ディズニープリンス
でぃずにーぷりんす
登場当初は王子様ではない、厳密に言えば王家ではないディズニープリンスも存在する。
ディズニープリンセスやディズニーヴィランズと比較すると、キャラクター個人の商品展開は少なめ。
ディズニー初期の作品のディズニープリンスは「あくまでヒロインの相手役」というイメージが強く、名前や性格もハッキリしないキャラも多かったが、時代が進むにつれて王子側もそれぞれ個性的な人物として掘り下げられる傾向にある。
「アナと雪の女王」では、とうとうディズニーヴィランを兼ね備えたディズニープリンスが登場した。
(一応過去にもう一名いたのだが、彼はもはや悪役としてのキャラクター性や魅力すら感じられない無礼過ぎる立ち振る舞いからプリンスどころかヴィランズにすら分類されていない程の小物であり速攻で物語から退場した為、含まれる事は無い。)
なお、「キングダムハーツシリーズ」でも、ジョン・スミス、ナヴィーン王子以外のディズニープリンスが登場している。
ここでは、ディズニープリンセスを主役としたアニメ映画に登場するプリンスを紹介する。
王子
声: ハリー・ストックウェル
(吹き替え)五十嵐喜芳、三林輝夫、森川智之(キングダムハーツ)
正式名称がなされない場合が多く、彼も下記の「プリンス・チャーミング」と呼ばれる場合もある。この名前を交じって「プリス王子」と名付けられていることもある。
チャーミング王子
「シンデレラ」のプリンス。シンデレラの恋人。Prince Charming
声:ウィリアム・ピップス、マイク・ダグラス、ジョン・フォンテイン(歌)
(吹き替え)宮本昭太、風雅なおと、堀内賢雄(OVA、キングダムハーツ)
「プリンス・チャーミング」というのは「素敵な王子様」という意味であり、厳密に言えば名前ではない。実写リメイク版では「キット王子」という名前になっている。
シュレックシリーズに登場するチャーミング王子とは名前が同じだが、当然別人(あちらはむしろディズニーヴィランズ)。
野獣(アダム王子)
「美女と野獣」のプリンス。ベルの恋人。Beast / Adam
声:ロビー・ベンソン
(吹き替え)山寺宏一
野獣の姿に変えられた王子。「アダム王子」という名前は劇中で明かされていない。そのため、「野獣」の姿の方が有名かもしれない。
リー・シャン
「ムーラン」のプリンス。ファ・ムーランの恋人。Captain Li Shang / 李翔
声:B・D・ウォン、ダニー・オズモンド(歌)
(吹き替え)園岡新太郎
厳密には部隊の指揮官であり、プリンセスとプリンスの2人共が王族ではない。「シャン隊長」と呼ばれることが多い。初のアジア系プリンス。
また、物語本編中ではムーランとはロマンスを匂わせるだけで唯一プリンセスとのキスシーンもなく終わっているが、続編のOVAでは正式にムーランと交際、結婚している。
中国版の吹き替え声優はあのジャッキー・チェン。
ナヴィーン王子
「プリンセスと魔法のキス」のプリンス。ティアナの恋人。Prince Naveen
声:ブルーノ・カンバス
(吹き替え)丹宗立峰
2020年現在のところ、2Dディズニーアニメ作品最後のディズニープリンス。そしてディズニーきってのダメ王子。
ハンス・ウェスターガード
「アナと雪の女王」のプリンス。アナの運命の王子様(?)。Prince Hans / Westergaard of the Southern Isles
声:サンティノ・フォンタナ
(吹き替え)津田英佑
その正体については当記事を参照。
その他で公式でディズニープリンスとされるキャラクター。王子様というよりは、作品での主人公(ヒーロー)であるキャラクターも含む。
ロバート・フィリップ
俳優:パトリック・デンプシー
(吹き替え)根本泰彦
「魔法にかけられて」のプリンス。ジゼルの恋人。
実写とアニメ融合作品初のプリンス。離婚歴があり、子持ちという特に異色のキャラクターである。
ジゼルが大人の事情でディズニープリンセスの公式枠から除外された為、必然的に彼も公式でディズニープリンス展開はされなくなった。
エドワード王子
俳優:ジェームズ・マースデン
(吹き替え)畠中洋
「魔法にかけられて」のプリンス。ジゼルの運命の王子様(?)。
ロバート同様、初の実写とアニメ融合作品のプリンス。きれいなガストンと呼ばれたりする。