軍法会議
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ぐんぽうかいぎ
軍隊内で裁判を行なう機関。
軍法に違反した軍人を刑罰で裁くために存在しており、様々な量刑が適用される。
しかし、一方では「インパール作戦で無断撤退した佐藤中将」や「満州事変で陛下の軍隊を勝手に動かした石原莞爾」のように本来ならば処刑に値する戦犯でありながら罪にも問われる事なく生涯を過ごした者もいる等、一般人に対して行なわれる裁判と同様に被告人や状況次第で司法が機能不全になるケースもある。
- 敵前逃亡
- 抗命
- 捕虜虐待
- 機密漏洩
悪徳軍人が部下に対してパワハラを働くために軍法会議を悪用する時もある。
ガバナー(ONEPIECE)、ドックマン:軍法会議をチラつかせたパワハラを行なった悪役。
地球連合軍(ガンダムSEED):作中では軍上層部が軍法会議で生殺与奪を握る形で味方の兵士達を巻き添えにして敵を皆殺しにするという非道な作戦をしでかした上に生き残った兵士達を敵前逃亡で糾弾する等といったダブルスタンダードを披露しており、捨て駒にされた生き残りの1人が「私達、軍人だから…『死ね』と言われたら、そこで死ななきゃいけないの?」と嘆いていた。
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終章 問題だらけの戦後 (1/4)
陸海軍の警察組織である憲兵隊と特警隊、その合同特別捜査隊が、菅沼たちの一連の軍務犯罪行為を明らかにして、二見の開かせた軍法会議は幕を閉じた。 二見と五七分隊所属艦娘たちの短いようで長かった2ヶ月間は、どのような結末を迎えるのだろうか――。11,560文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍 (2/8)
五七分隊の艦娘たちを救うため、二見は軍法会議に臨み、隊群長・菅沼の悪事を明るみに出そうとしている。だが、二見に輸送船護衛任務を斡旋した耕田らと連絡が付かなくなるアクシデントに見舞われ、いきなり躓いてしまった。この状況を打破するため、二見は高山隊群の長門を証人として呼び寄せた。二見の反撃はなるか――? (筆者の余計な一言) 後付けだと言われないように、重要箇所にはリンクを張っておきました(そんな小説なんかない……) (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #10「矛盾だらけの死体」16,244文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍 (3/8)
ここまで軍法会議の二見の仕掛けはことごとく不発だった。しかし、叢雲が長門の元に避難させたミミノアーレが事態を大きく動かす。おかげで、二見の性癖が軍法会議でバレてしまうのだった――。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #40「今、甦る死」7,130文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍【解決編1】(5/8)
証言を捻じ曲げられ、証拠を消され、四面楚歌だった二見の逆襲が始まった。矛盾を洗えば、間違いは間違い、嘘は嘘だと証明されていく。最初の標的は証拠を消す男、特警隊・河屋――。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #14「しゃべりすぎた男」7,088文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍【全容解明編】(8/8)
二見の推理と艦娘たちの執念が実り、ついに菅沼たちの悪事を軍法会議の場で暴くことに成功した。だが、そもそもの疑問は残る。なぜ、菅沼はそうまでして二見を軍から追い出そうとしたのか。五七分隊の裏で蠢いていた闇が、ついに白日の下に晒される――。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #39「すべて閣下の仕業」14,737文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍【解決編3】(7/8)
二見は、第3出撃ゲートから掛けた通話記録で、隊群長の菅沼の悪事を暴き、その故意性を詰めていく。だが、菅沼は土壇場で二見の追及から逃れる釈明をした。はたして二見は、菅沼の悪意を最後まで証明できるのか? また、赤電話の記録は誰が消したのか? 解決編、クライマックスへ。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #01「死者からの伝言」22,280文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍【解決編2】(6/8)
二見に矛盾を突かれ、証拠を消していたことを立証された特警隊・河屋は、逆に拘束された。装甲破砕を成し遂げた二見は、いよいよ本丸、隊群長・菅沼と直接対決に挑む――。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #28「若旦那の犯罪」12,200文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍 (1/8)
(前説:うっかり表紙に釣られたんだけど、それでも読んでみようという方へ) この話は筆者の理解する『半倒叙』(それも三四半倒叙くらい)形式です。8部で1つの(?)事件を構成します。しかし、今さら75万字以上に点在する『犯行経緯』は読むに読めないでしょうから、今までのあらすじ、条件、犯行等を以下に列挙します。 ○今までのあらすじ 主人公の二見紫龍は提督補(提督見習い)の立場である。隊群長の菅沼は、二見が正規の提督への進級条件、すなわち「沖ノ島海域の制海権の奪還」を提示し、45日以内に出来なければクビと言った。無理にも思える条件だったが、二見は五七分隊の艦娘たちとともにそれを果たす。しかし、菅沼は裏で様々な悪事を行っており、二見に正規の提督に進級されればそれが露呈してしまうため、二見に無実の罪を着せてクビにしようとした。二見がクビになれば、所属艦娘はまた陵辱され続けることになるため、二見は軍法会議の『被告』の立場となり、菅沼の悪事を立証しようと試みる。 ○条件 軍法会議においては、物証が重要視され、人証(証言)はほとんど能力を持たない。まして、艦娘の証言は、ほぼ価値がない扱いをされる。 ○主犯:菅沼正一。二見率いる五七分隊が所属する隊群の長。 (1)二見の横鎮着任時、菅沼は「戦闘報告書は、不要な事柄は何も書かず空欄にし、自分のところへ直接提出しろ」「資源は、2千単位を切った場合に、燃料・弾薬・鋼材・ボーキ合わせて500単位まで補給申請できる」と言った。なお、戦闘報告書類は逓信局経由で提出しなければならないが、二見は隊群長の言うことだからと指示に従った(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14974512 の1ページ)。なお、この直接提出は、将官舎の衛兵、および、高山隊群の長門という目撃者がいるが、菅沼は「南1号作戦以降の報告書類を二見から受領していない」と主張している(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15257011 の1ページ)。逓信局経由で提出してないため、目撃証言以外に二見が報告書類を菅沼に提出した証拠はなく、これを覆さなければ二見は有罪である。 (2)菅沼は五七分隊の工廠員に命じ、五七分隊の資源等を盗ませた。この指示は、陸奥が隣で聞いていた(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15095151 の2ページ)。二見が工廠員を現行犯で捕まえ、陸奥に報告させたところ、菅沼は特警に通報させない代わりに、二見の着任期限を伸ばす行動を取った(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15131018 の1ページ)。菅沼が指示を出したことは、陸奥が後に二見に知らせている。資源大量紛失を菅沼の犯行と立証できなければ、二見は有罪である。 (3)五七分隊の専有施設内の電話機をすべて交換させた。これにより、二見が同施設内から菅沼へかけた通話録音はすべて消失した。 (4)五七分隊に有利な証言をするであろう陸奥を監禁した。陸奥は、軍法会議に出席できない。 ○共犯:中貫ら工廠員5人。五七分隊所属。 (1)艦娘の艤装を逆調整し、機能させないようにした。艤装の保管場所は工廠の武器庫を使用しなければならず、艤装の調整は工廠員の専権事項だったため、中貫らはこれをダシに高雄や愛宕らの身体を要求し、陵辱した。二見は、このことを彼女たちから聞いており、後に証拠映像を入手し、中貫らに突き付けた。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15288259 の2ページ) (2)菅沼の指示で、五七分隊の資源を窃取した。三度めの犯行時に「閣下の倉庫に運ぶ」と言ったのを二見に聞かれており、現行犯で捕縛される(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15123769 の1ページ)。だが、菅沼の指示により解放されているため、彼らの窃盗の証拠はほぼ何も残っていない。 ○二見の持ち得る物証(軍法会議開始前の時点) ・資源帳簿(真正。沖ノ島制海権奪還直前から燃料の補給申請を行っている) ・私物のスマホ(資源泥棒の足跡を撮影) ・私物のパソコン(資源帳簿の元データや高雄と愛宕の陵辱映像、他えっちな漫画や動画等を保存) ○菅沼の不正を行っている根拠とする二見の記憶 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14974512 1ページでの菅沼との会話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15049615 1ページで提出した工廠員解任願の不受理 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15085598 1ページでの菅沼との通話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15131018 1ページでの菅沼との通話 ○ここまで読んでやった、手っ取り早くもうちょっと楽しめるようにしろ 【第十四章 新米提督補と秘書艦叢雲の変 (1/3)】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15280316 から読んでいただければ、もっと楽しめるはずです。 (筆者の痛恨の一言) この章、艦娘が出て来ないやんけ! 次回からは出てきますので……。 (タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #27「黒岩博士の恐怖」10,945文字pixiv小説作品 - 新米提督補と秘書艦叢雲
第十六章 提督補 二見紫龍 (4/8)
軍法会議で苦しむ二見に、五七分隊分隊舎で大淀に保護されている叢雲から、二見のパソコンのコピーデータを保存したミミノアーレが届いた。逆襲の目を残しつつ、軍法会議の初日が終わる。陸奥がかつて言っていたとおり、二見は50手以上先に必要なものを手元に集めてくる能力の持ち主だったのだ――。 (表紙タイトル元ネタ) 古畑任三郎 #33「絶対音感殺人事件」11,626文字pixiv小説作品 - みほちん
マイ「艦これ」「みほちん」第40話<長い一日(下)>(改)
青年将校が艦娘を高く評価していること、さらに美保鎮守府が特別な期待を背負っていること。また札付きでありなが「みほちん」提督として推されたことに「私」は驚くのだった。2,365文字pixiv小説作品