深まる恐怖。浮かぶ真実。
概要
初期の探索型ホラー志向から『4』や『5』のようにアクション性の強くなってきた中において「原点回帰」をテーマとしている。
また、従来は「英語音声に日本語字幕」が慣例となっていたが、本作では英語の他に日本語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語での吹き替え音声が収録されており、オプションで選択が可能となっている。ROM容量が4GBなのは音声ファイルが多いため。そして以降の作品でも複数言語の吹き替えが基本となる。
タイトルの「REVELATIONS」は、『覚醒』という意味の「revelation」に複数形のsがついたもの。真実と言う意味合いも持っている。
後に様々な追加要素やムービーなどを入れた『バイオハザード・リベレーションズ アンベールド・エディション』(真実と言う謎のベールを脱いだリマスター版)がWii Uを始めとする複数のハード向けに発売された。
その後のNintendo Switch版ではJoy-Conに対応し、リベレーションズ2とセットになった「REVELATIONS COLLECTION」として発売。(※Switchのパッケージ版におけるゲームカード形態は本作のみ)
ストーリー
2005年。対バイオテロ組織・BSAAの隊員であるクリス・レッドフィールドとジェシカ・シェラワットは、北欧の山岳部寒冷地でテロリスト組織の捜索中に失踪する。クリスの長年のパートナーであるジル・バレンタインは、パーカー・ルチアーニとともに通信リンクの痕跡を頼りにし、地中海の洋上を漂う豪華客船へと潜入する。
メインキャラクター
※多言語の声優については各人物の記事へ
- ジル・バレンタイン(Jill Valentein 声:湯屋敦子)
- クリス・レッドフィールド(Chris Redfield 声:東地宏樹)
- パーカー・ルチアーニ(Parker Luciani 声:宮本充)
- ジェシカ・シェラワット(Jessica Sherawat 声:水樹奈々)
- キース・ラムレイ(Keith Lumley 声:小野大輔)
- クエント・ケッチャム(Quint Cetcham 声:坂東尚樹)
- クライヴ・R・オブライエン(Clive R. O'brian 声:石塚運昇)
- モルガン・ランズディール(Morgan Lansdale 声:銀河万丈)
- ジャック・ノーマン(Jack Norman 声:池田秀一)
クリーチャー
クリーチャーの一部は、ダンテ著『神曲』に登場するマレブランケの面々から命名されている。
雑魚クリーチャー
- ウーズ
- ウーズ変異種(ピンサー、トライコーン、チャンク)
- ウーズ異常種(グロブスター、シークリーパー)
- フェンリル
- ハンター
- ハンター変異種(ファルファレルロ)
- ギオッゾ
- スカルミリオーネ
- ウォールブリスター
- アクレオッゾ
- ベビードラギナッツォ
ボスクリーチャー
関連タグ
バイオハザード・リベレーションズ…ピクシブではこちらで検索した方がイラストがひっかかる。
ガンサバイバー4…同じく豪華客船が舞台であるバイオハザードの外伝作品。
バイオハザードGAIDEN…大型船繋がりのパラレル(if)作品。こちらは輸送船。
時系列
年 | 日付 | 出来事 |
---|---|---|
1998年 | 7月22日 | 黄道鉄道事件 |
7月23日 | 洋館事件 | |
9月 | Gウイルス争奪事件、追跡者(ネメシス)投入、アウトブレイクによるラクーンシティ崩壊。 | |
11月 | シーナ島事件 | |
12月 | アンブレラ南極基地崩壊 | |
2002年 | オペレーション・ハヴィエ、スペンサーレイン号ジャック | |
2003年 | アンブレラ終焉 | |
2004年 | 米大統領令嬢誘拐事件、“テラグリジア・パニック” | |
2005年 | ハーバードヴィル空港バイオテロ、テロ組織ヴェルトロ復活? | |
2006年 | スペンサー邸突入作戦 | |
2009年 | キジュジュ自治区バイオテロ | |
2010年 | フィロソフィー大学バイオテロ | |
2011年 | 東スラブ独立運動、テラセイブメンバー拉致事件 | |
2012年 | マルハワデザイア、ヘヴンリーアイランド、イドニア紛争 | |
2013年 | 世界規模のバイオテロ | |
2014年 | 血塗られた復讐の物語 | |
2017年 | ルイジアナ州における謎の失踪事件 | |
2021年 | クリス・レッドフィールドがウィンターズ家を襲撃 |