概要
声:ザッカリー・リーヴァイ(原語版)、畠中洋(吹き替え版)
フリン・ライダー(Flynn Rider)とは、ディズニー映画の一作「塔の上のラプンツェル」の登場人物であり、もう一人の主人公。
数々のトラブルを切り抜けてきた、自信家でナルシスト、かつロマンチストのハンサムな青年。指名手配もされている王国で一番の泥棒。一人称は「俺」。
王女のティアラを盗んだ罪で衛兵に追われ、身を隠そうと侵入した塔でラプンツェルと出会う。
陽気で気さくだが、ずる賢くてのらりくらりとした人物。誘惑顔が得意なプレイボーイで、でかっ鼻に描かれた手配書を目の敵にしている。キザな性格だがコミカルな言動で顔芸も披露。
大泥棒というだけあって身のこなしは軽く、フライパン一つで武装した衛兵を数人倒したり、突き出ている板に思い切り体を打ち付けても軽傷で済ませる等、スリムボディでありながらかなりタフ。
ホットマンミーティングと呼ばれる女性スタッフの猛烈な話し合いの末、厳選されたイケメンの顔を組み合わせて誕生した。
作中では
共犯のスタビントン兄弟を裏切ってティアラを独り占めするが、マキシマスに追い立てられてラプンツェルが暮らす塔に隠れ、彼女にフライパンで頭を殴られて気絶し、気が付いた時には椅子に縛られていた。
ラプンツェルには誘惑顔も通用せず、解放の条件に「灯り」が現れる場所まで連れ出すこととなり、世間知らずな彼女に振り回される。
ラプンツェルを荒くれ者が集まる酒場「アヒルの子」で怯えさせて厄介払いを目論むが、賞金狙いの荒くれ者から助けてもらう。ラプンツェルと荒くれ者が夢を歌い上げるのを不機嫌そうに眺め、荒くれ者に脅されてその場しのぎの嘘の夢を歌った。
追っ手から逃げる途中でダムの洞窟に閉じ込められ、自分を責めるラプンツェルに誰にも話したことのない孤独な過去を打ち明ける。
過去の秘密
ユージーン・フィッツハーバート(Eugene Fitzherbert)が本名。親の顔を知らずに孤児院で育った貧しい孤児で、フリン・ライダーは子供の頃に読んだ物語に肖ろうとつけた偽名である。
何度も読んだ物語の「フリナガン・ライダーの冒険」は冒険アクションものらしく、「主人公のようにやりたいことをやって行きたい所に行きたい」と願ってその名前を借りたらしいが、泥棒で名を馳せたこと自体は不本意だった模様。
素のユージーンを受け入れてくれたラプンツェルに想いを寄せるようになり、彼女の髪に隠された秘密を知ることとなる。
関連イラスト
ザ・シリーズ
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ディズニー 塔の上のラプンツェル 残念なイケメン チャラ男 盗賊 孤児 光落ち
ハン・ソロ インディ・ジョーンズ:モデルになったキャラクターの一人。