曖昧さ回避
基本的に固有名詞として扱われる。
使用例
あらすじ
500年に一度生まれ、世界を滅ぼす程の魔力を有するという、黒魔女(エキドナ)の心臓を持って生まれた少女・エマ。
彼女は普通の人間として生きるため、魔法使い・シオンと協力し、儀式を行う。
用語
黒魔女(エキドナ)
500年に一度、絶大な魔力の結晶を心臓に宿し生誕する女性。
魔力は16年で成熟し、その時に黒魔女の心臓を手に入れたものは、世界を滅ぼすほどの圧倒的な力を手に入れることが出来るという。
黒魔女の特徴として、魔力を測定する水晶の異常反応、人を異常なまでに惹きつける等の現象が起きる。
また、胸にハート型の痣がある。
魔女結婚儀(マジコ)
黒魔女の力を封印するために開発された儀式。
何度も婚礼の儀を重ねることによって男女の絆を深め、黒魔女の力を抑え込むことができるらしい。
手順は、儀式に必要な物品を集める収集(ギャザリング)と、
収集で集めたものを使い、儀式を行う儀式(イニシエーション)の2つに大別される。
- 魔石装儀(デコレーション)
指輪に魔石の力を宿すことで、黒魔女の力を封印する儀式。
大富豪マロウニが所持していた希少な魔石ルベウスを使用した。
- 聖沐浴儀(パージ)
聖なる力を持つと言われる伝説の泉、神泉ルナに浸かることで、その身を清める儀式。
神泉ルナは一定時間その水を浴びるだけであらゆる病を治すことが出来るが、
人が触れると雷のような激痛が走り、まともに浸かることはできないと言われる。
別名「悪魔の慈悲」。
登場人物
シオン・エリファス・レヴィ(VOMIC版のCV:朴ロ美)
魔法使いの少年。銀色の髪を持つ。まだ若いが、鷹の翼の大陸最強と言われる西方三賢者の一人。懲役8921年の大犯罪者。
かつて山に捨てられ、飢え死にしかけていたところをエマに助けてもらった。その時の恩を返すべく奮闘する。色事にはウブ。
魔法や儀式に関する知識以外は持ち合わせておらず、九九の一の段すら暗唱できない。ひどい味音痴。料理の腕も見た目以外はすこぶる悪い。
得意とするのは箒魔法。
箒草の一本一本が筋肉繊維の如くパワーを持ち100tの物体も持ち上げることが出来る。手のように自在に操ることが出来、非常に強力だが習得の儀式も習得後の操作にも集中力を要する魔法であり使用出来るのはシオンただ一人である。
エマ(VOMIC版のCV:茅野愛衣)
とある村の少女。16歳。茶髪のロングヘアー。やや天然で、他人を信じやすい純粋な性格。言葉がなまっている。
生まれつき黒魔女の力を宿し、絶大な魔力を持つ。本人はその力に気付いていなかったが、幼い頃から人里離れた場所に隔離され、軟禁生活を余儀なくされていた。シオンから儀式『魔女結婚儀(マジコ)』の提案を受け、彼と協力して、黒魔女の力の封印を図る。
自分のことに親身になってくれるシオンには心底感謝しており、彼の良き妻となるべく奮闘している。家事はあまり得意ではない模様。料理に関しても、見た目がひどいだけでなく、自分で作って口に入れた直後に吐き出す程度に味もひどい。
10年前にシオンを助けたことを覚えていなかった。
アニス(VOMIC版のCV:山根舞)
喋る黒猫。シオンの保護者的存在。冷静沈着。ウブなシオンを度々おちょくる。
ルー
辺境の地「アンドラ」に住む魔法使いの少女。ハロウィンのようなカボチャの被り物をしている野生児。食欲旺盛。
マロウニ・ゲイト
「東の国」に住む大富豪。魔法使い。眼鏡をかけた知的な雰囲気の美男子。テレビ、電話等の通信系魔法を取得する儀式を開発し、莫大な富を得た。その情報システムにより、世界中で起こるあらゆる物事を熟知している。魔石ルベウスの所有者。
強欲かつ冷酷なサディスト。「貴重な体験」を愉しみとしており、目的のためには手段を選ばない。自身に戦う力は無いため、親衛隊「マロウニ警備隊」を雇っている。
犬魔法をかけられた奴隷の少女たちをいたぶり、さらに警備隊の魔法でエマを襲ったことでシオンの逆鱗に触れ、東の国もろとも撃破された。
- 『無限番犬ケルベロス』
マロウニ警備隊が使役する魔法。相手を噛み殺すまで無限に再生し、追尾し続ける犬を召喚する。
地名
- 鷹の翼の大陸(イグリアス)
物語の舞台となる大陸。
魔法都市「鷹の眼王国(ホークアイ)」や、神泉ルナがあるといわれる辺境の地「アンドラ」を有している。
- 東の国(エデン)
大富豪たちが集まる国。
著名な富豪たちや、招待状を受け取った者だけが入れる。
マロウニがシオンの怒りを買い、壊滅した。
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