CV(英語):リン・ハリス(初代バイオ1)/ホープ・レヴィ(リメイクバイオ1)/リーヴァ・ディ・パオラ(バイオ0)/ステファニー・シェー(バイオUC、バイオ5ザ・マーセナリーズ)/エリン・カーヒル(ヴェンデッタ)
CV(日本語):小清水亜美(HDリマスター版(バイオ1、バイオ0)、ヴェンデッタ)
舞台版演者:飛鳥凛
概要
彼女の主な登場作品は『バイオハザード』、『バイオハザード0』、『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』、『バイオハザード5 オルタナティブエディション』、『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』『デスアイランド』の5作品であり、彼女が主役の作品として著名なのはバイオハザード0である。
公式プロフィール (1998年当時)
年齢 | 18歳 |
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血液型 | AB型 |
身長 | 161cm |
体重 | 42.1kg |
バイオ0以前のレベッカ
レベッカはラクーン市警特殊部隊「S.T.A.R.S.」ブラヴォーチームに所属しており、ポジションはリアセキュリティ(RS)。
18歳にして大学の学士課程を優秀な成績で飛び級で卒業した才女で、化学や薬品の精製・調合のエキスパート。その才能と知識を買われてS.T.A.R.S.にスカウトされたばかりの新人であり、アルファチーム所属のクリス・レッドフィールドやジル・バレンタインとの面識は無く、洋館事件が初対面となる。隊長のアルバート・ウェスカーからも期待の新人として一目置かれていた。一方、銃火器の扱いはあまり慣れていないようで、威力の高い銃火器(ショットガンとマグナムとロケラン)を使用すると、反動でノックバックしてしまう。
性格と身体能力
少々子供っぽい性格で、精神的に脆い部分があるものの、多少のことでは動じないマイペースさと、天性のサバイバル能力を持ち併せている。
ピアノは弾けるがあまり上手ではなく、バイオ0では上手く弾けず途中でさじを投げたり、バイオ1のクリス編ではゾンビたちが徘徊する屋敷の中で、ピアノの仕掛けを解くまで意地を張って練習している。
実はT-ウイルスの完全な抗体を持ち、ゾンビ化することがない。
PS版初代では「未熟だが快活なムードメーカー」といった性格付けがなされており、ハキハキとした喋り方で、クリスとのやり取りやリアクション等もかなりオーバーな感じで描かれていた。
その後「バイオ0」において洋館事件以前に事件に遭遇していたという設定を考慮し、初代のリメイク版で服装の変更と共に修正が入り、幾分、冷静で落ち着いた性格になっている。
PS版初代では赤いバンダナをしていたのが印象的だったが、GCリメイク版以降は着用していない。開発段階ではベレー帽にする予定だったらしい。
「0」の公式サイトでは「マイペースだが計算高い一面を持つ」と紹介されている。
バイオハザード0と1での主な実績
バイオ0及びバイオ1では、同僚であるリチャード・エイケンの指導の下、新米ながらラクーンフォレストで起きた猟奇事件の捜査に配属後初任務として赴いていた。
単独行動をしている最中に黄道特急の列車内でゾンビに襲われるが、そこでビリー・コーエンと出会い、成り行きから彼と協力することになる。
初めはビリーのことを凶悪な殺人犯と嫌悪していたが、彼の誠実さに触れ、次第に信頼を寄せていく。
やがて、事件の黒幕であるジェームス・マーカスをビリーと共に倒し、彼を逮捕することなく別れ、仲間が待つ洋館へと向かった。
ビリーと別れる時に彼のドッグタグを譲り受け、首に身につけている。
洋館へ辿り着いた後はリチャードと合流し、共に仲間の捜索を開始する。
しかし大蛇ヨーンによってリチャードが負傷し、身動きが取れなくなったところをクリスに救助された。
その後リチャードは殉職してしまったが、ブラヴォーチームではただ一人、無事に洋館から脱出することに成功した(展開次第では洋館から脱出できず死亡するが、正史では生き残ったことになっている)。
洋館事件後はビリーに宣言した通り、彼の死亡報告書を提出している。この報告書は、ニンテンドウ64版『2』のEXファイルとして収録されている。
なお、『1』では彼女を救援するのが遅れるとハンターの首刈りで首を斬られて死亡する。オリジナル版(※海外市場版では完全削除、日本市場版のみ)では首が文字通り切り落とされてしまう。
初代バイオ1のクリス編では出逢い方によっては保管室へ行くとクリスが入った瞬間にゾンビと間違えて催涙スプレーをかけるというシュールなイベントが見られる。その後はウェスカーに撃たれてしまうが防弾チョッキのおかげで助かったうえ、起爆装置を起動させた事で湧いてきたモンスターをみて大声を上げたりというこれまたシュールな笑いを我々に提供してくれた。
その後のレベッカ
生存しているS.T.A.R.S.のメンバーで唯一、洋館事件後の消息に関して長年に渡り、一切明らかになっていなかった(GC版、Wii版バイオ0、バイオハザード3のエピローグでも明かされていない。なおバイオハザード2ではファイルで名前のみ登場し、ある人物の机を調べると彼女の写真を入手することが可能)が、2015年に公演されたシリーズ初の舞台作品『BIOHAZARD THE STAGE』(時系列は『5』と『バイオハザード6』の間)において、オーストラリアで大学教授を務める傍ら、バリー・バートンと同様にBSAAのアドバイザーを務めている事が判明した。
更に2017年に公開されたCGアニメ映画『バイオハザード ヴェンデッタ』に、レオン・クリスと共に主要人物として登場していた。
尚、バイオハザード5ではストーリーには全く絡まないが、オルタナティブエディションに収録されている「THE MERCENARIES REUNION」でプレイヤーキャラクターとしてと共に参戦している。サッカーボールキックという子供っぽくてえげつない追い打ちや、スプレーによる熱そうでキツそうな攻撃を見せる。
マーセナリーズ3D
3DSのマーセナリーズにも登場。4のあの人?お仕事です。なけるぜ...
キャラの特徴としては非常に防御力が低く回復力が高く、ナイフは平均的。
基礎装備はグレネードランチャー(炸裂)、マシンガン(MP5)、ハーブ5本。と安定感のある構成になっている。
ガナードやマジニ相手にはマシンガンで体術狙い、ガラドールや囲まれた場合はグレネードランチャーで強引に突破可能。防御力に不安はあるがハーブの多さでカバー可能。ハーブ中は無敵なのでゴリ押し回避しやすいのも利点。グレネードランチャーの殲滅力の高さから敵全滅を狙いやすいキャラクター。
体術
どことなく武術経験の少なさが見えるキャラ。威力も控えめな物が多いがラッキーパンチなのかクリティカル率が高い。
- プッシュアウト
頭ひるみ体術の立ち合い諸手突き。
吹き飛ばし効果と割と巻き込みが広い為囲まれた時に便利。
クリティカル率0%だが即座にサッカーボールキックのコンボが決まりやすい。
腕ひるみ前方の体術?スプレーをバラまく。
威力は低い、範囲は狭い、モーションは長い、吹き飛びもダウンも無い。と打開力の少ないガッカリ技。
唯一の利点としてプラーガ死滅スプレーなのか変異防止効果がある。(元ネタは初代バイオ1から)
- ヒップ
腕ひるみ後方の体術。ケツアタック。
スプレー同様パッとしない。レベッカのお尻に触れた事でプラーガも昇天するのか変異防止効果突き。
- ジャンプパンチ
膝ダウン前方体術のジャンピングげんこつ。
その場にダウンが取れる為サッカーボールキックに即座に繋がる便利技。何気にその場ダウンが取れる唯一の体術だったりする。巻き込みは狭いが巻き込めれば他の敵もその場ダウンになる。
- グラップルニー
膝ダウン後方体術の後頭部跳び膝蹴り。
クリティカル率50%の変異防止効果付きと体術が貧相なレベッカのキモ。
クリティカルしなくとも威力は他に比べて高く、吹き飛ばし効果付きと至れり尽くせり。
- サッカーボールキック
ダウン体術。読んで字の如し。
振り下ろし系の体術と比べて巻き込み範囲が広い。ダウンを取れる体術からコレに繋ぐ事でレベッカは安定した火力が出る。即死技どころか1発で大ダメージが出せないレベッカはパンチorニーからしっかりコレに繋ぎたい。
優秀な体術だが、変異防止効果が無い
- 電気ショック
フィニッシュ体術。
スタンガンで攻撃となかなかエゲツない技。威力はなんとクラウザーのドロップキックの2倍。
巻き込み範囲は壊滅的だが出が早く、体術のダメージに不安があるレベッカだがこの技は例外。あの巨大チェーンソー男すら1発で瀕死に持ち込める。
EXコスチュームはナース。更に防御力が低くなるがハーブの回復力が更に上がる。