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CV:銀河万丈(日本語ボイス)

概要編集

バイオハザード・リベレーションズ』で登場したキャラクター。


アメリカ合衆国直轄の対バイオテロ部隊FBCの創設者である長官。

高齢でありながらも背筋の伸びた長身に白髪と白髭を蓄えた姿は凄まじい貫禄を醸し出している。

予てよりバイオテロの到来を予見しており、FBCの実行力強化の必要性を国際社会に訴えていた。


作中内では地中海の海上都市テラグリジアにて、過激派テロ組織「ヴェルトロ」が引き起こしたバイオテロ(通称テラグリジア・パニック)においてFBC代表として対策を指揮していた。

多くの民間人、対応に当たったFBCの戦闘員らが多く犠牲になった事をきっかけに最早テラグリジアは回復不能及び生物兵器の鎮圧は不可能と判断し、太陽光発電システム「レギア・ソリス」の放射熱で汚染された街を丸ごと焼却処分という強行的な手段で消滅、事態を収束させた。


しかしこの一連の采配にはオブザーバーとして派遣されていたクライヴ・R・オブライエンは終始反対しており、レギア・ソリス起動の際も口論になっており、名ばかりのオブザーバーだったオブライエンの意見に聞く耳を持たなかった事で、この2人は事件からずっと険悪な関係となっている。


この惨劇は人々にバイオテロの恐怖を植え付け、彼が率いるFBCは国際社会において大きな影響力を持つ組織としてより発展していく事になる。


人物編集

一言で言うと冷酷な強硬派。平和の為の犠牲はやむなしと言わんばかりのスタンスの持ち主でありテラグリジアの焼却対応といい非道な切り捨て判断も即座に行なっている。

作中の世論でもこの強硬姿勢は賛否両論な模様。

更に悪い権力者の典型とも言える人の話を聞かないタイプであり、助言に耳を傾けずに独裁的な指示を下す事が多い傲慢な姿は作中で何度も見かける事となる。


レイドモード編集

レイドモードではまさかの参戦。

開幕時のセリフが「私自らが出ることになるとはな...」とグチ気味なあたり不本意な様子。

高齢でブランクがある為か回避が弱く、珍しい事にグレネードの範囲が狭くなってしまうマイナス特性持ちのキャラクター。

しかし武器にマイナス補正が掛かるものが存在しないというこれまた珍しい特徴を持っている上にマグナムとライフルはスキル持ちでリロードと連射補正にモノ言わせた高火力武器をバンバン回して行けるので囲まれる前にぶち抜いていくのが無難。



関連タグ編集

リベレーションズ

FBCの部下

パーカー・ルチアーニ

ジェシカ・シェラワット

レイモンド・ベスター













ネタバレだよオブライエン『汝、一切の望みを捨てよ』編集




























誰も想像つかないだろうな?

我々忌むべきテロリストに力を与えたのが...



親愛なるFBCの長官殿であるとは





その正体はテラグリジア・パニックの真の黒幕

テラグリジア・パニックとは、ヴェルトロを利用した自作自演であったのだ。

共謀者であったジャック・ノーマン率いるヴェルトロにT-Abyssウィルスや拠点となる豪華客船を改装した3隻の工作船、そしてウイルス散布用の装備などを提供してテラグリジア・パニックを引き起こさせ、事が済んだ後は、先述の滅菌作戦で巻き込む形でノーマンを含むヴェルトロメンバー全員が拠点としていた船ごと海に沈め、自らは「ヴェルトロを壊滅させた英雄」として、目論見通りにFBCの権威を向上させた。


悪事は全て闇に葬られ、自身とFBCの立場も盤石の物になったと思われたが、テラグリジアの強行策でモルガンに不審を抱いたBSAAクライヴ・R・オブライエンレイモンド・ベスターらによるヴェルトロの復活劇に踊らされ、BSAAにテラグリジア・パニックの真相の片鱗を見せてしまう。

クリス達にテラグリジア・パニックの真相を暴かれそうになると、彼らの口も封じようと、BSAA隊員が調査中のヴェルトロの関連施設を爆撃したり、クリスやジルの乗った船を沈めようとしたり、FBCの部隊を率いてBSAA本部を襲撃してオブライエンらを拘束する等、手段を選ばずに強硬手段へと走っていく。


また、ノーマンも当初からモルガンを信用しておらず、万が一のために取引の様子をPDAに記録していた。PDAの存在に関しては彼への最後の連絡の時点で聞かされており、後にクイーン・ディードへFBC隊員を派遣して回収を試みるが、部隊は自らT-Abyssを投与して延命していたノーマンに返り討ちに遭い回収に失敗する。



最終的にクリス達が回収したPDAの記録をBSAAや部下達の前で放映された事でテラグリジア・パニックの真実が暴かれ、直後にオブライエンの手で逮捕された末にFBCも解散、BSAAに吸収される形で消滅となった。

その際には抵抗する事も取り乱す事もなく、オブライエンにかつての意趣返しと言わんばかりに「BSAAは大きな間違いを犯しているぞ」とだけ言い残して連行された。


そして、このモルガンが言い残した発言は16年後に思わぬ形で現実となってしまう事となる…


尚、B.O.W.の一種であるスカルミリオーネの開発に彼が一枚噛んでいた模様。


関連タグ(真)編集

バイオハザードシリーズ リベレーションズ 黒幕


フレデリック・ダウニングスベトラーナ・ベリコバ:同じく最終的に破滅しながらも命を落とす事なく退場したバイオハザードシリーズの黒幕。どちらも己の野望のためにテロリストを利用していた。

???:続編で登場した黒幕の1人。※ネタバレ注意

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