トゥーンモンスター
とぅーんもんすたー
トゥーンというカテゴリー全体についてはトゥーン(遊戯王)を参照。
『遊戯王OCG』において第2期で登場したトゥーン独自の能力を持つモンスターの総称。
元のモンスターにトゥーンの名前を付けるのが一般的だが、漢字表記の読みがカタカナである青眼の白龍、真紅眼の黒竜、古代の機械巨人の3体はカタカナ表記に変わっている。また、青眼の白龍と真紅眼の黒竜に関しては名前の一部がトゥーンと入れ替わっている。
永続魔法「トゥーン・ワールド」がある事でトゥーンモンスターを特殊召喚したり、直接攻撃の為に必要であったりとトゥーンモンスターを使うにはトゥーン・ワールドが戦術の中心となる。一応だがトゥーン・ワールドとして扱うフィールド魔法「トゥーン・キングダム」が登場しており、モンスターの維持もしやすくなっている。
なお、【トゥーン】には通常モンスターを活かすギミックが内蔵されていないため、トゥーン・アリゲーター自体はあくまでのエクシーズ素材やリンク素材止まりの扱いである。
ちなみに、原作にトゥーンモンスターというカードは登場してない。あくまでトゥーンワールドによって変貌したモンスターカードである。
共通して効果を持つ、が登場時期やモンスター毎に微妙な違いがあるので代表的な効果を記載する。
初期型
- カードテキスト
※トゥーン・マーメイドのもの。
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は500LPを払わなければならない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
- 該当カード
トゥーン・ドラゴン・エッガー
トゥーン・マーメイド
- 解説
共通して特殊召喚モンスターである。
トゥーン・ワールドが無ければ特殊召喚できない上に下級レベルのトゥーン・マーメイド以外はアドバンス召喚のルールに倣ってレベルごとにリリースする必要がある。
自壊条件はトゥーン・ワールドが破壊された時なので、モンスターゾーンで自壊後に蘇生しても問題なく運用できる。直接攻撃能力もトゥーン・ワールドとは関係なく発動するというのも特徴である。
トゥーン・ブラック・マジシャン・ガールはこの初期のトゥーンの方式に近いが、攻撃に関したデメリットを持たず、トゥーン化する前と同じ効果を保持している。
後期型
- カードテキスト
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(3):(モンスター毎に固有の効果を持つ)
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
- 該当カード
トゥーン・ゴブリン突撃部隊
トゥーン・ヂェミナイ・エルフ
トゥーン・キャノン・ソルジャー
トゥーン・仮面魔道士
- 解説
通常召喚が可能な代わりに、直接攻撃にはトゥーン・ワールドが必須になった。ただし、直接攻撃に拘らなければトゥーン・ワールドを必要とせずに召喚できるため、フィールドへ展開しやすくなっている。
トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム、トゥーン・サイバー・ドラゴン、トゥーン・バスター・ブレイダーはこの後期のトゥーンの方式に近いが、トゥーン・ワールドが破壊された時の自壊デメリットを持たない。
トゥーン・アリゲーターは「トゥーン」の能力を持たないため除外。