概要
サラリーマン喜劇(社長シリーズなど)から社会派ドラマまで幅広く活躍し、その生涯において253本の映画に出演した。
また、テレビドラマでも活躍しており、「牟田刑事官事件ファイル」シリーズ(C.A.L・テレビ朝日)の主人公である牟田一郎は晩年の当たり役とも言えた。
太平洋戦争開戦後の1942年に映画『微笑の国』の工員役でデビュー。徴兵後スクリーンに復帰。
受章・受賞歴
1955年 第10回毎日映画コンクール助演男優賞(『ここに泉あり』の井田亀夫の演技)
1958年 第13回毎日映画コンクール主演男優賞(『裸の大将』の山下清の演技)
1960年 第15回毎日映画コンクール主演男優賞、キネマ旬報男優賞、ブルーリボン大衆賞(『黒い画集 あるサラリーマンの証言』の石野貞一郎の演技)
1962年 サンケイ新聞シルバースター賞助演男優賞
1963年 第18回毎日映画コンクール主演男優賞(『白と黒』の落合克巳(東京地検捜査検事)の演技および『江分利満氏の優雅な生活』の江分利満の演技)
1964年 第15回ブルーリボン賞主演男優賞(『われ一粒の麦なれど』坂田昌義(農政省官吏)の演技)
1968年 ミリオンパール主演男優賞
1985年 紫綬褒章
1987年 NHK放送文化賞
1994年 勲四等旭日小綬章
1995年 橋田賞