演:古村比呂
概要
特撮「仮面ライダービルド」の登場人物。テレビ本編の第7・8話にて登場。
「葛城巧」の実の母親。北都で暮らしており、学校へ行けない貧しい子供のために青空教室を開いていた。
桐生戦兎は、葛城巧の研究データを調べる過程で研究データを彼女に預けた可能性があることを思いつく。そのため北都へ潜入して彼女への接触を計った。息子の死にまつわる戦兎らの説明に納得した彼女は、自身の夫であり葛城巧の父親である葛城忍が、パンドラボックスの責任者だったことを教えた。また、葛城巧からUSBメモリーを預かっており、東都のある場所に隠しており、自らが東都へ取りに行き、戦兎らに渡すかはその後で決めることにした。
ところが、葛城巧の研究データの在り処を知ろうとしたナイトローグに誘拐され、ナイトローグの正体である氷室幻徳に「息子が遺した遺書と引き換えに研究データの隠し場所を教える」という取引を持ちかけられ、研究データの保管場所の鍵を渡す。しかし息子の遺書などは初めから存在せず、氷室から騙されていたと知る(ただし、後述の理由から氷室達も騙されて偽の隠し場所へ誘導させられた)。そして記憶消去も兼ねてストロングスマッシュハザードに変異させられてしまった。
スマッシュ化した影響でファウストのアジトで見聞きした事に関する記憶は失われたが、生前の息子から「信用できない人が奪いに来た時は、偽の隠し場所の鍵を渡せば良い」と予め伝えられていたらしく、本物の研究データを戦兎に託した。
その後、息子の研究データから戦兎が見つけた「産んでくれてありがとう」というアナグラムの文章を見て涙を流した。
息子の巧及び、夫の忍はストーリーにおいても重要人物であるが、本人が登場したのは2話だけで出番は少なく、影が薄い。
余談
ちなみに戦兎役の犬飼貴丈は古村比呂のファン。
以後の出演がないのは彼女が抱える病気が再発したためと思われる。