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ドッグタグ

どっぐたぐ

認識票を意味するスラング。

概要

ドッグタグとは、軍隊において兵士の個人識別用に使用される「認識票」を指したスラング。
本来の「ドッグタグ」とは犬の鑑札のことであり、自嘲的意味を含む。
ベルリンで使われた犬用の鑑札と比較して言い始めたドイツ語英語になった物である。
ミリタリー系ファッションとして使われる。
現在では被災した際の身分証明のために用いたり、認知症の方の身分証代わりにプレゼントされるケースもある。

最初に導入したのはプロイセン軍で普仏戦争時に導入した。

ドッグタグの形状、材質、打刻される兵士の情報は各国により異なる。
多くは5cm程度の大きさのアルミニウムステンレスで、氏名、生年月日、性別、血液型、所属軍(国籍と同義)、認識番号、信仰する宗教等が打刻される。たとえ遺体がミンチになってもドッグタグが無事なら個人識別が可能である

2枚なら同一内容が、1枚なら2つに割れるようになっていることが多い。
戦死した際に一方を回収、これを戦死報告用とし、残りは判別用に遺体に付けたままにする、と信じられていたが、これは映画での描写が人口に膾炙したことによる誤りで、実際には保持者が爆発に巻き込まれて胴体がちぎれてしまったような場合に、足にも付けるために2枚あるらしい。(国や時期によりけりで、WW2時のイギリス軍では丸形と八角形の物が一組となっていたものでは戦死者は丸型を取り外して角型を遺体に残し、現代のドイツ連邦軍やフランス軍などの一枚を二分割可能なものも吊り下げ紐のある側を遺体に残すようになっている)
他にも戦死した兵士の口を開くためと言われていた「切り欠き」と呼ばれる部分もただ単に打刻機と認識票本体プレートの固定ガイドらしい。
自衛隊の認識票には今もなお切り欠きがある(ちなみに航空自衛隊及び海上自衛隊では切り欠きは死者の歯をこじあける場合に使用する事になっている。陸上自衛隊は不明)が、米軍には1968年以降切り欠きは無い。代わりにゴム製のサイレンサーが取り付けられている。

自衛隊では二枚タイプを使用している。アメリカ軍で使用されているような裏まで貫通するように打刻するのとは違い、レーザーによる細いエッチングの、浅い彫り込みである。
内容は自衛隊名、氏名、認識番号、血液型で、陸海空で文字の配置等の差がある。

以下は各組織での刻印内容である。

  • 陸上自衛隊
JAPAN GSDF
名前、姓
認識番号
血液型

  • 海上自衛隊
名前、姓
認識番号
JAPAN MSDF
血液型

  • 航空自衛隊
名前、姓
認識番号
JAPAN ASDF
血液型

アメリカ軍では、1974年に認識番号が廃止されてから社会保障番号が刻印されている。
  • アメリカ陸軍

名前とミドルネームの頭文字
社会保障番号
血液型
宗教

  • アメリカ海軍
姓、名前、ミドルネームの頭文字
(2行目は空白)
社会保障番号の末尾にダッシュ記号と血液型が付く
(4行目は空白)
宗教

  • アメリカ空軍 フォーマット1
姓、名前、ミドルネームの頭文字
社会保障番号の末尾に空軍所属を示す"AF"が付く
血液型
(4行目は空白)
宗教

  • アメリカ空軍 フォーマット2

名前とミドルネームの頭文字
社会保障番号の末尾に空軍所属を示す"AF"が付く
血液型
宗教

  • アメリカ海兵隊

名前とミドルネームの頭文字、血液型
社会保障番号の末尾にダッシュ記号と空白が付く
所属(USMC)、ガスマスクサイズ
宗教(未申告と記載する場合あり)
またアレルギー保持者は「レッドメディカルタグ」と呼ばれる赤く着色したプレート

  • アメリカ沿岸警備隊
姓、名前、ミドルネームの頭文字
社会保障番号と所属
血液型
(4行目は空白)
宗教

  • イギリス軍
血液型
兵士番号
名前

所属
宗教

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関連タグ

軍事 軍隊 ミリタリー 名札

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