ブランケの中でも、特に稀(まれ)なブランケ…ではない。
概要
元ネタはダンテの『神曲』に登場する十二人の悪鬼(獄卒)の総称。
地獄界インフェルノを構成する九圏のうち、第八圏であるマレボルジェ(Malebolge)は十の『嚢』に細分化されており、現世で悪意を以って罪を犯した者達が、それぞれの罪状に相当する『嚢』で責苦を受けている。
マレブランケが登場するのは汚職を為した者が堕ちる第五の嚢で、名称は『悪の爪』に由来する。
メンバー
日本での知名度は高くないが、ファイナルファンタジーシリーズ等でマレブランケの名をとったモンスターが登場している。
また一部作品では『マレブランケ』という名前のモンスターも登場する。
- マラコーダ(Malacoda)/ベルゼキュー
- スカルミリオーネ(Scarmiglione)/スカルミリョーネ
- アリキーノ(Alichino)
- カルカブリーナ(Calcabrina)/カルコブリーナ
- カニャッツォ(Cagnazzo)/カイナッツォ
- バルバリッチャ(Barbariccia)/バルバリシア
- リビコッコ(Libicocco)
- ドラギニャッツォ(Draghignazzo)/ドラギナッツォ
- チリアット(Ciriatto)
- グラッフィアカーネ(Graffiacane)
- ファルファレルロ(Farfarello)/ファルファレッロ
- ルビカンテ(Rubicante)
関連タグ
ゴルベーザ四天王:上記の名前を元ネタにしたキャラ。
はたらく魔王さま!:作品中に出てくる魔界の悪魔の中でも有力3部族の一つとして登場する。
魔王ダンテ:グラファカーネが登場。
バイオハザード・リベレーションズ:スカルミリオーネ、ドラギナッツォ、マラコーダ、ファルファレルロの名を持つB.O.W.が登場。