概要
ドラゴンクエストシリーズに登場する呪文。
『ドラゴンクエストⅢ』が初登場。宝箱などの中身・アイテムなどを鑑定する呪文。
中身を確認する場合、唱えて青く光ればアイテムが、黄色く光ればゴールドが、赤く光ればモンスターが潜んでいるというのがわかる。
作品別
ドラゴンクエストⅢ
魔法使いがレベル18で習得する。消費MPは3。ひとくいばこ、ミミックという宝箱を開けると襲って来るモンスターの導入に伴い、その対応策として登場した呪文。…なのだが、役に立つピラミッドでは呪文を覚える前であることがほとんどという残念さ。安全な青、危険な赤、そして唯一ピラミッドで一つのみ黄が存在する。最も役に立つのはサマンオサ南の洞窟。宝箱が多くミミックが大量に生息しており、非常に役立つ。まぁ今時は攻略サイトなどを見ればそんな必要も無いのだが。
ドラゴンクエストⅣ
消費MPが2に減って使いやすくなったかと思いきや、習得するレベルが23~25と余計に遅くなってしまった。覚えるのがブライというのも問題で、スタメンに入り辛いキャラクターということもあり、馬車で入れないダンジョンなどでは使えないというオチも。今作からゴールドの入った宝箱や空っぽの宝箱が黄に光るようになった。
ドラゴンクエストⅤ
主人公がレベル12で、男の子がレベル18で習得する。消費MPは3。今作からは壷からもモンスターが登場するようになったため、壷の鑑定も可能となった。とはいえ、それらのモンスターはちいさなメダルを落とすため、戦闘を避けるというより心構えをするという形になった。ミミックが大量に出るというようなダンジョンも無いため、宝箱や壷に使う機会は少ない。
むしろ前作でトルネコが行っていた「みる」という効果の方がメインとなっている。所持している武器防具ならばパーティ内での装備可能者や特殊な効果の有無などを知ることが出来る他、売却価格なども表示される。まぁ売却価格は実際に店売りしようとした方が手っ取り早い上に、MPも節約出来るが。
リメイク版
鑑定効果ではMPが減らないようになった。また、PlayStation 2版では実際に宝箱や壷自体が青く光ったりするようになっている。
ドラゴンクエストⅥ
主人公がレベル6という滅茶苦茶早い段階で覚えるようになった上に、消費MP1になった。また、商人★1で習得できるため、仲間キャラクター全員が習得可能。更に「魔術師の塔」の入口を開くための呪文にもなっている。だが、肝心の宝箱に向けて使うという状況は皆無のまま。
ドラゴンクエストⅦ
何故か吟遊詩人★3で習得できる。消費MPは2とこれまた何故か増加。しかも所持している道具の鑑定効果が失われてしまった。
リメイク版
盗賊★4で習得に変更された。所持している道具の鑑定効果が復活。とはいえ、鑑定しても新たに分かるのは装備可能者と売値だけ。
ドラゴンクエストⅪ
カミュがレベル22で習得する。消費MPは1。今作は宝箱の鑑定のみ。一応ダンジョンに置かれたスロットマシンにも対応してはいる。
不思議のダンジョンシリーズ
本作とは重要度が段違い。本作では使ってみないと効果が分からないものだらけなので、鑑定することが非常に重要であり、同様の効果を持つインパスの巻物、インパスの壺、インパスの指輪、インパスの石像といった派生物が大量に存在する。