概要
米国政府とヨーロッパが共同で建設した巨大海上都市。建設に11年の歳月と膨大な資金を投じ、当時最新鋭のインフラ施設を有した海上都市が生まれた。
最大の特徴として、人工衛星「レギア・ソリス」を介した太陽光集積システムを持つ事である。
地球環境を配慮した海上都市という事もあり、建設段階から世界の注目を浴びた。
都市部には各所に発電用プラントとしてのソーラーパネルが配置されており、「レギア・ソリス」を中心とした新世代システムが完成していた。
その後
しかし、テラグリジアは予てより開発に反対していた過激派テロ組織「ヴェルトロ」によるバイオテロ攻撃を受ける。
「ヴェルトロ」は報復として、ウイルスを搭載したUAVを各所に飛ばし、さらに生物兵器B.O.W.を多数投入。テラグリジアで多くの死傷者を出す。
事態の緊急性を重く見た米国政府は直ちに、対バイオテロ部隊「FBC(Federal Bioterrorism Commission)」をテラグリジアへ派遣。被害拡大防止に尽力するも、テラグリジアへ与えられたダメージはもはや回復不能と判断。FBC長官モルガン・ランズディールはFBCの全面撤退及びテラグリジアの放棄、最終的に「滅却」を指示。
「滅却」の方法として、人工衛星「レギア・ソリス」の出力を限界まで上げ、強力な太陽光線兵器として使用し、テラグリジアを太陽光線で焼き尽くす事で、かつてのラクーンシティのように「滅菌作戦」を完遂。テラグリジアもまた、バイオテロの恐怖と共に消えていった。
後にこの惨劇は「テラグリジア・パニック」と呼ばれ、テラグリジアがあった跡地にはセントラルタワーとその周辺のタワーの残骸のみが残るだけとなっている。