概要
『機甲猟兵メロウリンク』の主人公。
通称はメロウ。年齢17歳(ただし作品がアストラギウス暦7213年9月~7215年7月までなので最終話までに18~19歳になっている)。血液型は認識票によるとB型(Rh+)。
青の瞳で、背中まである茶色の髪を首のところで纏めている。また願掛けなのか何なのか、軍を脱走するまでしていなかった絆創膏を常に左の頬に張っている。身長は不明だが対ATライフルとほぼ同じぐらいなので180cm半ばぐらいと思われる。
元・第18メルキア方面軍プランバンドール大隊第8中隊シュエップス小隊所属。当時の階級は伍長。
惑星ミヨイテで行われた撤退作戦にて時間稼ぎの為の生贄となった小隊の唯一の生き残りであり、隊の最後を公式記録に残すために必死の思いで帰還したが、そこで待っていたのは「敵前逃亡及びヂヂリウム強奪」という身に覚えのない罪に対する軍事裁判であった。
裁判中、これが周到に仕組まれた陰謀(ヂヂリウムを「小隊が強奪したが、その後に全滅」としてその実、軍が横領したこと。更に確実に全滅させるため、小隊からATを奪い機甲猟兵にしたことなど)であることに気付いたメロウは、同時に一下士官程度が何を言ってもムダであることも理解し、仲間のドッグタグと対ATライフルを奪い脱走。以後、自分たちを陥れた関係者に復讐するために行動を開始する。
復讐の対象には実行前に仲間のドッグタグが渡る様にし、止めを刺す前には自分の血や何らかの液体で横縞のフェイスペイントを指で描く。
兵士としては身体能力が高いだけではなく判断力にも優れており、また精神的にもタフである(それでも若さゆえ、精神的な揺さぶりに動揺してしまう面もある)。
しかし十代の若者らしく女性にはウブな様であり、ルルシーの色っぽい仕草やフトモモを見て赤面する事がある。
それでも生まれる前から戦争が続いている状態で自身も戦争に行っていた為か、高級ワインを見て「ビンを火炎瓶に利用できる」と考えたり、「(敵を迎撃するのに使うから)この城をくれ」と臆面も無く言ったり(中の人はこのセリフで「あ、コイツこういうキャラだったんだ」と理解したと言う)と、どこか感覚にズレがある。
また作中飲酒している場面もあり、まったく酒の飲めなかったキリコとは違い、少しはアルコールもいけるようである(こちらの方が年下なのだが…)。
関連タグ
メロウリンク←タグとしてはこちらの方が多いが、作品そのものを題材としたイラストが引っかかってしまうことも多い。