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機甲猟兵メロウリンク

きこうりょうへいめろうりんく

機甲猟兵メロウリンクとは、1988年に制作された『装甲騎兵ボトムズ』の外伝にあたるOVA作品(小説版も存在)。
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概要

ロボットアニメに分類はされるが、主人公は一切ロボ(アーマードトルーパー:AT)に乗らず歩兵として戦う異色作でもある。

ATが「歩兵用火器でも撃破されうるほど小型で脆弱な機体」と言う設定を利用した作品ともいえる。

ちなみに声優の大塚明夫氏のデビュー作でもある。

基本的にTV本編登場人物は出演していないが、小説版の「ジャングル」ではウドの三人やアッセンブルEX-10の面々と交流するなどのファンサービスが行われているほか、お遊びとして、OVA本編にはある人物にそっくりなモブキャラが登場する。


あらすじ

元メルキア軍のAT部隊から懲罰降格された機甲猟兵部隊「シュエップス小隊」の一員だったメロウリンク

味方の陽動作戦の中で部隊は壊滅し、生き残った彼に待っていたのは、彼と死んだ部隊の戦友達が「プランバンドール・スキャンダル」という敵前逃亡と物資強奪を行ったという身に覚えのない容疑での略式軍事裁判だった。

しかし、それらは陰謀で着せられた濡れ衣である事を知ったメロウリンクは脱走し自分達を陥れた将兵達への復讐の旅に出るのであった。

各地を放浪しかつての上官たちを探し出し、彼らのカスタムAT(高位の身分の者が最低野郎メカに乗っている理由は、現役のパイロットであったり、主人公の策で出撃せざるを得なくなったり、余興で使用していたりと様々である。因みにメロウが追うターゲットの中には、ATに乗らない者もいる)を生身で撃破してゆくメロウリンク。

やがて彼は、女ディーラー・ルルシーや謎のメルキア情報将校・キークと出会い、共にプランバンドール大隊や事件の裏に隠された真相に近づいてゆくが…

登場人物

メロウリンク・アリティ

ルルシー・ラモン

キーク・キャラダイン

コビニーチン

ボイル少佐

バッテンタイン中将


メカニック

ザキ基地(ドックマン)仕様やメルキア軍本星防衛軍基地仕様、フォックススペシャル等バトリング用の機体などが登場。



  • ゴールデンハーフスペシャル

山賊・バンデットが有するATの1体。上半身と右腕がスコタコ、左腕と下半身がトータス、顔のレンズは一つ目という、謎の機体。


タートル譲りのアームパンチのほか、ゴツいグライディングホイールと、なぜか陸戦型ファッティーの銃を持った機体が登場し、クメンでゲリラ狩りを堪能した。


スタンディングタートル

上記トータスのお供として似た仕様の機体が登場。タートルだとむしろビーラーゲリラっぽい気がするが…




  • 対ATライフル

作中でメロウリンクが使用している対物ライフル対戦車ライフルが「AT(アンチ・タンク)

ライフル」なので、敢えて略すなら「AAT(アンチ・アーマード・トルーパー)ライフル」。

全長1850mm、重量約30㎏(パイルバンカーが約10㎏で銃本体は約20㎏とも)。

17mm×115弾を3発装填可能(外部弾倉はなく直接銃に装填するタイプ)。

形式をHR-SAT(-RP47《ルパルサー》)とする資料もある。

照準器は通常通り覗いて使用する以外にも、アタッチメントと組み合わせることでAT用のゴーグルに映像を投影することが出来る(同じ物がパンツァーファウストや迫撃砲の照準器としても使用されている)。また、ゴーグルとの組み合わせは潜望鏡の様に壁向うや曲がり角の先を偵察するのにも使える。

兵器としては旧い分類で、作中でも「旧式」「時代遅れ」と散々な言われようである。

というのも、威力が至近距離から直撃させればATの装甲をぶち抜ける程度なので、機動性が向上している現行機に対して有効射程まで接近するのは自殺行為に等しいからである(銃身の短い本編主人公の愛銃である対AT拳銃「アーマーマグナム」に至ってはそれ以下の性能)。

上記の通り、歩兵用の携行火器としてはかなりの重量があるのだが(実在の対物ライフルよりも重い)、作中ではメロウリンクがこれを持ったまま動き回ったり、ルルシーが膝立ち状態から射撃している描写がある為、それを感じさせるシーンは少ない。

ペールゼン・ファイルズではゴダンが狙撃される際に給弾システムを弾倉式に変更したものが使用されており、長距離狙撃用の対物ライフルとして転用されている事が窺える。

また32年後である孤影再び(OVA版)ではバニラがこれを背負っているシーンが有る(劇中未使用)。骨董品を持ち出したのかもしれないが、現行品だった場合、かなり息の長い兵器だということになる。


対ATライフルに装着して使用するパイルバンカー(パイルバンカー単体でも使用可能)。

スコープドッグのアームパンチ用50mm空砲を使用して作動する。

また、銃剣として使用される場合もある、と言うか小説版孤影再びによればギルガメス軍内の扱いは銃剣である。

巡行速度40km/hのATに張り付くというまともでない状態に持ち込む必要がある為、宇宙で最も無意味な兵器とさえも呼ばれていたりする。

作中、メロウリンクは復讐対象にパイルバンカーで止めを刺すことに拘っていた。


  • 軍用バイク

物語前半でメロウリンクが使用するサイドカー付きのオートバイ

作中時点でも古い車種らしく、軍内ではウド編で登場したダンクへの更新が進んでいるらしい。

全体的なデザインはBMWR75とよく似ているが「計器類がガソリンタンクの上に付いている」「マフラーが車体左右に1本ずつの2本で位置も通常のバイクと同じぐらいの高さ」「ブレーキレバーは通常のバイクと同じ」等の違いがある。



用語

  • チェコブ

薪にすると火持ちの良い樹木の一種で、燃やすと青白い火を発するが、刺さると幻覚作用がある棘を持つ。作中ではこれに刺されたメロウリンクが悪夢を見るといった形で復讐劇の元となった事件の経緯が語られる。


ちなみにOVA『赫奕たる異端』のオープニングでキリコが暖を取っていた焚き火に使われていた薪も、実はこれ。


  • プランバンドール・スキャンダル

百年戦争の末期、それも終戦直前に起きたギルガメスのメルキア軍内部の不祥事。

惑星ミヨイテの最前線で、プランバンドール機甲大隊の機甲猟兵小隊シュエップス小隊が、大隊撤退の陽動作戦の最中に重要軍事物資であるヂヂリウムを持ち逃げした事件とされており、シュエップス小隊唯一の生き残りであるメロウリンクはこれは軍上層部内の陰謀であると見て、捨て駒にされた仲間の復讐の為に自分を嵌めた連中と戦う。

尚、小隊が盗んだとされるヂヂリウムの行方は一切不明であり、たかが機甲猟兵小隊が何で関わる羽目になってしまったのかもわからず仕舞いで、プランバンドール大隊の一部将校が関わっているとも言われている。


  • 機甲猟兵

生身で機械化部隊(主にAT)と戦う兵士のこと。主装備は対ATライフルと対AT地雷。

基本的に(命令不服従などに対する)懲罰部隊であり、損耗率も高い。

ただしATを失うなどでやむを得ず機甲猟兵となる場合もあり、コマンドフォークトではATの機動性を活かせない閉所において主人公たちがATを降り対ATライフルで敵ATを撃破するシーンが存在する。

AT乗りは最低野郎(ボトムズ)とは言え一応は人間扱いされているのに対し、その最低野郎以下の存在と言う事で、戦場で血を啜る「の軍隊:リーチャーズ・アーミー」と呼ばれている(本作の英名もこれに由来)。


関連動画


関連タグ

装甲騎兵ボトムズ 対物ライフル 地雷 パイルバンカー せつないぜ 復讐


対MS特技兵:ボトムズと同じサンライズ制作のアニメ『機動戦士ガンダム』の外伝作品『重力戦線』に登場した、生身で巨大ロボと戦わされる兵士。

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