「我が字(あざな)は、“仮面ライダーウインド”!」
「汝、全世界の栄光を得たりて、一切無名は散ずべし…!」
CV:石丸幹二
スーツアクター:齊藤謙也
変身者
・九堂風雅
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する仮面ライダー。
第26話より登場
九堂風雅がアルケミスドライバーで変身する。
その実力は最上級の錬金術を操る冥黒王達にすら警戒される程の強さを誇るが、訳あってあまり前線に出ることのない風雅の事情から劇中では僅か3回の登場(第26話、第40話、最終話)に留まった。
そのうち、真っ向勝負で苦戦し、尚且つ変身解除に追い込まれたのは第40話のクロトー・レビス戦のみ。
第26話でもグリオンは変身解除後の隙を狙って襲撃している事からもその実力がうかがえよう(この時討たれたのはあくまでも義体なのだが、義体でこの強さなのだから、本体の強さは推して知るべし)。
変身
風雅が右手の中指に装着されているアルケミストリングがハイアルケミストリングへと形状変化すると同時にアルケミスドライバーが出現。
ハイアルケミストリングをドライバーへ2回翳してハイアルケミスリンクし、ライドケミーカードスロットにはそれぞれ右側にファンタスティック、左側にコズミックのものを装填する。2枚が装填されるとドライバーから「One thing, all things…!」の待機音が流れ出し、風雅はマントを翻し錬金連合ライダーの変身時と同じく正面に手を突き出して三角を作り、「変身!」と叫んでセミアルトヴォークを開いて変身を完了する。
この時双方のケミーのエネルギーが凄まじく、自身の錬金術で制御していることから風雅自身の術師としての熟練度がうかがえる。
形態
基本形態
『GIGABAHAM!』『KUROANA!』
『ダークインフィニティ! ブラックバハムート!』
使用アイテム
ウインドの変身ベルト。マジェード(りんね)の使用するアルケミスドライバーとは別の機体で、風雅の意思でドライバーを呼び出すことができる。
変身および必殺技発動時に使われるリング。
錬金術により誕生した人工生命体・ケミーを封じ込めたカード。基本的に風雅はギガバハムとクロアナのみを変身に使用しているが、この2体のケミーは風雅の意思で自ら駆けつけている。
テーマ曲
仮面ライダーウインド
作曲 | 高木洋 |
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第26話での初登場時のBGM。
「仮面ライダーガッチャード TVオリジナルサウンドトラックVol.2」に収録された。
What’s your FIRE
作詞 | 藤林聖子 |
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作曲・編曲 | tatsuo |
歌唱 | RIDER CHIPS |
第26話での戦闘シーンに用いられた。
元々はファイヤーガッチャードやヴァルバラドの戦闘曲として用いられて来た。
風の守護者
作詞 | 瀧尾沙 |
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作曲 | 高木洋 |
編曲 | tatsuo |
歌唱 | 九堂風雅(石丸幹二) |
先述の仮面ライダーウインドに歌詞をつけたもので「仮面ライダーガッチャードSONG BEST」に収録。
最終話にてラストサビが使用された。
風をイメージさせる壮大な曲調が特徴的で石丸氏が元劇団四季所属者だったためか、声量は本作の楽曲の中でも群を抜いている。
余談
- 待機音の「One thing, all things」は「一つの事象、全ての事象」を表す。
- スーツアクターの齊藤氏は仮面ライダーリガドΩや仮面ライダーゼイン等これまでラスボスとなるダークライダーを演じてきたが今回初めて味方側のライダーを演じている。
- 同じドライバーを用いるマジェードはコズミックケミーとファンタスティックケミーとの組み合わせでフォームチェンジ可能だが、ウインドもそうであるかは不明。