概要
カプコンの人気ホラーアクションゲームであるバイオハザードシリーズを題材として、週刊少年チャンピオンにて連載された漫画作品である。
原作はカプコンが務め、ゲームシリーズと公式に繋がりを持つ作品であり、シリーズでお馴染みのキャラクター達も登場する。
ゲームシリーズと連動しており、時系列的には『5』(と『ダムネーション』)から『6』の間に起こった出来事で、主要キャラが後にゲームで登場するC-ウィルスやジュアヴォと初めて遭遇するなど、『6』への布石の一つとなっている。
2012年13号から2013年33号まで連載され、2013年43号には最終話の後日談である『マルハワデザイア〜スペシャルエピローグ〜』が掲載された。
コミックスは全5巻。
2015年には同じく芹沢氏が作画を担当した『バイオハザード~ヘヴンリーアイランド~』が連載された。
ストーリー
2012年、シンガポールにあるベネット大学の大学生であるリッキー・トザワは、アジア某所に存在する国『クダンカン』の北部エルナウル地方にあるアジア最大の名門校『マルハワ学園』の理事長であるマザー・グラシアから、手紙で学園内で発生したバイオハザードの調査を依頼された叔父である理工学部のダグ・ライト教授に、助手として現地に向かうことを頼まれ、共に向かうこととなる。
現地に着いた彼らは、そこでゾンビ化して地下室に監禁状態にされた女子生徒を見せられ、その後も何人もの学園関係者たちが、突如ゾンビ化して人を襲う事件が発生するようになる。
ダグ教授は友人であるバイオテロ対策組織『BSAA』のクリス・レッドフィールドに連絡を取って、救援を呼ぼうとするが、マザーはそれを頑なに拒否して事件を隠蔽を図ろうとし、それが原因となって事態は更に悪化、アンブレラと繋がっていたある学園関係者の手によって、外界から隔絶されたている学園の敷地内は地獄へと変わっていく。
登場人物
- リッキー・トザワ
- ダグ・ライト
- ビンディ・ベルガーラ
- ナナン・ヨシハラ
- ヨシハラタロウ
- マザー・グラシア(グラシア・デレニカス)
- レイ・スー
- タヒル・カプール
- アリサ・リン
- クリス・レッドフィールド
- ピアーズ・ニヴァンス
- メラ・ビジ
- エイダ・ウォン?
関連タグ
BIOHAZARD_THE_STAGE:同じく時系列が『5』と『6』の間で学園が舞台となっている。
時系列
年 | 日付 | 出来事 |
---|---|---|
1998年 | 7月22日 | 黄道鉄道事件 |
7月23日 | 洋館事件 | |
9月 | Gウイルス争奪事件、追跡者(ネメシス)投入、アウトブレイクによるラクーンシティ崩壊。 | |
11月 | シーナ島事件 | |
12月 | アンブレラ南極基地崩壊 | |
2002年 | オペレーション・ハヴィエ、スペンサーレイン号ジャック | |
2003年 | アンブレラ終焉 | |
2004年 | 米大統領令嬢誘拐事件、テラグリジア・パニック | |
2005年 | ハーバードヴィル空港バイオテロ、テロ組織ヴェルトロ復活? | |
2006年 | スペンサー邸突入作戦 | |
2009年 | キジュジュ自治区バイオテロ | |
2010年 | フィロソフィー大学バイオテロ | |
2011年 | 東スラブ独立運動、テラセイブメンバー拉致事件 | |
2012年 | “マルハワデザイア”、ヘヴンリーアイランド、イドニア紛争 | |
2013年 | 世界規模のバイオテロ | |
2014年 | 血塗られた復讐の物語 | |
2017年 | ルイジアナ州における謎の失踪事件 | |
2021年 | クリス・レッドフィールドがウィンターズ家を襲撃 |