概要
北都三羽ガラスが変身する新たなスマッシュ。赤羽曰く「究極の進化形態」。
キャッスルハードスマッシュ、スタッグハードスマッシュ、オウルハードスマッシュの3体のみ。
通常のスマッシュとは違い、明確な意思と高い戦闘能力を持ち、そのボディには共通して北都のシンボルマークである福寿草が描かれている。
戦闘力は単独では通常のビルド、クローズを圧倒する。また、モチーフの特徴や一見関係の無いワードを名前に冠する通常のスマッシュとは異なり、モチーフがそのまま名前に冠されているのが特徴。
3体で対象を包囲してエネルギーで体を包み一斉に体当たりを仕掛ける連携技を持ち、ラビットタンクスパークリングフォームに大ダメージを与える程の威力がある。
スクラッシュドライバーで変身することでようやく互角以上に戦えるが、一方でビルドのベストマッチフォームでも初見かつ1vs1に持ち込めば善戦できる。
変身する際は、それぞれの対応したロストフルボトルを自身の左腕に挿し込む事で変身する(なお、変身後は左腕に挿し込んだフルボトルが装備されているのが確認できる)。
変身の様子は仮面ライダーWの一般ドーパントや仮面ライダーエグゼイドの○○ル系バグスターに近い。
自我があるため任意で元の姿に戻ることもできるようでボトル回収のため3人とも人間の姿で戦兎を探していた。
通常のスマッシュはハザードレベル2でライダーより低く(強さは別にして)所謂戦闘員クラスにあたるライダーより格下の存在である事を考慮すると自我を持ちライダーと対等に戦う(ハザードレベルもビルドドライバー適応に必要な3.0を突破している)など、この時点で既存シリーズにおける「ライダー=怪人」の対等な位置づけがようやく成り立つ事になった。
実は北都を拠点としたファウストがその技術を流用して生み出した個体である。
ハザードスマッシュ
何度もビルドとクローズに敗北した事もあり、第19話ではブラッドスタークが所持するハザードトリガーによって強化改造を施され、ハードスマッシュ改めハザードスマッシュへとパワーアップする事となった。
いずれも一般スマッシュの強化タイプ同様、全身のカラーリングが黒鉄色に変色しており、ハザードレベルの上昇により戦闘力はハードスマッシュ形態を大きく上回っている。
その実力は3対1の連携ありとはいえビルドの強化形態であるラビットタンクスパークリングフォームを圧倒し、変身解除に追い込むほど。
更にビルドが使った時とは異なり、理性を失わないのも特徴。ただし、その代償として一度倒されれば肉体が消滅してしまうという大きなリスクを伴う(恐らくだが、ネビュラガスを過剰投与されたような効果を起こしている可能性がある)。
第19話時点では3人の連携ありでハザードレベル3.9であるビルド(=戦兎)を圧倒していることから恐らくハザードトリガー使用後の三羽ガラスのハザードレベルは最低でも3.9以上に到達していると思われる。
但し第20話でクローズチャージと戦った時は苦戦していたため、4.0には達していないと思われる。ラビットタンクスパークリングにいたってはハザードレベル4.2のグリス相手でもそこそこ善戦していた。それを変身解除に追い込むほどに強化されているのだから、ハザードトリガーが「禁断のアイテム」と呼ばれるのも納得である。
関連タグ
鉄のラインバレル……主役格三人の乗るロボットが、二本の角を持つ両刀使い、背中にウイングのようなパネルがついている、ごつい体型で両手の甲に分離ユニットが付いた黄色い三号機と、偶然だろうが似通っている。