プロフィール
年齢 | 26歳(1998年当時) |
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血液型 | A型 |
身長 | 181cm |
体重 | 74.2kg |
CV(英語) | デイビッド・ウェブスター |
CV(日本語) | 小西克幸 |
概要
本編の約1年前、アフリカ某国での軍事作戦中に、23人もの民間人を虐殺した罪で死刑判決を受けていた。
しかし、処刑のため基地に移送される途中、何者かに護送車が襲われ運転していたMPたちは死亡するが、ビリー本人はその隙に銃を奪って逃走した(この護送車の襲撃やMPの死亡も当初はビリーの仕業だと考えられていた)。
その後、列車内で怪物(擬態マーカス)に襲われていたレベッカ・チェンバースを助けた事から、生き残るため彼女と行動を共にする事となる。
レベッカと同様にT-ウイルスの完全な抗体を持ち、ゾンビ化することがない。
前述の通り民間人を多数虐殺した容疑がかかっているうえ、精神科への通院歴もあると護送車に残された記録には記されているが、実際にはこれらはでっちあげの冤罪で、本人は軍事作戦中に民間人の虐殺を命令した上官を止めようと掴みかかる描写があることから、虐殺には加担していないと考えられる(レベッカもビリーの人柄に触れ、最終的には彼が無実なのだと確信している)。
同様に、プロローグの護送車を襲撃してMPたちを殺害したのも彼ではなくB.O.W.の仕業である(レベッカたちが護送車を調べているシーンで、明らかに人のものとは思えない粘液のようなものが護送車から滴り落ちる描写がある。おそらくは近くにいたと思われるこいつの仕業だろう)。
ゲーム中では詳細は明らかにされていないが、おそらく無実の罪を着せられた理由は「村の住民の虐殺を実行した上官や仲間から罪を自分一人になすりつけられた」というのが真相であろう。
ちなみに、ビリーの回想ムービーによれば、当時アフリカの奥地でビリーの部隊はゲリラ組織の拠点に向けてジャングルを行軍していたが、熱病や敵襲で仲間は次々と死亡し、目的地に辿り着いた時にはビリー含めわずか四人となっていた。しかし、ゲリラのアジトだと思われていた場所は何の変哲もない村であった(ビリー曰く「偽情報に踊らされた」)。しかし大勢死んだ手前、手ぶらで帰る訳には行かないと、隊長と同僚らは反対・制止するビリーを銃で殴り倒し、一か所に集めた村人らをゲリラに仕立て上げて皆殺しにした。
正義感が強く、意外にもピアノ演奏が得意。
元海兵隊故武器の扱いにも長けており、レベッカに比べて体力が高く、レベッカでは押せない重い物を押すこともできるが、薬学には疎いらしくハーブの調合ができない(※)
事件後の行方については不明で、現在に至るまで再登場していない。公式からも同様の回答がある。
N64版『バイオハザード2』(※VC、オンライン提供は無し)において、洋館を脱出したレベッカが、ビリーはMPたちとともにゾンビ犬に襲われ死亡し、ゾンビ化してしまったという内容の報告書を提出しているが、これはビリーを死人に仕立てることで彼を「生き延びさせる」ためのレベッカの虚偽の報告書である。(ゲーム内のEXファイルより)
別れ際に、身につけていたドッグタグは虚偽の報告用としてレベッカの手へと渡った。
なお、仮に無実を証明するために公の場に現れたとしても状況的に証拠が無かったのは想像に難くなく、結局のところ偽装死しか手が無かったと思われる。
色々と訳アリな人物ではあるが、初期の『バイオハザード』シリーズのプレイヤーキャラクターとしては割と珍しく、ラクーンシティともアンブレラとも一切関わりの無い、正真正銘の「通りすがりのよそ者」なキャラである。再登場しないのはこのためらしい。
※作中に登場するハーブは「ラクーンシティのあるアークレイ地方に自生する固有種」とされており、ラクーンシティの市民たちは以前からこのハーブを暮らしの中に取り入れて生活していたため(レベッカを含めて)ラクーンシティの住人たちの多くは調合方法を理解していたが、ビリーは前述の通りたまたま別所への護送中に事件に巻き込まれただけの海軍人から抜けたよそ者であったため、ハーブの調合方法を知らなかったとも考えられている。おそらく作品中に登場した海兵隊についてはハーブの当該ハーブの調合知識を持つ人物がいないからだとみられる。
ちなみに、HDリマスター版のウェスカーモードではウェスカー(バイオ5のブラックコスチューム)になる事ができ薬剤知識を持つ人物の為ハーブ調合の知識が彼に身に付いたようだ。
衣装
バイオハザードおなじみのコスチュームチェンジでもビリーは衣装が用意されている。
GC版では青スーツ・黄シャツといったさながら用心棒風衣装で、この1着のみだった。
PS3版以降でさらに衣装が2着追加され、往年のカプコンゲーム『戦場の狼』ウルフフォース兵の衣装(上図)と、『ストリートファイターZERO』のコーディの囚人服が用意されている。
関連タグ
タイラー・ハワード:ビリーと同じくウイルス絡みの事件でレベッカと出会った男性主人公であり、諸事情で記録上死んだ事にされるなどといった共通点を持つものの、事件から数年後にレベッカと再会していた。
フィリプ:こちらもシリーズのヒロインと行動を共にした軍人。
ジェイク・ミューラー:ウェスカーの息子であるという訳アリな人物であるが、ジェイク本人もビリーと同じくラクーンシティやアンブレラなどとも一切関わりがない状態で事件に巻き込まれた通りすがりの人物という点が共通している。