すべての出発点“洋館事件”、更にその始まりが描かれる。
恐怖の原点(ゼロ)
概要
2002年11月21日にカプコンよりニンテンドーゲームキューブ用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲームである。元々はニンテンドウ64ソフトとして開発されていたが、ゲームキューブソフトとして開発企画の路線が変更されたものである。
ゲームエンジンは1のものと同じである。
開発元はHDリマスター版との共にトーセ。
作品の時系列では最も古く、「1」の数日前の話であり、事件名は『黄道特急事件』。
今作ではまだB.O.W.の研究段階であるためか、実用性のない不完全なB.O.W.が多く登場し、中ではゲームでは登場すらしないクリーチャーもいる。
後にWiiに移植された他、アンブレラクロニクルズ(統合版のバイオハザードクロニクル)でガンシューとしてリメイクされる。
2015年1月20日に画面比率を16:9へと調整を行い、新規要素を追加したHDリマスターがPS4版(オリジンズコレクション以下OC)、Xbox One版(OC)、PC版(steam)として発売された。また、バイオ(8100円)価格で本作をセットにしたPS4版のバイオハザードシリーズをセットにしたバリューパック(ディスクの作品以外はPSストア用のダウンロードコードで提供)を数量限定で販売した。
再び任天堂ハードとして再登場となるWiiのSD画質から1080p(30fps)へと向上したHDリマスター版がSwitch版として2019年5月23日に発売された。
変更点として顕著なのはビリーのコスチュームがレベッカと違って一種類のみだったに対しHDリマスター版では増えている(詳細は当該キャラクターの記事を参照)
その他、パーソナルアイテムにはコスチュームチェンジ用のスーツケースを追加、ビリーがウェスカーになりきれるウェスカーモード(同時にレベッカが実質的にウェスカーの奴隷になる)が追加された。
HDリマスター版のテーマソングを歌うのは声優・シンガーのRaychellとラップユニットのRICKEY&RABBIEによる「Until_the_Justice」。
ストーリー
黄道特急に乗り合わせたレベッカ・チェンバースは、アークレイ山地で噂された人食いの事件の原因と思われる人の姿をした化け物に襲われるが、そこで行方不明の囚人、ビリー・コーエンと出逢う。次々と襲いかかる異形の怪物達の恐怖を掻い潜っていくが、その特急は二人を乗せて、予想だにしない恐怖の巣窟へと向かうのであった。
登場人物
主人公
ブラヴォーチーム
アンブレラ
その他
関連タグ
亜人…公式コラボコスチューム登場に関連。
マコバヴィレッジの惨劇:こちらも時系列が『1』の前である。
時系列
年 | 日付 | 出来事 |
---|---|---|
1998年 | 7月22日 | “黄道特急事件” |
7月23日 | 洋館事件 | |
9月 | Gウイルス争奪事件、追跡者(ネメシス)投入、アウトブレイクによるラクーンシティ崩壊。 | |
11月 | シーナ島事件 | |
12月 | アンブレラ南極基地崩壊 | |
2002年 | オペレーション・ハヴィエ、スペンサーレイン号ジャック | |
2003年 | アンブレラ終焉 | |
2004年 | 米大統領令嬢誘拐事件、テラグリジア・パニック | |
2005年 | ハーバードヴィル空港バイオテロ、テロ組織ヴェルトロ復活? | |
2006年 | スペンサー邸突入作戦、ホワイトハウスにおける謎のハッキング事件 | |
2009年 | キジュジュ自治区バイオテロ | |
2010年 | フィロソフィー大学バイオテロ | |
2011年 | 東スラブ独立運動、テラセイブメンバー拉致事件 | |
2012年 | マルハワデザイア、ヘヴンリーアイランド、イドニア紛争 | |
2013年 | 世界規模のバイオテロ | |
2014年 | 血塗られた復讐の物語 | |
2015年 | アルカトラズ島で謎のバイオテロ | |
2017年 | ルイジアナ州における謎の失踪事件 | |
2021年 | クリス・レッドフィールドがウィンターズ家を襲撃 |