ネタバレ注意
当記事には仮面ライダービルドのネタバレが凝縮されています。
閲覧にはご注意ください。
このコーナーの趣旨
土星ババア「ブラッドスタークのせいで散々な目に遭った人達(自称を含む)を紹介するコーナーじゃ。と言うか……ブラッドスターク、やり過ぎじゃ!」
ファイル1 葛城巧
もしかしたら最大の被害者かも知れないマッドサイエンティスト。
最初の内は、ノリノリでファウストを共同運営していたが、どんどん理想から遠ざかる組織に愛想が尽きて脱会を決意し、それをブラッドスタークに告げた。
だが、脱会どころか記憶を消され、万丈龍我に殺されたと言う偽りの報道を流され、顔を佐藤太郎のものに、名前を桐生戦兎にそれぞれ変えられ、仮面ライダービルド役を押し付けられた。
第33話にて彼の真の正体も父親の資料を見て知っていたようで、それを含めて今公表されては不味いから記憶操作を行った事も判明している。この為、彼の記憶消去はファウストを抜ける事では無く自分と龍我の秘密を知った事が動機だったようだ。
ファイル2 佐藤太郎
葛城巧死亡と言う嘘の報道を流す為の生贄にされた三流(実はそうとは言えなかったのだが)ロックシンガー。
葛城のいるマンションに新薬実験のバイトで呼ばれたが、ブラッドスタークの姿を見て慌てて逃げた所をブラッドスタークが投げたナイフに当たって死亡。
その後、彼の死体は顔を葛城巧のものに作り変えられ、「万丈龍我に殺された葛城巧」として処理され、長らく行方不明者として扱われた。
ファイル3 万丈龍我
脱獄と(実際は発生すらしていない)葛城巧殺害事件の容疑で指名手配されている元格闘家。
無論、彼がこんなふざけた冤罪による服役に素直に従う筈もなく、直ぐに脱獄して結果的にnascitaに転がり込む。
だが、nascitaのマスターである石動惣一の正体こそが、彼を苦しめた冤罪の元凶であるブラッドスタークであったと言う大どんでん返しを食らってしまった。
そして彼の生い立ちは、火星に生息する地球外生命体の一部が寄生した事に因り、妊娠1ヶ月で急成長を遂げた赤ん坊であり、それが元で特殊能力に目覚め真の黒幕(後述)が目にかけていた存在だった。
ファイル4 氷室幻徳
ナイトローグとしてブラッドスタークとファウストを共同運営していた元東都政府首相補佐官。
だが、ブラッドスタークがナイトローグの指示を無視して身勝手な行動を繰り返した為関係が悪化。しかも、難波重三郎のパートナー役を石動惣一に盗られてしまった。
後に明らかになった事実では、ファウスト設立以前の時代に親友を殺されており、それどころか、実父の氷室泰山が彼を庇って仮面ライダーエボルに殺害されている。
ファイル5 多治見喜子
ブラッドスタークの相棒……と思い込んでいた北都政府首相。
東都にいられなくなったブラッドスタークを拾い、ブラッドスタークの知識を使って仮面ライダーグリスやハードスマッシュ、更にはハザードスマッシュまで生み出して東都を攻撃した。
だが、ビルドとグリスが一騎打ちする事になったあたりからビルドが東都以外のフルボトルを所持する等雲行きが怪しくなり、西都側のガーディアンが首相官邸に乗り込んできた際、
俺は始めから、あんたの味方じゃない
と言うとんでもない手のひら返しを食らって、彼女だけ拘束されてしまった。
ファイル6 御堂正邦
西都政府首相。
当初はブラッドスタークとの絡みはあまりなく、どちらかというと難波重三郎の掌の上で踊らされていた印象が強かったが、西都編の最終章である28話にて被害者に加わる。
東都と西都との戦争が東都の勝利で終わり、全てが終ったことに動揺していたところ、難波重三郎に「東都との約束など反故にしろ」と言われ、流石にそれは許されないと拒否したことで難波重三郎に見限られ、そこにブラッドスタークが現れる。
そして、ブラッドスタークに毒殺された挙句、スタークの力によって難波重三郎が御堂首相の顔に変わり、西都は難波重工に乗っ取られることになる。
この人に関しては、ブラッドスタークだけでなく難波重三郎からも裏切られており、死後もその顔を利用される。という、ビルド世界の三首相の中で一層不憫な目に遭っている。
ファイル7 モブキャラ全般
ファウストの幹部として東都に居た時から人体実験を行い無数の被害者を出しており、東都の警備兵を始め、多くの人間が彼の手で直接殺されている。
万丈龍我の冤罪に関わる刑務官の鍋島は、彼に利用された後にスマッシュに変えられて記憶を奪われたり、東都の科学者たちは彼に利用されたのちに殺されたりしており、佐藤太郎や御堂正邦はその代表的な例に過ぎない。
そればかりか、猿渡一海が仮面ライダーグリスになったのも、彼を助ける為に北都三羽ガラスがハザードスマッシュになったのも、彼の差し金であり、結果としてこれが三羽ガラスの死の遠因になった。
そもそもの話、ビルド世界の日本がスカイウォールによって三分割されたのも、三国間で多大な被害を出しているビルド世界の戦争を引き起こしたのも、ブラッドスタークの暗躍によるものであり、言い換えるならば、ビルド世界の人間全員が彼の被害者である。
ファイル8 石動惣一
実は石動惣一自身はパンドラボックスの光を浴びた以前の問題を抱えており、30話にてブラッドスタークの声の主と対立をしていた事から、今までの所行が本当に彼自身の意志によるものなのか疑問視された。
実際、その真相はエボルトというブラッドスタークの真の正体に憑依された事が葛城巧のデータから判明し、彼は加害者と見せかけて作中最大の被害者だった。
憑依者の支配に抗えるという事は肉体を支配されている状態でも自我や意識を保っているという事であるのだが、それは自分の姿を利用して他人を陥れ嬲る憑依者の所業を目の当たりにし続けていたという事でもあり、真相を知るごく一部の者を除けば世間的には自身が主犯と看做されるような状況に置かれるなど、徹底的に悲惨な境遇に陥っている。
そして、彼が究極のドライバーを手に入れたことにより、さらなる被害者が・・・
番外 仮面ライダースラッシュ
外観が似ている(主に頭部のソードクラウンと首周り)ためにスターク呼ばわりされることがある。
番外2 仮面ライダージャンヌ
コブラをモチーフにした仮面ライダー繋がり。尚、変身者自身は正真正銘正義側だが、コブラの仮面ライダーというだけで一部視聴者からは「コブラ=またダークライダー」等とネタにされる羽目に。。
番外3 浄
仮面ライダーを題材としたゲーム「ライドカメンズ」の登場人物。変身後の姿や能力からスターク(とナイトローグ)がモチーフと思われる。
よりにもよってモチーフがモチーフなため、スタークの悪行を知るファンからは彼のビジュアルが公開された時点で怪しまれていた。実際、作中における動向および言動はビルド本編のスタークと同様に終始胡散臭いため多くの登場人物(特にこの人)から信用されておらず、上司や同僚からは度々釘を刺されている。
とはいえ、スタークと違い殺人等の明確な悪事を行った様子はなく、エージェント(主人公)や同じウィズダムシンクスのメンバーとの仲は良好。他のライダーともあくまで信用されていないだけで対立しているという訳ではない。また、女性に対する想いは本物である。
そして、リリースから数ヶ月後に公開されたイベントストーリー「Reverse&Now」及びメインストーリー第2部にて彼の過去(ネタバレ注意)が判明。詳しくは浄の記事か実際のストーリーを見ていただきたいが、ここで彼の過去を知ったプレイヤーには疑ったことを謝罪する者もいたとか。
(一応彼自身にも非はあるが)味方にも拘らずモチーフが原因であらぬ疑いをかけられてしまったという点では、浄もまたブラッドスタークの被害者と言えよう。
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後続記事:ネタバレ注意!!