概要
2015年4月から同年6月(または7月初旬)までテレビアニメがTOKYOMX、サンテレビ、BS11、AT-Xで放送された。また、月刊コミック電撃大王2014年1月号から2016年1月号にかけて漫画版が連載された。単行本は全3巻。
十二支と一匹の猫が繰り広げる、女の子×バトル×日常な物語。
公式が病気であったり、公式が生き急いでいる傾向があったりするのだが…。
その詳細は下記のニコニコ大百科における記事を参照していただきたい。
2015年10月から12月にかけて、TOKYOMXにて「エムキャス」対応再放送が実施された。
前回の再放送から1年後の2016年10月から12月にかけて、再びTOKYOMXにて再放送が行われた。この時はKBS京都でも放送されているだけでなく、TOKYOMXでは日曜朝11:00-11:30に放送された。
そして、1年周期の2017年10月から12月にかけて、またしてもTOKYOMXで再放送が実施された。それも日曜朝11:00-11:30にである。しかも今回は、同時期アニメに十二大戦があり、まさかの干支モチーフ作品が同時期に2作品放送された。
後述の余談との関連性は不明だが、2020年12月27日に短編新作『えとたま~猫客万来~』(にゃんきゃくばんらい)の制作、新キャストとして鈴木愛奈が加わることも発表された。
あらすじ
「えと娘」は動物の姿を模したあどけない少女の姿をしている、神の使いである。数多く存在するえと娘の中でトップに君臨する12人のメンバー「干支神」は、60年に1度の選抜祭・ETM12によって決められるという。
男子高校生・天戸タケルは秋葉原でひとり暮らしを始めることにしたが、引越し先は超格安の訳有り物件。タケルが部屋に入るなり、いきなり飛び出してきたのは彼よりも先にそこに住み着いていた、干支神を目指しているネコのえと娘・にゃ~たんだった。
キャラクター
メインキャラ
干支神
- チュウたん(CV:大原さやか)
- モ~たん(CV:松井恵理子)
- シマたん(CV:巽悠衣子)
- ウサたん(CV:相坂優歌)
- ドラたん(CV:内田真礼)
- シャアたん(CV:生天目仁美)
- ウマたん(CV:小澤亜李)
- メイたん(CV:渕上舞)
- キーたん(CV:戸田めぐみ)
- ピヨたん(CV:佐々木未来)
- イヌたん(CV:本多真梨子)
- ウリたん(CV:花守ゆみり)
用語・設定
- 干支娘/干支神
人と神の橋渡しとして存在する少女たち。全員がなんらかの動物の特徴が反映された姿・特性をもち、名前は「○○たん」という形式で統一されている。
干支娘の中でもトップに立つ十二人は「干支神」と呼ばれ、日本の各地をそれぞれ守護している。
- ETM12
60年に一度開催される干支神交代を賭けた神事。干支娘がそれぞれ現在の干支神たちと定められたルールの下にバトルを実行、勝利した場合はその証としてソルラルシールを獲得しこれを十二支全員分集めれば干支の交代が成される。
干支娘にとってはある意味下剋上の機会であるがそのルール上一敗もせず十二人に連勝することが求められ、更にはバトルごとにその形式が大きく異なるという非常に難易度の高いものである。それゆえ現在までの2000年間一度として干支の交代がされたことはない。
- 萌力(ソルラル)
人間の抱く正の感情(文字通りの「萌え」のみならず喜びや感謝の気持ちなど)から発生する干支娘たちの力の源。発生した萌力はその感情を抱いた干支娘のモチーフとなっている動物の姿となって発生・吸収される。
一般の干支娘がバトルなど大規模に力を行使する場合は萌力をどうにか調達する必要があるが(一応にゃ~たんが萌力の「へそくり」をしていたように物理的に保存することは可能な模様)、干支神はこれを自力でチャージすることが可能。
- 萌力祭具(ソルラルギア)
干支娘が使用する武器の総称。銃やハンマーなどいかにも「武器」といったものから注射器やヨーヨー、懐中時計などその種類は多岐にわたる。
- 萌力印(ソルラルシール)
干支娘がそれぞれ所持する器物。ETM12における干支神への勝利の証であり、これを12枚すべて集めることが目標となる(このことから少なくとも干支神は複数これを所持している模様)。
またコミック版では張った場所に内部で生活できる程度の異空間を作り出す、張り付けた扉を介して別の場所にワープするなどの機能も披露されている。
スタッフ
- 原作:白組&タブリエ・コミュニケーションズ
- 原案・設定:吠士隆&是空とおる
- 監督・音響監督:追崎史敏
- CG監督:平川孝充
- 副監督:鈴木薫
- シリーズ構成・脚本:赤尾でこ
- アダルトキャラクター原案:渡辺明夫
- プリティキャラクター原案:QP:flapper
- アダルトキャラクターデザイン・総作画監督:小池智史
- プリティキャラクターデザイン:高橋麻実
- プロップデザイン:梅澤純一、渋谷秀
- 美術設定:藤井一志
- CG美術設定:白田真人
- 美術監督:田尻健一
- 色彩設計:辻田邦夫
- 撮影監督:松井伸哉
- 編集:齋藤朱里
- 音楽:菊池梓
- 音楽制作:ポニーキャニオン
- プロデューサー:井出和哉、小原康貴、木下哲哉、高野信二、小林健一
- アニメーションプロデューサー:井出和哉、小林健一
- アニメーション制作:白組&エンカレッジフィルムズ
- 製作総指揮:白組
- 製作:えとたま製作委員会(白組、タブリエ・コミュニケーションズ、ポニーキャニオン、エンカレッジフィルムズ)
余談
本作は深夜アニメであるのだが、イベント『コンテンツ東京2016』で『えとたまkids』というPVが出展されていた。
タイトルからして子供向けアニメとして製作される予定だったのだろうと思われる…が、公開された後の今現在でも詳細が全く明らかになっていない。ぽしゃったのだろうか?
関連イラスト
関連動画
TVアニメ「えとたま」 PV
関連項目
コラボ関連タグ
九十九姫 DMM.comで展開中のブラウザゲーム。えとたまとのコラボイベントを発表している。
BeatStream BEMANIシリーズの音楽ゲーム。映像付きでオープニングテーマとエンディングテーマを含めた4曲が収録される事になった。6月24日解禁予定。
それに加えて、7月23日には更にキャラソン8曲が追加配信される事になった。一体、何処まで増えると言うのだろうか?
REFLEC_BEAT 上記のBeatStreamと同じBEMANIシリーズの音楽ゲーム。アプリ版「PLUS」にてオープニングとエンディングを含めた4曲が「えとたまPACK」として配信される事になった。
(「PLUS」の一部楽曲はアーケード版にも移植されているが、こちらが収録されるかどうかは現段階では不明)
jubeat こちらも上記作品と同じBEMANIシリーズの音楽ゲーム。リフレク同様に「PLUS」において「えとたまPACK」がリリースされる事になった。収録曲はリフレクと同じラインナップとなる。
(「PLUS」の一部楽曲はアーケード版にも移植されているが…と思った矢先、9月のアップデートでオープニングとエンディングの2曲が収録されることになった)