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レザーフェイス

れざーふぇいす

ホラー映画『悪魔のいけにえ』シリーズ、およびそのリメイク作品『テキサスチェーンソー』に登場する殺人鬼。
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概要

ホラー映画悪魔のいけにえ』、またはリメイク作品『テキサス・チェーンソー』に登場する殺人鬼である。主にチェーンソーによる殺人を行う。

モデルは殺人鬼のエド・ゲインとされているが監督はこれを否定しており、むしろ「悪魔のいけにえ」という作品自体は「テキサスタワー乱射事件」の被害に遭った事と話している。


『悪魔のいけにえ』でのレザーフェイス

テキサスの田舎に住んでいる3人兄弟の末っ子(第1作)。

家族構成は長男のドレイトン・次男のヒッチハイカー・137歳の祖父・ミイラとなった祖母のみ。

第二作から一家の性が「ソーヤー」に設定され、作中で「ババ」と呼ばれていることから「ババ・ソーヤー」がフルネームとされる。


テキサスに訪れた若者たちをチェーンソーで殺し、一家の食料とする食人鬼である。

先天性の皮膚病の為、人の顔の皮を剥いで作った仮面をいつも被っている。

女装が趣味で化粧をしたりドレスを着用することがあり、人間と動物の骨を集め、家具やオブジェを作ったりする。

巨体だがその外見に関わらず足が速い

家の一部を破損した原因で長男からお叱りを受ける、家族に従順するなど人間味があるキャラクター。

一方で、父親に内緒で夜道で殺人に興じていたりする。

怪物になることが多い他のホラー映画の殺人鬼と異なり、れっきとした人間として描かれている。屈強な肉体を持ち合わせているものの、発達障害があり、精神年齢は8歳児程度でチェーンソーやナイフで体の一部を破損されたこともある。


2作目ではヒロインであるストレッチに一目惚れして恋に落ちる。彼女を家族に隠して殺さずにいたりと人間臭い面も描写された。


3作目からは家族構成が変わり、新たに父、母、妹、既婚者の兄2人が加わる。

訪れた旅行者にヘッドフォンをつける、怒りの表情を現すなどのように人間らしさが増している。


1作目のパラレル続編である【レザーフェイス一家の逆襲】では本名が“ジェド・ソーヤー”に変更されている他、家族や家庭事情などの設定も前作とは異なっている。

更に本作の主人公であるヘザー・ミラーはレザーフェイスと因縁の繋がりを持っている。


1作目の前日譚にあたる【レザーフェイス-悪魔のいけにえ】ではレザーフェイスの少年時代が描かれているが、従来と違って初登場時は奇形ではなくむしろ普通の少年であり、レザーフェイスへと変貌していく経緯も異なる等、実質的にパラレルワールドである。


なお、アメリカコミック【LeatherFace VS Jason】ではジェイソンとの死闘を繰り広げたが、自身と似た境遇を持つ彼に対して、ある種のシンパシーを抱いていたとも取れる描写がなされていた。

ジェイソンとの死闘の切っ掛けは、不幸な出会いとささいな誤解から。

その際に酒場で互いの仮面が取れてしまう。その際に酒場の連中から罵られるに到る。その時点でもう勝負はジェイソンの圧勝だった事、レザーフェイスが仮面が取れた事で完全に戦意を喪失した事、その結果、うなだれ泣き叫ぶレザーフェイスを見た結果、酒場の連中はジェイソンの過去のトラウマを完全に掘り返してしまう。


「バケモノ同士もっと殺し合え」「お前らバケモノはそうして殺し合っているのがお似合いだ」


それが原因でジェイソンの怒りの矛先は自分達が本当に怒りを向けるべき相手として酒場の連中へ怒りを向ける。

彼なりのけじめとして素顔を見て罵った酒場の連中を1人残らず皆殺しにした。

自業自得である。


全てが終わった際にはレザーフェイスを手に掛ける事はなく、背中越しにただ一言だけ声を掛けて去って行った。なおジェイソン自身は彼に対して「愛する家族がいる事」を少しだけ羨ましがってもいた。


「俺達が戦っても他の連中を喜ばせるだけ、家族を大切にしろ」


2003年版『テキサス・チェーンソー』でのレザーフェイス

レザーフェイス

本名はトーマス・ブラウン・ヒューイット

家族からはトミーと呼ばれている。

こちらもテキサスに住んでおり、自らを含めて7人家族の長男である。

家族構成は叔父、祖父、母(養母)二人の姉、弟。

悪魔のいけにえと同じようにチェーンソーを使って若者を殺す。

こちらも足が速い。


ヒューイット家の子供の殆どは養子なので母であるルダ・メイとは血が繋がっていない。

続編である【ビギニング】では彼の過去が明らかになる。


1939年8月にテキサスの精肉工場でスローン(彼の実母である)が子供を生んだ直後に息を引き取り、実の父親にその奇形を気味悪がられ工場の包装紙で包み込みゴミ箱に捨てられた。

ゴミ箱を漁っていたルダ・メイがそこから赤子を拾い、トーマスと名付けた。


(※なお、日本と英語のWikipediaで書かれているトーマスの過去が違うので注意して欲しい)


日本のWikipediaのトーマスの過去

6歳の時に自傷性の変性顔面異常症と診断されて、それが理由で学校で虐めを受ける。

反動によって動物を切り刻むなど異常性を持つようになり、【縄張り意識】を持つようになる。

9歳の時に不登校になり、自らが生まれた生肉工場で働くが、主任が本当の父と分からず主任から罵られる。

30歳の時に工場が閉鎖されると同時に逆上した彼は主任をハンマーで殺す。


英語のWikipediaのトーマスの過去

12歳の時に自傷性の変性顔面異常症と診断されて、先天的な皮膚病で鼻が無くなりそれに因る虐めを受ける。

15歳の時に4人の子供達からマスクと弁当を取られてしまい、クラスメイトから笑われてマスクをゴミ箱に捨てられ同時に激怒する。

17歳の時に不登校になり、精肉場に就く。

主任が彼の本当の父親であるが分からず虐めを受ける(主に罵られる)。

工場閉鎖の時に友人から自分の出生と真実を聞いて激怒して主任を殺した。


この過去から彼は顔に対するコンプレックスを強く抱いてしまった。

そして若者を殺し更には皮膚を剥いで自分の顔を覆う物として必要不可欠とするようになったのだった。


ゲームでのレザーフェイス

対戦格闘ゲーム『モータルコンバットX』でもDLCとして参戦、チェーンソーを初めとした凶器を用いたスタイリッシュな戦闘を行う。

ただの人間のハズなのに超人化け物が入り乱れるモーコン世界で、アーマックを初めとした多くの闘士を餌食にした。


対戦ホラーゲーム『Dead by Daylight』のDLCで追加キラーとして参戦(公式トレーラー)。詳しくは「THECANNIBAL」にて。


2023年のゲーム「The Texas Chainsaw Massacre

この作品でのレザーフェイスは映画1作目の裏設定に基づき姓が「スローター」で本名が不明。

原作では年齢は明らかになっていないが、本作では26歳という設定。


声優はベテランマルチタレントのレックス・ラング。

モーションキャプチャーの俳優はケイン・ホッダー、「悪魔のいけにえ3」のレザーフェイスのスタントマンであり、「13日の金曜日」7~10作目のジェイソン役でもあった人物。

余談

13日の金曜日』シリーズの殺人鬼、「ジェイソン・ボーヒーズ」がよくチェーンソーを使用していると思われがちだが、ジェイソン自身はチェーンソーを使ったことは一度もない。

チェーンソーを使用しているのはレザーフェイスの方であり、知名度の高いジェイソンとイメージが混同してしまった可能性がある(ジェイソンの得物は主に)。


近年にはジェイソンやフレディと同じく、HORROR美少女で女体化され、フィギュアとして立体化も発表された。

他のキャラクターと同様に美少女フィギュアとして大なり小なり取っ付きやすい姿にアレンジされているが、こちらはパーツの差し替えで人皮マスクの着脱が可能となっている。

また、エプロン姿と背広姿の2種類がデザインされている上に両方とも別々に商品化されるという仕様になっている。


関連タグ

ホラー映画 食人 皮剥ぎ チェーンソー

悪魔のいけにえ テキサス・チェーンソー ヘザー・ミラー

HORROR美少女


アッシュ・ウィリアムズ…チェーンソーを装備したホラーキャラ繋がり。こちらはヒーロー寄りの立場である。


掃除屋ソーヤーTHEHILLBILLY…レザーフェイスをモチーフにした他作品キャラ。

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