概要
RPGなどに登場する、スライム系モンスターの一般名称である。
- MTG
- ダンジョンズ&ドラゴンズ
- 世界樹の迷宮
- SAOP
- 女神転生 外道ブラックウーズ
- ブラックウーズ(淫靡な洞窟のその奥で)
- ウルトラマンアーク 宇宙寄生生物ウーズ、マザーウーズ
- パワーレンジャー アイバン・ウーズ、ウーズマン(パワーレンジャー)
以下、バイオハザードに登場するウーズについての説明とする。
概要(バイオハザード)
バイオハザード リベレーションズに登場するクリーチャー、t-Abyssに感染するとだいたいこいつになる。
名称は「ooze(滴る)」を意味する。
ProjectXZoneにも雑魚として参戦した。
どうしてこうなる
体内に侵入したt-Abyssは感染者の細胞膜と融合すると、
変異のため過剰に水分を吸収させた後に浸透圧で異常に膨れ上がらせ、やがて周囲の細胞膜と溶けるように融合を続ける。
このプロセスが感染者の全身で繰り返されたため、その身体は半ば溶け崩れつつ水死体のように白くふやけ、
視覚はあるものの眼球が存在しない頭部、トゲ付き棍棒のように変質した手などの異質な外観を持つ。
自我や知能は失われ、極端な変貌の影響から水分を欲し、異常に発達した舌を使って獲物から吸血を行い補給しようとする。
痛覚を失ったために耐久性は高くなり、身体の柔軟性の高さを生かすことでベッドの下やダクトなどから神出鬼没に出現し、執拗に獲物を追い詰めていく。
レイチェルはそうやって殺されました。
過去のシリーズにおけるゾンビの立ち位置にあり、作中でも生ける屍と表現されている。
要約すれば「t-Abyssというウイルスで軟体動物っぽいゾンビに変えられた人間」がウーズである。
上イラストの「ノーマル」の他に3種類の亜種が存在する。
なお、痛覚を失ったという性質からか、今までの雑魚と比べて怯みにくい。
また、動きこそ鈍いものの、ふらふらと体を揺らしながら接近するため、狙いが付けづらい。
能力の違う亜種の存在も合わさって、バイオシリーズの雑魚の中でも比較的手ごわい部類に入り、状況や数によっては危険な存在となりうる。
弱点は頭。ライフルやマグナムなら大きく吹き飛ばした上で転倒させられる。
また、肥大化した両腕に、それぞれある程度ダメージを与えると関節が外れ体勢を崩す。この時は体術を叩き込むチャンス。
脚を撃ち続けると立てなくなり、移動速度を激減させられる。
亜種
ピンサー(pincer)
「鋏」という意味をもつ、ノーマル型ウーズの上位に位置する個体。
両腕が肥大化して巨大な刃物のようになり、攻撃範囲と威力が強化された。
体力と怯み耐久値も強化されており、『怯み→近接攻撃』による弾薬の節約がしにくくなっているので、ショットガンで無理やりダウンさせるか、ライフルやマグナムで頭を打ち抜くのが現実的。
また、プレイヤーの脚を狙い転ばせてくる事がある。
こうなると立ち上がるまでハンドガンかグレネードでの攻撃しか出来なくなり、移動速度が極めて遅くなるので危険。高難易度では即座に容赦ない追撃をしてくる。
チャンク(chunk)
尋常でない程に肥大化した上半身を持ち、攻撃されると爆発する。
顔は殆ど肉に埋もれており、近づいても攻撃してこない。
ハンドガンやマシンガン数発で撃破可能なほどの紙耐久だが、攻撃せずとも勝手に自爆するため、気を抜くとBOMされて一気に瀕死にされる。
しかし、この爆風は敵味方関係無く巻き込む上に威力・範囲ともに優れており、上手く使えば多数の敵に大ダメージを与えられるため、敵と言うよりむしろ攻撃オブジェクトに近い存在と言える。しかもだいたいウーズの群れと共に現れるため、もはや移動するドラム缶である。
こいつへの対処は至ってシンプルで、足を撃って転倒させることでそのまま自爆を誘発させることができる。 デコイを投げても近づき次第勝手に自爆する。
その他、爆発する瞬間に扉を開けてエリア移動して回避することも可能。
トライコーン(tri cone)
三角錐という名前の表す右腕をしており、ボウガンのように骨を射出して攻撃してくる。
他の種類とかなり違って巨大な単眼であり、足もなかなか素早く、吸血行為もしない。近寄れば殴ってくるだけである。こいつから近寄ってくることはほぼ無い。ノーマル型ウーズとともによく無限湧きする。
攻撃にかかる時間がかなり長く、右腕を撃つと簡単に怯む上に体力も低く、簡単に仕留められる。
代わりにウーズやピンサーのように、腕を撃っても体術のチャンスがない。どうしても決めたい場合はパルスGで。
ちなみにこいつの撃つ骨をナイフで撃ち落とすと、トロフィーが手に入る。
変異種
スキャグデッド
???
ウーズの特殊な個体。
ウーズ系にしては脚が速く、異常にしぶとい。
スキャグデッドと同じく、まだ知能が僅かに残っていて、ことあるごとに喋る。
シークリーパー
女性のみ稀に発現する突然変異種。外見は白いカブトエビ。
水中での行動に特化しており、六本の腕で獲物を捕獲し腹部にある口で喰らい付く。その様子は子を抱く母親のよう。
そのぶん地上での活動には適しておらず、陸に上がられると手出しができなくなる。
初登場時には大抵のプレイヤーに無視され、そのまま陸に逃げられて放置されるという不遇の存在。
プレイヤーが水中を泳いでる最中にも襲ってくることがあり、この時はパルスGでのみ能動的に倒せる。喰らい付かれたときに振りほどくと、自動でナイフ攻撃をしてこいつを即死させられる。
グロブスター
海に落ちたt-Abyss感染者が周りの水を大量に吸収した結果できた肉塊。一番最初に闘う敵。
地上では「動きが遅い」「的がでかい」「弱点もでかい」とゴミの様に弱い。
一方、水中では「こちらの攻撃で倒せない」「グロブスターに攻撃されると即死」という厄介なクリーチャーとなっている。もっとも水中のグロブスターは敵というよりはギミックで、決まったルートを決まった速度で巡回しているだけなので、タイミングを見て通り抜けよう。パルスGに巻き込むと怯む。
レイドモード
(ウーズに限らず)体力ゲージの横にアイコンが付いている場合があり、そういった個体は
・体が大きく、攻撃力と体力が高い(拳アイコン)
・体が大きく、防御力が非常に高い(盾アイコン)
・体が小さく、動きが素早い(人型アイコン)
という特徴を持つ。 また、
・体が大きく、上記全てのステータスが高い(冠アイコン)
というボス格(便宜上冠タイプと呼ぶ)の個体も存在する。
冠タイプは耐性が変化しており、ナイフや各種グレネードも含めて有効な攻撃が異なる。
弱点は先に挙げたものが最もダメージ倍率が高く、二番目はやや劣る。
ウーズ
弱点は体術、ショットガン。
冠タイプは電撃G、ライフル。
ピンサー
弱点はライフル、マグナム。
冠タイプはハンドガン、体術。ライフルも僅かに有効。
チャンク
どのタイプもグレネードやデコイなどの爆発に巻き込むと即死する。
他の弱点はハンドガン。
冠タイプはマグナム。
通路を曲がった先などの死角から飛び出してくる事も多い。
トライコーン
弱点はハンドガン、ナイフ。
冠タイプはマシンガン、ショットガン。
ノーダメージボーナス(トリニティボーナス)を狙う場合は事故の元となるため、優先して始末しておきたいクリーチャーとなる。
冠タイプ以外はナイフが有効だが、反撃のリスクがかなり高い。
スキャグデッド
人語を喋るタイプと無口なタイプがおり、それぞれ耐性が異なる。
キャンペーンのプロムナードと違って、窓枠を駆使した闘いが出来ないこともある。
だが、攻撃時に足を止めるので、引き撃ちで対抗できる。壁際に追い込まれたらパルスGでナイフと体術を浴びせつつ脱出しよう。
乱戦時の引き撃ちもしないよりはマシ。
また、デコイで釣れる。
- 喋るタイプ
弱点はナイフ、アサルトライフル。
冠タイプはハンドガン、マシンガン。
- 無口なタイプ
弱点は体術、ショットガン。
冠タイプは電撃G、ライフル。
???
弱点は体術、マシンガン。
冠タイプはナイフ、アサルトライフル。
シークリーパー
弱点は電撃G、ライフル。
冠タイプは爆発物、ショットガン。
水中のシークリーパーは、キャンペーンモードでは取るに足らない存在だが、レイドだとボーナス狙いを阻止されるので面倒。
グロブスター
弱点は電撃G、マシンガン。
冠タイプはナイフ、マグナム。
こちらもレイドでは物量と体力にものを言わせてボーナスを阻止してくるため少々厄介。