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概要

2004年に富士見ミステリー文庫より文庫本が刊行される。発売当初はライトノベル扱いだったのだが、華やかな装丁と挿絵とは裏腹にショッキングかつグロデスクな描写が読者の間で話題となり、2006年度「このライトノベルがすごい!」で3位を獲得。桜庭一樹の名が一般文芸界に注目されるきっかけとなる。

その後富士見書房から単行本化、2009年には角川から一般文庫と*して出版など異例の快挙を成し遂げる。

また、主人公が回想しながら過去に遡っていく描写は、同作者の私の男に準ずる。


あらすじ

片田舎に住む主人公の山田なぎさは、イケメンだがヒッキー化してしまった兄と、女手一つで自分たちを育てている母親の姿を見て、「自分も早く大人になりたい」と願っている女子中学生。

ある日、なぎさの通う中学校に不思議な転校生、海野藻屑がやって来る。自分を人魚だと言い張る藻屑を「変人同士だから」という理由で押し付けられ、振り回されるなぎさだったが、藻屑の悲しい秘密を知っていく内に仲良くなっていく。しかし、そんな二人の別れは突如、そして唐突に訪れるのであった・・・


登場人物

本作の主人公。女子中学生二年生。家庭を支えるために「早く大人になって働きたい」というリアリスト。


東京からやって来た転校生。ボクっ娘。自分を「人魚」と言ってミネラルウォーターを常飲している。


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関連タグ

桜庭一樹 ライトノベル 小説

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