概要
原作はクライヴ・バーカーの小説『ヘルバウンド・ハート(旧邦題:魔道士)』。
パズルボックス『ルマルシャンの箱』を組み替えたものの前に現れる、『魔道士セノバイト』の与える『快楽』によって翻弄される人々を描く作品であるが、本作に登場するピンヘッドをはじめとするセノバイトの苦痛に満ちたビザールな姿は、多くのフィクションのデザインに多大な影響を与えた。
1作目は「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」をテーマとし、監督は原作者のクライヴ・バーカー自身であるが、続編は他の監督による。
シリーズ一覧
タイトル | 公開 | 監督 |
---|---|---|
ヘルレイザー | 1987年 | クライヴ・バーカー |
ヘルレイザー2 | 1988年 | トニー・ランデル |
ヘルレイザー3 | 1992年 | アンソニー・ヒコックス |
ヘルレイザー4 | 1996年 | アラン・スミシー |
ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ | 2000年 | スコット・デリクソン |
ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア | 2002年 | リック・ボータ |
ヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン | 2005年 | リック・ボータ |
ヘルレイザー ヘルワールド | 2005年 | リック・ボータ |
ヘルレイザー:レベレーション | 2011年 | ビクター・ガーシア |
セノバイト
私欲で人を殺す事はなく、理解しがたい魔界の法則によって行動し、パズルを解いた者に「究極の快楽」を伝道するだけで悪意はない。ただし普通の人間にはそれが恐怖にしかならないのが問題。
「魔道士」と訳されるが、本来は「修道士」といった意味が強い。
ヘルレイザー
- ピンヘッド →該当記事へ
元は人間であり、パズルを解いた事でセノバイトに改造された。人間時代は普通のおじさん。
- フィメール(カットスロート)
人間時代は金髪の美女。
- バターボール
『ベルセルク』のゴッドハンドの一人、ユービックのモデルと言われている。
人間時代はふとっちょのおっさん。
特徴的な顔がクリーチャー界隈では良くモデルにされており、『バイオハザード3』の追跡者のモデルとも言われている。
人間時代は金髪の美少年だった。
ヘルレイザー2
- Dr.チャナード
ヘルレイザー3
セノバイト誕生の秘密の一端に触れられ、新たなセノバイトが続々と登場する。
- ドリーマー
- CD
- バービー
- カメラヘッド
- ピストンヘッド
ヘルレイザー4
ルマルシャンの箱の誕生にスポットを当てた賛否両論な作品。監督がアラン・スミシー…
- アンジェリーク
- ツインズ
- チャタービースト
ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ
- ワイヤーツインズ
- トルソ
ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア
- サージェオン
- バウンド
- スティッチ
ヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン
- バウンド
- スティッチ
- リトルシスター
- スパイク
- 撮影はされたものの本編の映像では削除された、顔の中心に杭が刺さったセノバイト。しかしインパクトがあるデザインだったので、スタチューなどが制作されるほど人気がある。
ヘルレイザー ヘルワールド
- バウンド
- チャタラーⅢ
- レイブン、リング、ツインズ
- 登場予定だったセノバイト。
ヘルレイザー:レベレーション
ピンヘッド役がとうとうダグ・ブラッドレイから変更になってしまった…
- 疑似ピンヘッド
- チャタラーⅣ(女性型)
関連イラスト
関連動画
予告編集
表記揺れ
関連タグ
ホラー映画 映画 洋画 スプラッター
怪人 苦痛 ビザール ボンデージ
R-15 R-18G / R-18 グロ / グロテスク リョナ SM
ゴッド・ハンド:ベルセルク
韮沢靖:映画の宣伝で「CD」のフィギュア制作。「クロスフェイス」デザイン(未登場)。漫画作品「SODO」。
秋恭摩:ホラー映画をモチーフにした作品、キャラクターを得意とする漫画家。
ゴーマ族ゴーマ3幹部:シャダム中佐・ガラ中佐・ザイドス少佐(五星戦隊ダイレンジャー)子供も見る番組なので表現は抑えてあるが、3人とも黒ずくめのボンデージファッション。モチーフは服飾のパーツ。
イルミ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)
ゾンゲ(トリコ):なかなか主人公に名前を覚えてもらえず、この作品の名前で呼ばれた事がある。
キャビン:地獄の君主ヘル・ロード。
遊戯王:仮面魔獣マスクド・ヘルレイザーの元ネタ。