ファングスマッシュ
ふぁんぐすまっしゅ
石動惣一「あの日からここが、お前の帰る場所になった。俺、戦い終わったお前に『おかえり』って言うの、好きなんだよ。なんか・・・”家族”って感じがしてさ」
『仮面ライダービルド』第13話「ベールを脱ぐのは誰?」に登場。
桐生戦兎の回想に登場したスマッシュで、初めてビルドに変身した時に戦った相手。名前は字幕にて判明しており、能力や素体となった人物については不明。
その外見は頭部が立方体が小さいスクエアスマッシュ不完全態に酷似している。
どこかの工場で生身の戦兎を追い詰めていたが、戦兎がビルドドライバーとフルボトルでラビットタンクフォームに変身して戦うと次第に圧倒されていった。
その後は登場しないがおそらくビルドに倒され、成分を採取されたと思われる。
何のフルボトルになったかだが、戦兎が第1話の時点で所持していたフルボトルからモチーフが一致しそうなライオンフルボトルだと推測される。
氷室幻徳の過去が描かれたストーリー『ROGUE』序章でも登場。ファウストが活動を開始してまだ数ヵ月の頃、葛城巧を始めとする研究員達が行う実験の中で被験者が変異したが、ネビュラガスの投与量を誤ってしまった事から暴走。変異後は研究員達に襲い掛かったが、そこへ駆けつけた石動惣一にトランスチームガンで狙撃され、そのダメージにより元の被験者の姿に戻った。
スクエアスマッシュの不完全体がこれと全く同じ姿をしているが、公式で同一であると明言されていないため、「不完全体=ファングスマッシュ」というわけではない模様。
また、『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダービルド超全集』(小学館)でも明確にスクエアスマッシュと別個の怪人として記述されている(P106より)が、なぜか『仮面ライダー図鑑』ではページそのものが存在しない。