場版 デジモンフロンティア古代デジモン(オニスモン)復活!!』ではコテモンとベアモンが登場していたものの、同期で彼だけが出演していなかった(ヒューマンデジモンにコテモン、ビーストデジモンにベアモンが割り振られていた為、コエモンの入る余地が無かったとも言える)等あまり扱いは良いとは言えない状況が続いていた。
DSで展開された『デジモンストーリー』シリーズでは一度としてプレイヤーキャラとしては登場せず、第1作では何故か彼の技である『ベビースリング』がティラノモンの技として、第2作『サンバースト/ムーンライト』ではデジコロシアムの受付を務めるモブデジモンとして登場する(一応、歩行グラと会話グラはある)。
一方で、進化系はDSで展開された『デジモンストーリー』シリーズでは頻繁に登場している。フックモンは無印から超クロスウォーズまで皆勤賞(無印ではポーンチェスモンの進化系、SB/MLではハグルモンの進化系、LEではシャコモンの進化系扱いであった)、キャノンドラモンはLEを除いて全作に登場している(無印〜SB/MLではトリケラモンの進化系)。なお、完全体のアサルトモンの出番は0である。
ソシャゲ「デジモンコレクターズ」ではアサルトモンとキャノンドラモンがD-ブリガードのメンバー扱いされて存在感を放っていた。
どのメディアでも進化系が目立つとは皮肉なものである…。
とはいえ、近年はアニメへの出演機会が増え、『デジモンカードゲーム』へも出演しており、今後も活躍してくれる事だろう。
各作品での登場
デジモンクロスウォーズ(漫画)
スイーツゾーンの住人の1人。
デジモンアドベンチャー:
デジモンアニメシリーズでは今作が初登場となる。
第56話に登場。ザンバモンの亡霊に滅ぼされた里の生き残りのデジモンの一体。
デジモンゴーストゲーム
「遊ぼ…遊ぼ…あ・そ・ぼ」
「鞠とあと…花火見る。キキッ…一緒に見るって言ったもんね。オイラ覚えてたよ。フヒヒッ…たくさん遊ぼ…。ずっと一緒にいよ」
CV:津村まこと
第14話に登場。
海沿いの旅館『リゾートなごみ』にて「座敷童」として噂されており、旅館にやってきた客に対して、手毬を投げていたずらを仕掛けていた。
学会の旅行に宙達をつれてやってきた清司郎や大隈教授にいたずらを仕掛けて、教授の腕に痣ができる程強く掴んだのに始まり、布団や衣服を荒らし回ったり、温泉の栓を抜いたりと次第にエスカレートさせていく。
宙たちも流石に見過ごせなくなり座敷童の正体を探るために、夜に瑠璃に例の手毬で遊ばせて誘き寄せる。
「……じゃない、お前……バーバじゃない!」
最初の内は遊ぼうとしていたが次第に違和感を感じ始め、「何か」が違うと判断して今にも瑠璃に襲い掛かりそうなコエモンを宙はガンマモンの『ホーンアタック』で制止。敵意は無いと伝えた上で事情を聞いてみる事に。
人間界に来て間もない頃はまだ人間に姿が見えずに途方に暮れ、空腹で倒れていた所に年配の女将さんが自身の事を助けてくれた。
コエモンは女将さんを「バーバ」と呼んで懐き、鞠遊びや花火を見たりして楽しい日々を過ごしていたが、「バーバ」はある日を境に姿を見せなくなってしまい、それ以来「花火を見たい」という心残りを残して純粋に遊び相手を探すようになり、本当に悪気は無かったのだ。
そこで「花火を見たい」という願いを叶えるために宙はコエモンを外に連れ出し、進化させたベテルガンマモンの『ソルショット』や清司郎のジェリーモンの『ビビサンダー』で、『ミスチバスフープ』を破裂させて擬似的な花火を見せてあげた。
そして、外に行けばいろんなデジモンに会えること、「バーバ」は別の場所で元気で暮らしていることを聞き安心感と広い世界への期待で心が満たされたコエモンは実体化、広い世界を見るために旅に出た。
盗んだ清司郎のパンツを放り投げながら。
今回のエピソードは珍しく戦闘要素が全くなく、ただコエモンと楽しく一緒に遊んだ微笑ましい回であり、先週の凄惨な一件で気を落としていた一行も前を向けるようになった。
尚、彼の声を演じた津村まこと氏は過去のデジモンシリーズでは歴代主人公の松田啓人を演じたことがある。
デジモンワールド3
ベアモン・コテモンや各種進化系と共に初登場。パートナーとして運用可能。
ゲーム開始直後に選択するパートナーセットからアグモン・レナモンと共に加入させるか、しばらく進めたあとに発生するパートナー獲得イベントをクリアすることで加入する。
専用武器種に弓と銃を持ち、素早さが伸びやすいのが特徴。
本作はレベルやステータスなどの条件を満たせば、コテモンからもグレイモンやグラウモンといった好きな進化を使用できるが、なかでもレベルアップだけで解禁されるルートとしてフックモン→アサルトモン→キャノンドラモンが設定されており、これが本作における正規進化ルートと思われる。
尚、フックモンはグレイモンとの交代時にジョグレスを発動出来るため、アグモン目当てでこのセットを選んだプレイヤーも育てておくと良いだろう。
進化ルートの一例
飛び道具を扱うデジモンに進化する傾向がある。
上述のデジワー3準拠ルートは勿論、リボルモンに進化するルートもある(Bo-963)。リボルモン系列の究極体としては旧デジカ時代には存在しなかったが、マグナキッドモンやガンドラモンがいる。
獣型デジモンへ進化するルートもなくはない。旧デジカでは猿つながりでハヌモンに進化するルートもあった(Bo-766)。
『デジモンカードゲーム』(以下新デジカ)でも青属性、つまり獣系統寄りであり、同じく第1弾所属のゴリモンが成熟期となった(旧デジカでも「Bo-1047」のゴリモンがコエモンから進化可能であった)。
勿論、デジワー3準拠ルートも構築可能であり、アサルトモンのみ黒属性単色だが、成熟期のフックモンと究極体のキャノンドラモンは青属性と黒属性の混色なので進化が可能になっている。
緑色のアーチャーという意味でならザミエールモンがいるが、彼は前後の進化系が不明な為、進化系候補とは言い難い。
登場作品 | 幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|---|
デジモンワールド3 | プニモン | ツノモン | コエモン | フックモン | アサルトモン | キャノンドラモン |
- | プニモン | ツノモン | コエモン | フックモン | キャプテンフックモン | オレーグモン |
- | プニモン | ツノモン | コエモン | ゴリモン | ||
ガンマモンBEメモリー | クリモン | グリモン | コエモン | ウェズンガンマモン | ギリードゥモン | キャノンドラモン |
関連タグ
デジモン 成長期(デジモン) 猿 子猿 哺乳類 スリングショット 百発百中 ターザン マクラモン