概要
2016年2月15日に公式サイトで発表されたシリーズ初のダブル主人公の物語。キャラクターデザインは「magico」などの岩本直輝が担当。
新たなシステムとして十二支を模した「十二神皇」と2体のスピリットと合体できる「異魔神ブレイヴ」が登場。
異次元「スピリッツワールド」を舞台とし、十二神皇に選ばれた勇者たちと暗黒バトラーとの戦いを描く。
(アルティメットも一応登場するが、ある事情で本編の後半クールまでは出番がいない)
放送局は前作と同じテレビ東京系列だが、放送開始時間は午後5時55分~で前作と比べて35分早いスタート(同時期にスタートした銀魂の後番組)となる。
番組末には初心者でも判る『バトルスキー先生のバトスピ講座』が解説され、駿太の弟健斗が生徒、父親年男がバトルスキー先生としてカードゲームのやり方、カードの能力を解りやすく説明している(『バシン』以来の初心者教室でもある)。
バトルスピリッツソードアイズ以来主人公役に女性声優を起用した作品でもある。
また前作で未登場だったバトルフォームが復活している。
最強ジャンプでは2016年5月号より一色まさと画によるコミカライズが連載開始。氏に関わるバトスピの漫画化は一年ぶりである。そちらではアニメでは描かれなかった六大輝石編とプロジェクトキマイラ編が新規で描かれた。
本作を以って『少年突破バシン』以来続いてきたテレビアニメシリーズは一区切りとなり、アニメシリーズ自体もWeb配信限定に移す形で、次回作『サーガブレイヴ』まで再び休止期間に入った。
登場人物
勇者一行
- ザルク・アルバトロサ
暗黒バトラー
茂上一家
その他
用語
- 十二神皇
太古の昔、勇者達と共に邪神皇を封印したとされる12枚のXレア。一部のCGモデルが用意できなかった「バトルスピリッツブレイヴ」の12宮Xレアとは異なり、全員がバトルに参戦している。基本的に元ネタを同じくするキャラクターのキースピリットになっている事が多い。系統は全て神皇で統一され、この影響でリバイバルされた12宮Xレアやも系統が神皇に改められ、コラボブースターで登場したデジモンテイマーズのデーヴァもこれに続いた。ちなみにこれとは別に十干モチーフのスピリットがおり、そちらは系統:十冠で統一されている。
モチーフ | 名称 | 属性 |
---|---|---|
子 | 子の十二神皇マウチュー | 黄 |
丑 | 丑の十二神皇アバランシュ・バイソン | 白 |
寅 | 寅の十二神皇リボル・ティーガ | 赤 |
卯 | 卯の十二神皇ミストラル・ビット | 緑 |
辰 | 辰の十二神皇ウロヴォリアス | 紫 |
巳 | 巳の十二神皇ティアマドー | 紫 |
午 | 午の十二神皇エグゼシード→超・十二神皇エグゼシードF | 赤 |
未 | 未の十二神皇グロリアス・シープ | 白 |
申 | 申の十二神皇ハヌマーリン | 黄 |
酉 | 酉の十二神皇ゲイル・フェニックス→超・十二神皇ゲイル・フェニックスZ | 緑 |
戌 | 戌の十二神皇グリードッグ | 青 |
亥 | 亥の十二神皇カラミティ・ボア | 青 |
- 古の神皇
本編未登場。TCGバトルスピリッツの背景設定において、十二神皇は代替わりする設定であり、彼らは先代の十二神皇だったスピリット達。モチーフは海外の干支だが、中には何らかの理由で十二支と同格になったまたは十二支になれなかった動物も属している。
モチーフ | 名称 | 属性 |
---|---|---|
丑(スイギュウ) | 古の神皇水牛のエンシェント・バッファ | 青 |
寅(ヒョウ) | 古の神皇豹のブライガン | 赤 |
辰(クジラ) | 古の神皇鯨のエルダレイオ | 紫 |
未(ヤギ) | 古の神皇山羊のマークォール | 白 |
酉(ガルーダ) | 古の神皇神鳥のガルダーラ | 緑 |
1日(イタチ) | 古の神皇鼬のツイタチ | 黄 |
猫 | 偽りの神皇ミケガミ | 赤 |
余談
登場人物の名前は干支に関するものから取られている。
名前 | 名前の由来 |
---|---|
サンドラット | rat(ネズミ) |
イオ | ギリシャ神話のイーオーから |
大牙和巳 | Tiger(虎)+巳 |
茂上卯咲 | 卯 |
タツミ | 辰+巳 |
茂上駿太 | モガミ(競走馬)+駿足 |
メイ・メリーハッダ | メー(羊の鳴き声)+メリーさんの羊 |
キキ・ベーレシア | ウッキッキ(猿の鳴き声) |
ヨク・アルバトロサ | 翼+albatross(アホウドリ) |
イヌイ将軍 | 戌+亥 |
エト・エトシンモリ8世 | 干支 |
キノト | 乙 |
茂上健斗 | ケンタウロス |
茂上年男 | 年神 |
茂上ひのえ | 丙午 |
関連タグ
バトルスピリッツ烈火魂←本作→バトルスピリッツサーガブレイヴ