演:ロバート・イングランド(1984年版) / ジャッキー・アール・ヘイリー(2010年版)
吹替:樫井笙人(1984年 ソフト版)、江原正士(1984年 TV版・フレディVSジェイソン ソフト版)、青野武(4~5作目・フレディVSジェイソン TV版)、山路和弘(2010年版)
オリジナル版の概要
母はアマンダ・クルーガー。
精神異常者の刑務所で修道女として働いていたが、ある日手違いにより刑務所に閉じ込められ、凶暴な囚人達によって数百回に渡り凌辱を受け、発見された時には瀕死の状態だった。
その末に身篭った子供がフレディで、父親は不明であることが「3」にて明かされている。
見た目こそ異常はなかったが、呪われた生い立ちゆえに周囲からは疎外されいじめられ続け、精神を大きく歪ませる。
「6」では妻帯して子をなしていた事が判明。しかし妻を自らの手で殺害し、娘は孤児院に引き取られている。
アイスクリームの移動販売を装って連続児童殺害事件を起こし、容疑者として逮捕。しかし裁判では精神異常と鑑定され、更に違法な捜査による証拠が不十分であるとして無罪放免扱いとなる。
だが裁判の判決に納得がいかない遺族達によってリンチされ、焼き殺された。
その後、邪悪な魂を見出した悪魔によって復活させられ、夢の中で次々と殺人を繰り返す事となる。
自分の死を招いた連中に対する復讐として、彼らではなくその子供を狙って執拗に命を狙う。
能力
人々の恐怖の感情が力の源で、周囲の者達が自分のことを恐れれば恐れるほど力を増していく。
そのため、より力を得るためにターゲットをジワジワといたぶりながら殺したり、残忍な方法で殺害するといった手法を好む。
ターゲットが恐怖を抱くものに化けたりその姿に変えてしまうなど、心理戦も得意。
シリーズ初期こそカギ爪や目に見えない力で獲物を血祭りにあげる凶暴な殺人鬼だったが、後期は「夢の中では何でもあり」というルールをフルに活用し、ブラックユーモア混じりの派手な方法で獲物を殺害し決め台詞代わりにブラックジョークを投げかけるキャラクターへと変化していった。
基本的に夢の世界では不死身かつチートだが、現実世界では十分に本領を発揮できない。また、上記の性質から人々が自分の事を忘れていったり恐怖しなくなったりすると弱体化してしまう。特に夢を支配できるほど強い精神力・勇気を持った人々には後手に回ることが多い。
その他の弱点として「生前に焼死したことから火が弱点」「正規の埋葬をすることで撃退できる」「鏡で本人の姿を映して見せる」など、作品ごとに異なる。
そしてあいつとは『フレディVSジェイソン』にて『AVP』ばりの夢の対決が実現している(結果はお察しください)。
リメイク版
設定がオリジナルと比べて大幅に変更。
バダム幼稚園の庭師兼管理人であり、優しい性格で園児には慕われていた。
しかしその裏で気に入った園児らを地下室に連れ込み、性的なイタズラを繰り返していた事が発覚。被害児童の一人が親に訴え、怒った親たちに追い詰められた末、閉じ込められた家に火を放たれて焼き殺された。
死後、成長して青年となった被害児童達の夢に現れ、焼き殺された恨みを晴らすべく皆殺しにしようとする。
ちなみにヒロインのナンシーは被害児童の一人。フレディのお気に入りだったため、フレディは彼女を最後の標的にすると決めている。
外部出演等
- Dead by Daylight:非対称型対戦ホラーゲームで、殺人鬼の一人として参戦。設定はリメイク版に準ずる。詳しくはTHE NIGHTMAREを参照。
意外な共演
日本のコメディ番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の番組内ドラマ「THE DETECTIVE STORY」(1990年5月5日放送)にゲスト出演している。しかもロバート・イングランド氏御本人という豪華なもの。
作中では追いかけてきたと見せかけてトイレに駆け込む、一緒にヒゲダンスを踊るなどおおいに楽しんでおり、エンディングではロバートが特殊メイクによってフレディになるまでが放送された。
関連イラスト
関連タグ
殺人鬼 怪人 不死身 悪夢 鉤爪 帽子 セーター ロリコン 性的虐待
関連人物
関連キャラ
ロールシャッハ:演者と日本語吹き替えが同じキャラクター。