概要
桜庭一樹によるライトノベル、及びそれを原作としたアニメ・漫画作品。
富士見ミステリー文庫で刊行時のイラストは武田日向が担当。
富士見ミステリー文庫(富士見書房)から刊行されていたが、レーベルの廃止により現在は角川文庫(角川書店)から新装版が刊行中。また富士見ミステリー文庫版のイラストを再収録し、角川ビーンズ文庫からも刊行されている。
2013年12月からは色を冠した新シリーズ(RED、BLUE、PINK、GREEN)が刊行されている。イラストはカズモトトモミが担当。
ストーリー
-GOSICK-
時は1924年、第一次世界大戦後のヨーロッパ。ソヴュール王国の貴族の子弟の為の寄宿学校・聖マルグリット学園に在籍する日本からの留学生・久城一弥は、天才的な頭脳を持つ同級生の少女・ヴィクトリカと共に様々な事件に遭遇する。
ジャンルとしては推理小説もしくは探偵物であるが、後半(特に終盤)は殆ど純愛ストーリーという声もある。
-GOSICK RED-
舞台はニューヨーク、時は1930年代。ヴィクトリカは探偵事務所を構え、一弥は新聞社で働いている。ある日、闇社会からの依頼人がヴィクトリカを訪れ、奇怪な連続殺人事件の解決を依頼する。一方、一弥は、「心の科学で人々の精神的外傷を癒す」という精神分析医のもとに取材に向かっていた。やがてすべての謎は一つにつながり、恐るべき陰謀が姿を現す――。
登場人物
ヴィクトリカ・ド・ブロワ | 久城一弥 | グレヴィール・ド・ブロワ |
---|---|---|
CV:悠木碧 | CV:江口拓也 | CV:木内秀信 |
アブリル・ブラッドリー | セシル・ラフィット | コルデリア・ギャロ |
CV:下屋則子 | CV:鹿野優以 | CV:沢城みゆき |
ブライアン・ロスコー | ||
CV:大川透 | ||
アニメ
2011年1月から7月までテレビ北海道以外のテレビ東京系列局にて全24話放送された。基本的には原作小説を再現したものだが、省略・改変された点も多い。
余談だが、最終話では非常に高いクオリティの作画による、作中唯一の戦闘シーンを見ることができる。
スタッフ
主題歌
OPテーマ「Destin Histoire」/ 作詞 - 渡部紫緒 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - yoshiki*lisa
EDテーマ「Resuscitated Hope」(第1話~第12話)/ 作詞 - 渡部紫緒 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - コミネリサ
EDテーマ「unity」(第13話~第24話)/ 作詞 - 渡部紫緒 / 作曲 - Asu(The New Classics) / 編曲 - 長谷川智樹 / 歌 - コミネリサ
小説
-GOSICK-
長編と短編での構成が存在し時間軸が異なっている。短編はドラゴンマガジン等に掲載されたものを主に収録しており、本編の以前や、日常の中にあった事件を補足する構成となっている。
なお発売順に読んでも物語を問題なく楽しめる。
コミックスも連載は終了しているものの原作に沿って作られており、長編4巻までの内容となっている。
-GOSICK-(新シリーズ)
2013年12月25日、角川書店から単行本として刊行。REDのみ文庫化されている。
既刊4巻。
関連イラスト
関連動画
アニメPV
『GOSICK RED』作品紹介
関連タグ
GOSICK100users入り GOSICK500users入り GOSICK1000users入り GOSICK5000users入り