「宇宙のあらゆる星を食い尽くす。それこそが”ブラッド族”の使命や」
概要
『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』で判明した異星人達の種族名。
パンドラボックスの力を利用して数々の星を滅ぼして来た星狩り族であり、TV本編に登場するエボルトもその一員である。
劇場版登場の3人は、エボルトと同じく十年前から地球に訪れており、石動惣一同様に「極プロジェクト」の宇宙飛行士だった3人の人物に擬態して各都の首相の傍で暗躍、エボルトの陰で地球滅亡のシナリオを立案して御膳立てし、エボルトの暗躍を支援していた(その為、実は彼等はTV本編でも僅かに登場している)。
しかし、エボルトが地球を支配する方向に興味を示し始めた事で、これを「裏切り」と見なして自分達で地球を滅ぼすべく行動を開始した(エボルト自身はあくまで一時の快楽に興じていただけで、別に地球滅亡を辞めた訳ではなかったのだが)。
ちなみに彼等が名乗る名前はいずれも乗っ取ったor擬態した人間のものか他の者から付けられた名前であり(誤解されがちだが、「エボルト」というのも火星の民がつけた呼称である)、ブラッド族としての名前もあると思われるが、作中で本人達が本名を語らなかった為、本名が明かされる事はなかった。
実際は、名前にあまりこだわりがない種族なのかもしれない。
後にVシネ『仮面ライダークローズ』でブラッド族の王・キルバスが登場。ブラッド族がかつてブラッド星という星の住民であった事が明かされた。ちなみにキルバスは現状唯一本名が分かっているブラッド族である。
『シティウォーズ』では、仮面ライダージオウからは「星を滅ぼし尽くして一人ぼっちになった世界でどうするのか」とそのあり方を問われたが、エボルトはそれはその時考えると答えている。
一覧
本編登場
劇場版で登場
Vシネで登場
- 柿崎悟志/キルバス/仮面ライダーキルバス 演:進藤学 声:勝杏里