エボルト(怪人態)
えぼるとかいじんたい
『オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!』
「いよいよ新世界の扉が開くぞ!」
『Ready go!』
『フィーバーフロー!』
『フハッハッハッハハハハ!』
『フハッハッハッハッハハハハハ!!』
仮面ライダーエボル ブラックホールフォームが10本のブラックロストフルボトルによって完成した“ラストパンドラパネルブラック”を吸収、エボルトリガーを用いて力を解放したエボルトの真の姿。ブラックホールフォームの派生・強化形態にも受け取れるが怪人とも言える特殊な立ち位置。
容姿は赤いコブラを彷彿とさせるエイリアンと言ったところ。
戦闘力はブラックホールフォームと比べても隔絶しており、腕を一振りするだけでビル数棟を薙ぎ払う強烈なビームを放ち、軽く蹴った余波だけで離れたビル数棟を崩壊させるという規格外のパワーを見せた。
ワームホールを自在に作り出して一瞬で別の惑星へと移動する星間移動が可能になった上に惑星のエネルギーを吸収し、利用する事により際限なく進化し続けパワーアップする事が出来るという恐ろしい能力を持つ。劇中では惑星を1つ吸収したことで、手甲“エボルティグラスパー” を実体化させる強化をみせた。
また、ブラックホールフォームの能力もそのまま使うことができ、エボルドライバーも巻いたままでありドライバーを介した必殺技発動も可能。
以上のようにとんでもないスペックを誇るが、こちらもブラックホールフォーム同様、弱点が存在しないわけでは無く、取り込んだ“黒いパンドラパネル”やパネルのブラックロストボトルが体内から取り除かれると退化してしまうという弱点がある。
そして、ドライバーを装着しているままなので、エボルトリガーを攻撃されると行動不能になる点も引き継いでしまっている。
上記の通り、エボルドライバーを腰に巻いているため怪人でありながらベルト操作で必殺技を放てる。
- ブラックホールブレイク
「お前には出血大サービスだぁ‼」
ブラックホールフォーム時にも使用していた、巨大なブラックホールを発生させる攻撃。
ただし大きさはその比ではなく、星ひとつを吸い込めるほどにまで拡大している。
劇中では自身を強化するため、あるいは戦兎にゆさぶりをかけるためだけに上記のワープ能力でビルドもろとも宇宙のどこかにある別の惑星に瞬間移動、丸ごと吸い込んで星一つを容易く滅ぼした。
この際、この惑星の住人と思われる半透明のヒト型の生物は、突然現れた彼らに驚いていたが、何が起きたのか理解すらできないまま一緒に吸い込まれてしまった。
第48話より登場。エボルト(怪人態)が、月や地球の一部を吸収する事で超進化した姿。怪人態以上に強化されている。
自発的に攻防を繰り出す両肩部の進化生命体“エボルティヴォイダー”や手甲“エボルティグラスパー”が発生・固着している。これらが自律攻撃・防御を行う能力を獲得していることに加え、怪人態時のブラックパネル喪失による退化さえ克服している。
ただしその膨大なエネルギーを最適な状態で維持・管理するには、引き続きエボルトリガーが必要となるため、トリガーが故障すると行動不能になるブラックホールフォーム時から共通するウィークポイントが存在する。
それを再び突いたローグが執拗にトリガーを攻撃、自らの消滅と引き換えにトリガーを故障させたことで行動停止に陥り、ブラックパネルを奪われた上でクローズマグマによって、ホワイトパネルから放たれた光の隙間に放り込まれてしまった。
究極態(ファイナルステージver)
「宇宙を滅ぼす真の力よ…。ここに集まれ…」
「これが究極の姿。さぁ…、遊びは終わりだぁ!!」
仮面ライダービルドファイナルステージに登場したエボルトの究極の姿。真の力を引き出した影響からかドライバーからトリガーが消えている。
TV本編の究極態をベースに、カラーリングがビルドジーニアスフォームのように全身が白く、体中のラインには暖色系と寒色系が左右それぞれに流れている。エボルト版ジーニアスフォームとも言え、攻撃力も防御力も大幅に上がっている。
その力で戦兎達を追いつめるものの、戦兎と龍我が物理法則を越えた力であるクローズビルドフォームへと変身し、その猛攻に押される。
更に、エボルト自身は進化し続けることができるが、進化に体がついていけるかは別問題だったようで、パワーアップしすぎたことが仇になって力を制御できなくなり、苦しみだしてしまう。
その隙に繰り出されたクローズビルドのラブ&ピースフィニッシュで大ダメージを負い、遺伝子を分散させて再び復活を図るが、それを見越していた戦兎がジーニアスボトルの力で遺伝子を全てスマッシュとして実体化させた上、グリスブリザード、プライムローグ、マッドローグを加えた4ライダーによってスマッシュは全滅し完全に退路を断たれてしまう。
最期はクローズビルドがフルボトルバスターで繰り出したファイナルマッチブレイクでトドメを刺され、エボルトは戦兎達の前で消滅した...はずであった。
当時の書類ではエボル怪人態と記載された。この姿の登場はメタ的に言うと、実態の無いエボルトに違和感を感じられて、本来の姿が登場する事になったという。
「ビルド-ファイナルステージ-」にて行われた変身シーンのパフォーマンスでは、前川氏と金尾氏の二人で行われた。
金尾氏は、最初「僕自身は、(個別で変身者の役がないので)変身しないんですけど・・・(このパフォーマンスに参加するって)打ち合わせにもないのですが、僕も参加していいんですか?」と少々戸惑い気味だった。
前川氏の変身後に「ふはははははは! こっちの声の方が、馴染みがあるかぁ? お前は、俺が創った【見せかけのヒーロー】なんだよぉっ!!」と参加し来場者たちを盛り上げた。
仮面ライダービルド エボルト 仮面ライダーエボル ︎︎ラスボス ︎︎ブラッド族 どうあがいても絶望 ︎︎勝てる気がしない
ロード・バロン・・・仮面ライダーから怪人になりラスボスとなった繋がり。
仮面ライダークロノス←エボルト(怪人態)→アナザーディケイド
Vシネクスト「仮面ライダークローズ」における戦いの後、エボルトは何とこの姿での復活を遂げている。警戒する万丈達に地球を去る事と力を蓄えて再び戻ってくる事を告げた後、赤いアメーバ状の姿となって空に去っていった。
また、本作ではキルバスによるブラッド星が滅亡からパンドラボックスを携え逃亡するトリガーとボトルがない怪人態の姿が回想されており、これまではっきりしていなかったエボルトの本来の姿がこの怪人態である事がほぼ確定した。
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vsエボルト(仮面ライダービルド)
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