1979年11月に東亜セイコー(現在は複合ロボット用コンピュータ制御や産業用ソフト開発、アナログ計測機器や治具の開発・製造を手掛ける京都市の企業)から分離独立する形で設立。日本におけるゲーム業界最大手の下請け会社で、関わったタイトルは(プラットフォームを問わず)2021年現在で約2300以上にも上る。ちなみに、シンボルマークは世界樹。
しかし、トーセ自身は顧客となるパブリッシャー間との守秘義務により開発実績を公表しないため、開発に携わったゲームタイトルの全容は掴めない。そのため、「ゲーム業界の影武者」と称される。ちなみに同社設立後最初の開発作品はAC版『サスケvsコマンダ(SNK/1980年)』(※)。
(※)同社公式サイトの企業情報ページの沿革に記載がある。
トーセ自身が自社開発製品であることを公にしているものは、任天堂より発売された『カービィのブロックボール』や『伝説のスタフィー』シリーズぐらいであったが、最近は有名になってきて隠す意味が薄れてきたことや、スマホタイトルの開発運営も手がける関係もあり、発売元の許可が得られたタイトルについては基本的に公にしている。
ゲーム開始時に許諾画面から同社のシンボルマークが出たら開発に関わっていると言うことが分かる。