人物
主に吹き替えを中心に活動している。特に、パトリック・デンプシーやサイモン・ペッグを担当しているほか2006年の『ライアンを探せ!』を皮切りに、ディズニー映画の吹き替え版にも頻繁に出演している。
以前は人前に出るのが苦手な性格だったが、テレビの人形劇、特に『ひょっこりひょうたん島』が大好きで人形の作成をしており、将来、人形師になることを考えていて同時に子供好きだったため、「人形劇団に入って子供が喜ぶ顔でも見て、そういう事が仕事になったらいいな」と思うようになる。
大学時代に児童文化研究会に所属し、人形劇団にて主に演出家として活動。しかし人数が少なかったため出演者側になり、やっているうちに「実は嫌いじゃないかもしれない」と感じる。
その後、人形劇に熱中していくが、人形劇で後輩が入ると教える立場になり、「何も知らないで教えることは出来ない」と思い、舞台鑑賞をはじめ劇団俳優座のポスターを見つけて観に行って観ているうちに学校巡演で劇団青年座の初演の舞台『ブンナよ、木からおりてこい』を観て、「あんな風に生きてみたい」と舞台上の人に憧れる。
慶應義塾大学中退後、劇団青年座養成所夜間コース、お試しコース週3回・半年間の講座を経て、1984年にテアトル・エコーに入団する。