概要
CV:井上和彦
エド・フェニックスを養子に持ち、プロデュエル界の頂点に立つ男で、「デスティニー・デュエリスト」と紹介されている。
だが、その実態はエドの実の父親を殺して「D-HEROBloo-D」のカードを盗んだ張本人であった。
経歴
若き日の彼は世界でチャンピオンを目指していたものの、スポンサーもなく行き詰まっていたが、そんな時にエドの父が作った新作カードの存在を知り、盗みに入った。
だが、「Bloo-D」には「破滅の光」の力が宿っており、その意思に取り憑かれた彼は凶悪な人格が発現し、そのままエドの父を殺害してカードを強奪する。
その後、瞬く間にデュエルチャンピオンへと登り詰めるが、フェニックス家の事件が世間の注目を集めていたことを知り、警察の動向を探る協力者とするべく、父の世話になったと偽ってエドに接触、後見人になる事でそれとなく警察の動向を探っていた。
そうして、十年もの歳月の中、裏社会のデュエルで対戦相手を殺して魂を吸収させていった一方で、本来のDDの人格は「Bloo-D」の力を恐れるようになり、斎王琢磨へ接触しその特殊な能力でカードを見て貰おうとしたのだが、結果斎王の方に「破滅の光」の本体が取り憑く事となる。
そして、世界タイトルマッチの直前に「破滅の光」の意思に完全に支配されたDDは対戦相手のドクター・コレクターを「Bloo-D」へ吸収させ、その足でエドの元へ赴き、真相を明すと共にデュエルを挑む。
「Bloo-D」の圧倒的な力でエドを追い詰めたが、エドの父が遺した「D-HEROダークエンジェル」によってその力を無効にされ敗北。
自らが選ばれた英雄という妄執に取り付かれたまま、炎の中に消えた。