十二支の子
「ね」と読む。
五行は「水」、陰陽は「陽」とされ、これは十干の「壬」と共通している。
『説文解字』では、「滋」と関連付け、「十一月 万物が滋る」とする。白川静は「子供」の意であるとし、元「巳」であったとする。なお似たような「王子」を表す字で、心持右手を挙げた、どっかの族みたいな子が生まれた時のような「子」の字があるそうである。
深夜0:00は子の刻の真ん中であり、正午に対してこれを正子と呼ぶ事もある。
漢字としての子
手を振ってる子供の象形であり、音読みで「シ」、訓読みで「こ」。
一方「息子」「皇子」など、「女」に対して「男」を意味する字としても用いられる。
「男」の訓の「おとこ」も、元々「おとめ」に対するものだったと言われる。
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