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CV:八奈見乗児(ドラマCD版)/チョー(ドラゴンクエストライバルズ)


概要

エニックス(現、スクウェア・エニックス)のゲーム『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』の登場キャラクター。

サントハイム王家に仕える魔法使いの老人。老いたとは言え、元々は大賢者とうたわれ、かつてはサントハイム国王の片腕として共に冒険し数々のダンジョンを封印して回ったと言う経歴を持つ。今でこそ丸くなったものの昔は前線に出て戦った実力派。トレードマークは特徴的な髪型の白髪と立派な白い。実質的なクリフトの魔法の手解きをした師匠でもある。

アリーナの教育係として仕えてきたが、姫のお転婆ぶりにはほとほと手を焼いている様である。アリーナの出奔の際、それに気付いてクリフトと共にお供した。数々の活躍をするがサントハイムで神隠し事件が発生し、その解決のため各地を巡る事になる。

ミントスの宿屋でクリフトが病に倒れ、特効薬を求めて単身ソレッタの洞窟に向かったアリーナを心配していた時に勇者一行に出会って味方に加わり、老いた心身を励まして世界を救う事となった。


作中での活躍

第2章で、神官クリフトと共にアリーナに随行する。

ヒャド系(氷雪系)の攻撃呪文や、「ルカニ」「ピオリム」等の補助呪文を覚えて旅を助ける。

いわゆる魔法使いタイプであり、武闘家タイプのアリーナ、僧侶タイプのクリフトと共に、バランスのとれたパーティー編成となっている。


第5章ではミントスの町で勇者一行の仲間に加わる。

「ルカニ」「ルカナン」に加え、「バイキルト」も習得するため、打撃力の底上げをしてくれる。

また、じじいのくせに意外とすばやさが高いため、勇者やライアンより早く「バイキルト」や「ルカニ」を唱えることも可能(妙に素早くなるのはアリーナの従者をやるなら、彼女に匹敵する素早さが必要なのだろうというユーザーの考察が存在し、現に同じくアリーナの従者であるクリフトも最終的にカンストの255に達するほどに伸びる)。

反面、装備は優秀でなく、防御面はマーニャより辛い(マーニャは優秀な女性専用防具が装備できるため、ブライよりは恵まれている)。

一応FC版では裏技使用を厭わないなら、「はぐれメタルのたて」が簡単に入手出来るうえお年寄りが着ると違和感を感じるユーザーも少なくない物理防御は可もなく不可も無いが炎系呪文と炎と吹雪のブレスを軽減するという強みがある「みずのはごろも」を装備出来ることと上述の素早さの高さが加わりある程度は改善されるため、防御面が本格的に辛いのは「はぐれメタルのたて」を一品物にされたPlayStation版以降のリメイクとなる(競合相手が多くブライにまわりにくい)。

補助呪文を活用しにくいFC版ではヒャドが有効な敵以外地味な存在だったが作戦にめいれいさせろが追加されたリメイク版では「ラリホー」を新たに覚えた事もあり一気に存在感を増した(ただしマーニャも敵の呪文耐性が落ちた事や晩成傾向とは言え力が伸びるようになりピアスに加え「あくまのつめ」、「グリンガムのムチ」の追加、「ルカニ」を有効に使えるようになったなどライバル感を強めている)。

ただし、「ピオリム」だけは結局『ドラゴンクエストⅧ』以降の作品に比べて効果量に問題があるため、「いてつくはどう」を使うボス相手ではピサロや「フバーハ」程ではないがかなり安定感が増す「スクルト」を差し置いて使われる事はまずないが。


小説版

アリーナの教育係で、飄々とした老人として描写される。

サントハイム王の命を受けておてんば姫の旅に同行するが、駆けつけたクリフトに対しては「姫様と二人きりの楽しい諸国漫遊」を邪魔せんでくれと言いつつ、三人での道中となる。


テンペの村では生贄役に扮して魔物を退治しようとするアリーナを、思いつめたクリフトが「生娘でなければ生贄にはなれない、それならいっそここで」と押し倒した所を杖の一撃で昏倒させ、貞操の危機を守った。しかしこれが血気盛んなアリーナをして「弱いふりをして相手を油断させる」戦術に結びつき、勝利に貢献している。

フレノールでは偽の王女一行を巻き込んだ騒動でアリーナが人事不省となり、クリフトと一緒に「黄金の腕輪」を持ち帰る為に向かった洞窟でマヌーサやヒャドを使って活躍。コドラ相手に絶体絶命のピンチとなるが、回復したアリーナが駆けつけた事で助けられる事となった。


行方不明となったサントハイムの民と王を探して旅をする中、ミントスでクリフトが病に倒れてしまう。薬を求めて飛び出していったアリーナを待ちながらも我慢の限界を迎えていた。折しも宿を訪れた勇者一行の騒がしい声に文句をつけようと乗り込んだところでユーリル(勇者)の持つ魂の輝きを見て思い直し、彼らに助力を頼む。

首尾よくアリーナと合流して薬を入手し、ミントスへ戻る道中で互いに身の上を明かす中で「デスピサロ」の話題となる。そこで仇の名を聞いたユーリルが我を忘れて尋常でない精神状態になったのを見て「まるで長く恋していた相手に再会したような」とためらいながら表現している。

ともあれクリフトも無事回復し、3人揃って導かれしものの仲間となる。以後は老練な目で戦局を見る頭脳として活躍した。

物語後半ではデスパレスからエスタークの情報を持ち帰ったユーリルを迎え、魔力を大きく消耗する長区間のルーラを成功させてアッテムトに飛んだり、エスターク戦ではトドメとして氷呪文最強のマヒャドを放ち、勝利に貢献した。


その他

年のせいか多少口が悪いのはリメイク・小説ともに共通。

小説では初対面のトルネコを「ふとっちょ」、マーニャを「あばずれたおなご」とこき下ろす一方で、勇者の神秘性を感じたり、ソレッタ国王の民衆思いで献身的な政治や気さくな気性を称えたりと、年の功を感じさせる渋いキャラである。なお、ライアンよりもござる口調に近い喋り方が見られる。


若い頃はブイブイ言わせていたらしい(しかもカジノの賭け方にも詳しい)事と、何と独身であることがリメイク版で明かされた。詳しく言うとサントハイム国王の片腕として共に無数のダンジョンを制覇し封印して回っていたと言う。

クリフトの実質的な魔法の手解きをした師匠でアリーナクリフトの事は『2人共実の孫のように可愛いと思っておる』とのこと。

クリフトがブライの弟子になったのも、全てはアリーナに振り向いて欲しいがゆえ。当然ブライもそのことは知っており生暖かい目で見守っている。

アリーナ一行はパーティの資金とは別に王国から預かった資金でアリーナの身の回りの物等を購入している…何しろ姫なので。ちなみに財布の紐を握っているのはクリフト。

ブライはああ見えて金使いが荒い(主にアリーナの甘やかし過ぎで)。

ひかりのドレス19000Gをカジノで当てたアリーナに対してブライの感想はと言えば……。

『こんな『安物のドレス』より王国より最高級のドレスを送って貰いますものを………。

姫様が舞踏会のためとは言え自分からドレスを着たいとおっしゃる機会はありませんでしたからな…じいは嬉しゅうございます(泣)』

19000Gのドレスをアリーナに似会わない『安物』とこき下ろす一般人から外れた金銭感覚を持つ。


サントハイム王家の理解者であるエンドール国王を「アホ王」、ソレッタとその国王までも「ド田舎」と批判するなど、行き過ぎた毒舌が多いが、一方で面倒見の良い爺さんでもあるため、ムードメーカーとしての活躍も増えている。スタンシアラでの会話からかなづちという一面も持つ。


4コマでは「ジジイ」のイメージからか、「ハゲ」「ヒゲ」「寿命」「体力なし」などブラックなネタもあれば、姫やクリフトとのコメディや常識人のライアン・ミネアなどとのほのぼのした絡みと、多岐にわたって描かれている。


ドラゴンクエストヒーローズ』シリーズには4の仲間キャラではただ一人参戦せず(またいただきストリートにも2023年11月4日現在4のキャラで唯一未登場)、ファンから『導かれなかった者』として弄られている。ライバルでチョー氏が新たにブライを担当することになった。


注意

最近では単にブライのみで検索すると主に『ラブライブ!』のタグに引っかかるため、「ドラゴンクエスト」や「ドラゴンクエストⅣ(ドラゴンクエスト4)」、「DQ4」などのタグを付けることで判別がしやすくなる。


関連タグ

ドラゴンクエストⅣ

勇者(DQ4) ライアン アリーナ クリフト トルネコ マーニャ ミネア

サントハイム

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